あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

一斉に咲いた彼岸花

2008-09-21 01:16:04 | 植物

 4日前、彼岸花が咲き始めたなあと思ったばかりなのに



 今はどこもかしこも彼岸花の赤が目立ちます。 お彼岸の時期を違えずに一斉に咲くのが不思議です。 


 今日お墓へいくとここでも彼岸花が満開でした。 キーウイ畑の向こうの方も赤に染まっています。



 道に沿ってずらっと咲いた彼岸花。 



 こんなふうに並んで咲いていると、頭だけを傘や棒切れでへし折っていく子がひとりふたりは必ずいましたね。 簡単にすぱっと首が切れていくのがおもしろいのかもしれません。 切られても球根をほじくられても、また次の年にはしっかりと群れになって咲いている。彼岸花ってしたたかです。


 今年の春、あちこちでチューリップの花がへし折られて問題になりましたが、そのときわたしの脳裏に浮かんだのはこの彼岸花のことでした。チューリップを傷つける大人が、彼岸花を見たとしたらやはり首を折っていくのだろうか、それともチューリップがお金と手間をかけて咲いたものだからこそ傷つける意味があったのか、わたしにはわかりませんが。


 彼岸花の続きにはうすむらさきの花の群れ。 ツルボというのでしょうか。 きれいに並んで生えていますが、これも野生の花です。 こちらはいくら群れていても首を切られたりはしないようです。 



 


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自家製とうがらし

2008-09-20 08:11:36 | くらし

 数年前のこと、一緒に勤務していたある先生から、赤くなった唐辛子の株をいただきました。 その先生によると、毎年2,3本の唐辛子を植えていて、枝ごと乾燥させて1年間使っているというのです。


 なるほど~。 できるだけ国産品を買いたいと思って探してみても、売っているとうがらしはほとんどが外国産です。 こうすればよかったのか。


 その年は、1年間とうがらしを買わずにすみました。 とうがらしは良く乾燥させると本当に1年間保存できたのです。 
 以来、わたしは産直市場に出回る地元産のとうがらしを買って乾燥させて使うようになりました。 (買ってというのがねぇ・・・・)


 今年の春、ぶじおくんに、どんな野菜を植えたらいいかと聞かれたとき、わたしは迷わずとうがらしをお勧めしました。 ぶじおくんもぶじこも大の辛い物好き、きっと役に立つと思ったのです。 ついでにうちにもお裾分けしてもらったらーフフフ 


 これが、そのとうがらしです。 
  


 で、でかい。 一本でこれだけ。
 以前いただいたものの5倍くらいある・・・・・ しかも茎が14,5本。 苗を買って植えたの?と聞くと
 「いいえ、種からですよ。」


 すでに赤いのがあるし、まだあおいのがあるしでいつ収穫したらよいか分からない。 そこで、赤くなった実が多い枝から順次切っていって干してはどうだろうということになりました。



 きれいですねえ。 


 干すにはこの葉っぱを全部とってしまいます。 そうそう、とうがらしの葉っぱは食べられます。 さっそくお昼に佃煮を、 夜には天ぷらにして食べました。 ほんのちょっとからしのにおいがするだけで辛みはありません。 ぶじおくんにはそれが物足りなかったみたいです。


 軒下の針金にひっかけておきました。



 残りの葉っぱと、一緒についていた青い実はぶじおくんが持って帰りました・・・・・。


 2,3日してぶじこの家に行くとー


 「味見してください。」


 冷蔵庫から出してきたのは
 


 とうがらしみそ・・・・箸の先にちょっとつけてちょっとなめてみる

 ひっ 辛っ


 とうがらしのしょうゆづけ・・・・箸の先のしずくだけでは味はわかりかねます。 これは失敗作だそうです。


 グリーンカレー・・・・持って帰ってごはんにかけていただきました。 
 ぶじこによると
 「グリーンカレーなんか食べたことないのにネットで調べて作りよった(作っていた)。 それがまたおいしいんよ。」 
という一品。 
 ココナッツミルクのまろやかな味と、とうがらしの辛みがさわやかなカレー。 おいしかったです。 わたしが写真に撮ると、とってもまずそうに写っていたので、写真は載せません。


