4日前、彼岸花が咲き始めたなあと思ったばかりなのに
今はどこもかしこも彼岸花の赤が目立ちます。 お彼岸の時期を違えずに一斉に咲くのが不思議です。
今日お墓へいくとここでも彼岸花が満開でした。 キーウイ畑の向こうの方も赤に染まっています。
道に沿ってずらっと咲いた彼岸花。
こんなふうに並んで咲いていると、頭だけを傘や棒切れでへし折っていく子がひとりふたりは必ずいましたね。 簡単にすぱっと首が切れていくのがおもしろいのかもしれません。 切られても球根をほじくられても、また次の年にはしっかりと群れになって咲いている。彼岸花ってしたたかです。
今年の春、あちこちでチューリップの花がへし折られて問題になりましたが、そのときわたしの脳裏に浮かんだのはこの彼岸花のことでした。チューリップを傷つける大人が、彼岸花を見たとしたらやはり首を折っていくのだろうか、それともチューリップがお金と手間をかけて咲いたものだからこそ傷つける意味があったのか、わたしにはわかりませんが。
彼岸花の続きにはうすむらさきの花の群れ。 ツルボというのでしょうか。 きれいに並んで生えていますが、これも野生の花です。 こちらはいくら群れていても首を切られたりはしないようです。
毒々しいけど美しい花ですよね。
チューリップを傘でへし折っていたサラリーマンをニュースでみましたけど、情けないですね。