染色教室でのレッスン中に、道後公園の湯築城跡で野外アート展をしていると教えてもらいました。 それで休憩を兼ねてちょっと出かけてきました。
先週の金曜日のことです。 とても天気のよい日でした。
土塁の外の掘りでは、亀がのんびりひなたぼっこ。
土塁の内側では、猫がひなたぼっこ。
武家屋敷を復元した資料館があります。 この門を入っていくと
おしりをひなたぼっこさせている人形たち。 ちょっとはしたないのであまりUPでは撮れません。 これもアートなのか?
で、肝心のアートというのは、
芝生の上で遊ぶ虫たち。 なかなかユーモラスな形をしています。
木に向かっていく巨大カブトムシ。
芝生や緑に調和していると思いました。
都会の真ん中の田んぼで一人働く人
近くで見ると
乾電池を背負っています。 ところが腰に付けた鎌も、手にした鍬も昔のまま。
題は「AZEMO」だそうです。 あのロボットのパロディーなんでしょうかね。
「うわさ」 耳だか口だかに似たものがいっぱい集まってグロテスクな形に。 無責任なうわさの不気味さを表しているようで何となく意図は分かります。
現代アートの苦手なわたしもまあ、この辺までは理解できるような気がしました。
ニコちゃんマーク
図工の時間、子どもたちにデザインさせると、すぐにニコニコマークを描いたり、既製のキャラクターを描いたりするので閉口します。 そういう子に対しては、簡単でもいいから自分で考えて、物まねでないものを創り出すようにと指導してきました。 既製の市民権を得ているデザインも、 アートとして昇華できていたらいいのかなあ。 ちょっと考えさせられました。
そして、この作品はすでに一部壊れています。 題の所に「作品には手を触れないでください」と書いてあるのですから、展示されている作品は大切に扱いたいものです。 小さな子であっても、こういう機会にきちんと教えてあげてほしいなと思いました。
湯築城跡は狭い所ですが、休憩所もあって気持ちのよいところです。
これは?
鳥が魚を食べないように網を張っているのです。 いろいろ見てくると、これだって立派なアートに見えてきます。
作品の善し悪しは分かりませんが、なかなかおもしろくて小一時間、ここで過ごしてしまいました。
ちょっと休憩・・・・・のつもりだったんですけどね。 野外アート展は10月25日までだそうです。