 干したとうがらしはすでに、我が家で使う一年分くらいはありそうです。 でも畑では



 とうがらしがてっぺんに花をつけていて、まだまだ実をならせるつもりらしいです。


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気になる田んぼ

2008-09-19 01:39:19 | 植物

 稲が実ってきました。 すでに刈り取られた田んぼもありますが。


 まあ! この稲は? 
 田んぼ2枚分、ぺったりと倒れています。 今年はまだ一度も台風の上陸がなく、たいして風も吹いてないのに。



 頭が重すぎたんでしょうか。 茎が軟弱すぎるんでしょうか。 肥料を与えすぎると倒れると聞いたことがあります。 お世話をしすぎてかえって良くなかったのでは、苦労が水の泡ですね。


 こちらは放任しすぎの田んぼ。 草がいっぱい生えているんですね。きれいに穂の出そろった美田が広がる中に、たまにこんな田があると目立ちます。 
  



 


 この田んぼは草だらけ。 休耕田ですね。


 



 と思ったら、草の陰に稲が!



 除草剤を散布しないというのがポリシーなのかもしれません。 


 稲の中に生える草の中でも、ヒエという植物はやっかいで、小さいときは稲とよく似ていて草と気づきません。 ところが夏を過ぎる頃からぐんぐんと大きくなって、 稲よりぬきんでてくるので目立つようになります。 そしてそのころには、しっかりと根を張って簡単には抜けなくなっているのです。
 


 以前勤めていたK小学校では、5年生が稲を栽培していました。ある年、ことのほかヒエが多くあまりにも目立つので、子どもたちとヒエを刈ったことがありました。 すでに子どもの胸くらいまで伸びた稲の中でヒエだけを刈り取るのは大変な作業でした。
 見ていたお年寄りに、
 「先生、ヒエ断ちしよいでたん?」 とやんわりと言われて、「ヒエ断ち」という農作業が昔はあったことを知りました。 ヒエが種を落とす前に徹底的に抜き取って、来年から生えないようにするということでしょうか。
 K小学校では、栽培中に1回は除草剤を投入しておりました。 大きなお茶パックみたいな袋を田んぼのあちこちに投げ入れるだけなのでとても簡単なのです。 本当は人海戦術で草取りをしていくのが望ましいのですが、そこまで子どもたちも田んぼに時間を割くことはできませんので。 除草剤を入れてもヒエは生えるし、タカサブロウやタデなどの草もたくさん生えていました。 でも、徹底的に草を排除するより、そのくらいの草がある方が安心ではあります。 


 が、ここまで草ぼうぼうだと収穫の時影響はないのでしょうかね。 来年はもっともっと草ぼうぼうになるでしょうね。 よそ様の田んぼながら気になることです。



 もう一つ気になるのは、水田の端っこに生えている花。 わたしが子どもの頃にはこの花は咲いていませんでした。 これが目立つようになったのはここ10年ほどだと思うけど・・・・・ 多分外来種ですね。 かわいい花なのですが、なかなか元気な花のようなので、在来種への影響が心配です。



 これは多分、オモダカでしょう。 こちらでは水田や水路に生えているのです。 園芸用だとばかり思っていた花が自然に生えているのをみるとちょっとうれしくなります。 



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マンゴーの種から芽が出て・・・・

2008-09-17 23:58:02 | 植物

 これはなんでしょう。 2枚貝みたいに見えますが・・・・・・



 これはマンゴーの種を割ったところです。 この中身を傷つけないように取り出します。
 取り出した種は生きていて、素早く埋めないと死んでしまうのだそうです。 種は2個。 別々に鉢植えにしました。 8月19日のことです。


 9月1日、10日以上たつのに変化無し。 植木鉢をひっくりかえしてみました。 そうしたらー


 


 なが~い根っこが伸びていたのです。 

 生きてた!


