高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月設立の「高知土と生命を守る会」を母体にした
40年の歴史をもつ生産者と消費者の会です

宇和島の石鹸屋だより 4月22日記

2019-06-05 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
愛媛県宇和島市 八坂石鹸の増田明宏です。

10年ほど前から市が廃油の回収を勧めています。
行政関係の廃油がバイオディーゼルに回るようになり、
石けんの原料として、足らなくなり、新しく廃油を求め、近圏を探すようになりました。
今まで、無料で回収をしていましたが、石けんと交換することで、
段々昔のように集まってくるようになりました、しかもきれいな廃油が。


昔は「じゃこてん」を揚げる廃油を,使っていたため、
粉石けんも茶色っぽく匂いも臭かったのです。
いい石鹸を作るため それを止め、家庭用や工業用の
出来るだけ綺麗な廃油を使うよう心がけています。
ですから行政関係の廃油は、どうしても欲しいものでした。
それ以来、行政関係は特に石鹸交換を進めていったのです。
その成果があり、今は、幼稚園、老人施設などの廃油が来るようになりました。

交換の石鹸は、台所固型石鹸と漂白剤粉石けんです。
初めの頃は、石けんの使い方が分からず、説明をしていました。
今は、[安全でよく落ちる]とのことで好評です。
まあ無料で頂く石けんだから誉めるでしょうが。
おかげで、廃油も集まるようになり、良い石鹸を作れることで喜んでいました。


しかしながらアルカリ剤やマグネシウム洗濯が流行りだし、
石けんの方が洗浄力や洗い上りはいいのですが、石けん洗濯は減っています。
もう少し若い人の認識が広がればと思っているところです。

リサイクル石けんを使いましょう。

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2019年6月号より転載しました。
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