高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、45年の歴史をもつ共同購入の会です。

はり灸から見た、環境・からだ・こころ 終わりました。

2019-04-24 09:00:00 | イベント報告
★ はり灸から見た、環境・からだ・こころ ★ ~4月の企画

4月14日、ソーレにて、「はり灸から見た、環境・からだ・こころ」の講座でした。
講師は、いの町で鍼灸院を開かれてる矢田修さん。


今でこそ大手を振っている現代医学(西洋医学)ですが、
それまでは、ギリシャ・ローマ・アラブ医学、インド医学、中国医学という伝統医学があったそうです。

現代医学は、生物医学ともよばれ、人間を生物(ヒト)として“一様”に集団として扱うのに対し、
伝統医学は、「手段」「対象」「目的」がともに自然であり、自然の中に生きる“多様な個人”として扱う。
自然が多様なように伝統医学もまた“多様”である。
ひとりひとり違う、という事なんですね。
矢田先生のはり灸は、もちろん伝統医学に基づいて治療されてるそうです。

伝統医学の考え方で面白かったのは、木→火→金→水に一日と四季の自然の営みが対応しているということ。
(一日)朝→昼→夕→夜
(四季)春→夏→秋→冬


そして、人の身体がまた同じように対応しているということ。
肝→心→肺→腎


難しい言葉もあって、すべてを理解できてないかもしれませんが
心にストンと落ちるお話がいくつもありました。


強く心に残ったのは
ヒトは動くようにできている、歩きなさい。
毒(添加物や農薬など)を体に入れない。
寝なさい、寝てる間に回復する。

後半は、おいしいおやつと飲みものをいただきながらの質疑応答タイム。
個人的な悩みにも答えてもらいました。


身体を触って「う~ん、これは○○」なんて場面もあり。


伝統医学のこと、もっと詳しく勉強したくなりました。
食べて寝て歩いて、楽しく心地良く暮らしていきましょう。
矢田さん、みなさん、ありがとうございました。

( 管理人 )

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 天竺舎だより 4月5日記 | トップ | 食通の うずらの玉子・水煮 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

イベント報告」カテゴリの最新記事