 わたしはそろっと根っこを埋め戻しました。(鉢A) もう一つの鉢はそのままにしておきました。(鉢B)


 9月3日、変化のなかったBの鉢の方からアーチ型の茎が見えてきました。



 翌日のBの鉢。 たった1日で茎がひょろりと伸びておまけに柔らかそうな葉っぱまでついています。



 9月6日Bの鉢。 一人前になってきましたね。 成長の速さに驚かされます。 Aの鉢は全く変化無し。 いっぺん掘り起こしたのがいけなかったかなあ。



 9月13日。 Bの鉢。 葉っぱが大きくなってきました。



 9月17日、順調に育っています。



 変化のなかったAの鉢。 ようく見るとなにやら茎らしきものがでてきました。 やっと! 無事に育つのでしょうか。 育てねば。



 マンゴーの植え方はNHK出版の「趣味の園芸」のトロピカルフルーツの育て方を参考にしました。何年か先にこの木にマンゴーがなったら最高ですね。 がんばれマンゴーよ。 あ、わたしががんばらないと育たないか


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続 赤いバッグ

2008-09-17 02:47:08 | レザークラフト

 以前、赤いバッグを作りましたが・・・・・

 


 落ち着いたワインレッドとおとなしめの形にアップリケのかわいさがちょっとなじまないなあと思っていたのです。


 そのあとすぐ真っ赤な革を手に入れましたので、バケツ型バッグを作ろうと思いながら・・・・・・・やっと完成です。



 やっぱりあのアップリケは、この赤にお似合いです。 ただ、張りのある革なので周囲のフリルは無理でした。 それで細かく切ってフリンジにしてあります。



 後ろ側。 ポケットはあえて真ん中をずらして右寄りに。 ポケットのステッチと、上下のステッチはベージュの糸でしてあります。



 今回は内側を豚革ではってあります。ミシン縫いでファスナーつきポケットと携帯用ポケットをつけました。 かぶせは両側につけて中央でマグネットで止めます。



 今回のチャームポイントは脇縫い。 革を細く切ってその革で縫いつけてあります。 最後にリボンで結んで縫い終わりです。


 本来、縫い終わりが表に出ないように計算して穴をあけるのですが、どうもうまくいかないので敢えて表に出るようにしました。 


 ぶじこは、「こんなはでなバッグ、誰が持つん?」というのですが、おばさまたちにはかわいいと好評なんですよ。

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畑仕事その2 荒れ地の開墾

2008-09-15 22:52:35 | くらし

うちの前の空き地。



 わらびやらセイタカアワダチソウやらセンダングサやらクサギやら・・・・・・ 
 昔はなかったはずの梨の木やら、ボタンクサギやら、センダンの幼木やら・・・・・
 キジやら、トカゲやら、コオロギやら、スズムシやら・・・・・


 何でもありの広い空き地なんですが、



 とうとうその一部が畑に生まれ変わりました。 


 開墾というのはちょっと大げさかな。
 
 先々週の日曜日、夫とぶじおくんが草を刈り、トラクターで耕し、石灰をまいて野菜を植えるところを作ったのです。 もちろん、持ち主には了解を得てます。
 もともとはみかん畑でした。 セミがわんさかいて、夏休みの朝はセミの抜け殻をポリ袋いっぱいとってくるのが子どもたちの日課でした。 でも、みかんをつくっていたおじいさんが亡くなり、息子も都会に出てしまうと放置された土地はあっという間にセイタカアワダチソウに占拠されました。そして今ではなぜかわらびが増殖中。
 


 そして昨日の日曜日、管理機で畝をたて、畑らしくなりました。 



 ここにキャベツ、ブロッコリーの苗を植え、 だいこん、にんじん、ごぼう、レタスの種を蒔いたのです。 わたしもちょっとだけお手伝いしました。 畑の恩恵にあずかるのはわたしが一番でしょうから。 

 もっともっとたくさん植えるものがあります。 畑もまだまだ広がりそう。
 でも、ちょっとだけ荒れ地を残しておいて欲しいのです。 このやぶのどこかでキジが子育てしたり、 もしかしたらたぬきもここをすみかにしているかもしれません。 スズムシやカネタタキが夜通しいい声を響かせているし、今、ここは野生の生き物の楽園になっているはずです。


 それにー



 刈り取ったわらびの下からまたわらびが。


 わらびは春のものと思われがちですが、とろうと思えば夏の間中採れます。
 ほら!
 



 立派なわらびでしょう。 畑ができたおかげで、わらびの林の中に入りやすくなりました。 
 身近に野生のものを残しつつ、暮らしは便利にと、何ともぜいたくな(矛盾した)望みをわたしは持っているんです。


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畑仕事その1 つちのこ?

2008-09-15 01:17:03 | 生き物

 ぶじおくんが畑仕事にやってきました。
 お昼ご飯がすんでまた出ていったと思ったら、電話が。


 「あの、前の畑にいるんですけど、変な虫がいるんです・・・・・」
 


 カメラ、カメラー

 行くと、畑の真ん中にしゃがみ込んでいました。 
 「つちのこみたいなんがいるんですよ~。」
 なるほど、目と鼻の先から電話してきたのは、見張っていて動けなかったというわけね。 どうも、 わたしのために珍しい生き物の情報をくれたというわけではなかったようです。


 「ほら、つちのこってこんな形でしたよね。」



 大きさはわたしの中指くらいの長さです。
 「トカゲみたいでもあるし、こんなトカゲがいるんですかね。」

 わたしのみた感じでは、カナヘビに近いと思いました。 でもカナヘビ特有のきれいなブルーがないし・・・・・ 頭はどこだ? しっぽはどこだ?
 
 と、つちのこらしきものが動きました。 そしてやっと頭が判明。 しっぽは? 
  


 切れていました。 後ろ足も少し怪我をしている様子です。
 「ここ、機械で耕した?」
 「はい・・・、もしかして僕がけがさしたんですかね?」 
 残念ながらそのようでした。 でもしっぽならまた再生するでしょう。 なんとか元気になってね。 わたしたちは、そっとしておくことにしました。


 畑仕事に熱心なぶじおくんですが、街中育ちのせいか、虫がちょっと苦手なのです。 
 この間も、「変な虫がいっぱいいてぶわっと・・・・」と訴えてきました。



 こんなのが無数にいて、草の中を歩くと一斉に飛び立つんですね。


 まあ、わたしにはこのくらいはどうってことないけど、得体の知れない虫は気味が悪いみたい。 いもむし類はスコップですくってにわとりにやっています。バッタ類は平気みたいです。


 さて、仕事を終えたぶじこもやってきて、久しぶりに全員揃って晩ご飯を食べました。 そのとき、廊下をちょろちょろと走るものがー。


 「あ、ヤモリの赤ちゃん!」 
 「外へ出してやらないと」


 女3人、 「かわいい~」 と大騒ぎ。



 女3人が大騒ぎしているとき、廊下の向こうでぶじおくんが叫びました。
 「ゴキブリが出た~」 


 ぶじおくんはゴキブリが大大大の苦手です。


 あ、そう。 ヤモリを外へ出さなきゃ。
 
 「で、ごきぶりはどうしたん?」
 「逃げていった。 ゴキブリに似たコオロギを大量に見るせいか、だいぶ慣れてきた。」


 畑仕事をするには、いろいろと耐えなければならないことがあるようです。


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ニラの花穂も食べられます

2008-09-14 01:28:56 | 植物

 近頃道ばたのそこかしこに咲いている、白い花。 ニラの花です
 花かんざしのように可憐です。



 いちじくの木の間を縫うようにして咲いているニラの花。 田舎では、特に栽培しているわけではないけれど、増えるがままにしておいて必要な時にとってきていただく、そういうパターンが多いようです。 市場に出回っているニラと違って野生のニラは、葉が細く柔らかくて香りが強くてわたしは大好きです。 うちにも生えていますが、まだほんの数株ほど。 



 ここのニラ花食堂にはお客がたくさん来ていました。


 みつばち。 あちこちでブンブン。



ツマグロヒョウモンかな? これも数匹。



 他にもモンシロチョウやシジミチョウなど複数で。
 どの虫たちもニラの臭い匂いは気にならないようです。


 ところで、まだ花の咲いてない花穂は歯触りが良くてなかなかおいしいんですよ。


 ニラと牛肉の炒め物。 味付けは砂糖としょうゆだけでもいいし、豆板醤などを入れてピリ辛でもいいし、焼き肉のたれでもOK。 



 花が開くと芯が硬くなります。 花穂が伸びてきて開くまでのほんのわずかな期間しか食べられない旬の食材です。 しかもかなり繁殖した場所でないと家族みんなが食べるほどの量が集まりません。 


 ある意味贅沢な食べ物です。 


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おやつはカボチャまるごとプリン

2008-09-13 01:22:35 | くらし

 2,3日前に急に決まって、今日、デザイン教室仲間で芋たきをすることになりました。 それで、芋が煮える間ぼう~っと待つのももったいないから勉強をするというのです。 9月は県展の作品作りに忙しいから、デザイン教室はお休みの予定だったのですが。
 Sさんのおいしい芋たきが食べられるのなら大賛成です。

 他の人は何も用意しなくてもいいと言われたのですが、 おやつにかぼちゃプリンを作っていくことにしました。


 芋たきのほうは例によって大鍋にいっぱい。これを8人が食べるのですよ。もう、どんだけ~って感じです。



 中に入っているのは
 さといも にんじん ごぼう しいたけ もやし ねぎ しめじ こんにゃく むすびこんぶ
 かまぼこ ちくわ あつあげ じゃこてん ゆでたまご 白玉団子 鶏肉 うどん
 全部で17種類! 出汁は昨日から昆布とかつおとシイタケとを煮てとったとか。どこまでも行き届いて、徹底しているSさんです。


 テーブルの上にカセットコンロをおいて、煮える間汗をかきかき絵をかきました。 今日の勉強は抽象的な表現。 みんな苦しみました~。 


 そして3時のコーヒータイムはいよいよ


 カボチャ丸ごとプリンです。



 ごろごろしているカボチャの中から小ぶりなの(直径12,3センチくらい)を選んで作りました。

 作り方は相変わらず適当です。 


 カボチャをまるごとレンジでチンします。 レンジのワット数によっても違いがあると思いますが、わたしの場合は2個も作ったので、3回ほど様子を見ながら、6,7分かかりました。


 カボチャの上の方を切り取ります。 そしてスプーンで中身をくりぬきます。 このとき種の部分をあらかた取り除いておくと後の作業がやりやすいのではないかと思います。わたしは種も実も一緒にしてしまったので、裏ごしがたいへんでした。


 とりだした実を裏ごしします。 固くてやりにくい場合は鍋でいちど煮るかレンジにかけるかするといいと思います。


 うらごししたカボチャに、溶き卵、牛乳、生クリーム、砂糖を加えます。 
 カボチャ2個分で、卵2個、牛乳100CC、生クリーム50CCくらい使いました。 砂糖は自分でおいしいと思う量を味見しながらー。 


 この時点で再度裏ごしするか、ざるに通すかするとなめらかなプリンができるのでしょうが、その手間を省いたためにところどころ卵の白身が固まっています。


 この量で二つのカボチャとコーヒーカップ半杯分のプリンができました。


 蒸し器で15分ほど蒸します。 竹串をさしてみて汁が出てこなければできあがりです。


 ちょうどよい硬さになりました。
 メープルシロップをかけていただきます。 ここでもカラメルソース作りを省略。 ほんとはカラメルソースの方がおいしいと思います。



 皆さんには好評でした。(あえてまずいとは言わないでしょうけど)
 もうちょっと生クリームを入れたらよかったかな? 卵の味が強かったようです。  
 カボチャを吟味すればもっとおいしくなりますね。 最近はお菓子用に使える小ぶりで甘みの強いカボチャが出回っています。


 切り取った上の部分は一緒に蒸してふたにしますが、わたしはおみそ汁に入れちゃいました。 トッピングを工夫すればハローウィンのごちそうにもなりそう。 
 


 他の人が持ち寄った梨だの甘酒だの、どれもぺろりと平らげて、体の方は5時間座りっぱなし。 


 体重計が気になる・・・・・


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古岩屋荘にて

2008-09-12 00:04:34 | お出かけ

 久万小学校見学を終えて、次はお食事です。 外にはお迎えのバスも来ています。
 着いたのは、



 国民宿舎古岩屋荘。
 ここは四国88カ所久万大宝寺と岩屋寺との中間にある温泉です。 このあたり一帯には、写真のような岩が90ほどもそそり立って独特の景色を作り出しています。



 窓の外には大きな穴の開いた岩が。 礫岩が風雨に浸食されたものらしいです。



 

 古岩屋荘の名物料理はキジ鍋。 で、この暑いのにやっぱりキジ鍋がでました。 わたしはあまり歓迎しませんけど。



 まだ他にも食べる物はあるのでいいです。 以前はキジ鍋とトウキビご飯(とうもろこしを混ぜて炊いたご飯)がセットだったと思いますが、今回はいちじくの葉の上にちらし寿司を乗せたものでした。 これが思いの外おいしかったです。 



 お食事をしながら近況報告やら思い出話やらに花が咲きました。


 それぞれの老後・・・・・・・・


 校長先生ー80を過ぎてから脳梗塞で倒れた奥様の介護生活。 今でも食事の世話から掃除など近くに住むお嬢さんの助けを得てやっておられるとのこと。 「悩んでもしかたがない、なるようになる、前向きに生きていかんとー。」とおっしゃる。


 教頭先生ー数年前脳梗塞で倒れてから闘病生活。 回復はしたものの外出は不安とのことで欠席。


 N先生ー教育長職を引かれて今も書道の修行中。 滅相もない、わたしがお会いした頃にはすでに書の大家でした。


 若いほうのN先生ー公共施設でお仕事中。 多趣味で今はこんなものに凝っている。
 お土産にいただいた自転車です。 これがとてもかわいいの。



 M先生ー網膜症でほとんど目が見えないそう。 でも「前向きに生きんとね。」 淡々と。


 S先生ー県美術協会会員。 日本画を描かれている。 でも、去年大病をなさったとかで、大作は描かないそう。


 女性のS先生ー去年、突然倒れて脳の手術。 今は回復して一人暮らし。

 W先生ー連歌のサークルで指導的立場に

 K先生ー長年のご両親の介護を卒業。 忙しい中で教育委員や社会福祉協議会長を務められる。


 O先生ーお母様の介護のかたわら趣味やボランティア活動に忙しい。 新聞への投稿もたびたび。読ませていただいてま~す。


 わたしと同学年のY先生ー退職後カウンセリングの勉強のため大学院へ。 今年無事卒業されたとのこと。 がんばったね。


 その他、一人暮らしを謳歌する女性陣、 男性は奥様との二人暮らしが多いようでした。


 メンバー17人中、県外にいるM先生と教頭先生以外は全員出席でした。 校長先生は米寿を迎えられました。それぞれ健康面で問題は抱えているものの、こんなふうに30年以上たっても心は元気、頭も元気で集まることのできる集団というのはすごいと思います。


 最後にはこんな歌の大合唱で盛り上がりました。 



 



 わたしたち若者組(還暦前後)もすっかりお年寄りの仲間 


 去年、わたしがこっそり退職したものだから記念品が間に合わなかったということで、1年遅れの記念品をいただきました。
 ささゆり会では、退職者にはS先生が色紙に絵をかき、校長先生が歌を作って、N先生が書を書いて絵に添えるというプレゼントがあります。 わたしが最後にいただく人になりました。


 絵は、去年取り壊された久万小学校旧校舎の玄関です。 



  そして歌は


    ひたすらに 教えの道を歩みたり 
      清くやさしき ささゆりの花


  わたしを知らない方は、「はあ、あたこさんはこういう人なのか」と思ってください(思うでしょ?)
  知ってる人は・・・・


   
  がはは・・・・・ と笑ってください。


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