あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

野分のまたの日こそ

2009-10-10 13:15:36 | 生き物

  野分のまたの日こそいみじうあはれにおぼゆれ (枕草子)


 「いみじうあはれ」だったのは、我が家ではコスモスだけでした。 



 コスモスは、とうとう一番きれいなときの写真を撮り損ねました。 もう、花びらにも細かい傷が付いて、所々ちぎれて、ちょうど命を終わりかけのちょうちょの羽のようです。
 でもまあ、被害とも言えないくらいのことで済んでよかった。 ありがたいことです。 


 ひとつだけ心配だったのが、エノキに住み着いているゴマダラチョウの幼虫でした。 最悪の場合、枝ごと切り取って家の中に持ち込もうと、雨の強くなる中見に行きましたら、どこにも姿が見えませんでした。
 わたしの経験では、雨がひどいと行方不明になったり死んだりする可能性が高いのです。 
 もっと大きな、雨をしのげる木だったら問題ないのですが、なにぶん小さな木なので雨の当たらない葉っぱは一枚もなさそうです。おまけにこの幼虫は、葉っぱの裏に回るということをしません。 葉っぱの表でじっと雨に打たれているものですから、少々の雨には平気なのかもしれませんが、こんなに降るとねえ。 現に1匹は、2,3日前の雨で死にました。 残りの2匹はどこに?
                            注: 幼虫は結局3匹見つかりました


 幼虫は・・・・・・生きていました。 
 もう、幼虫の写真にも慣れたでしょう? このまま写真とともに記事を書いていきますね。 どうしてもいやな方は、猛スピードでスクロールなさってください。多分見えないと思いますから。


 


 この間より一回り大きくなって、背中の突起がくっきりと、



 一枚一枚丹念に葉を見ていきましたら、
 あれ~、 前と同じくらいの大きさのが2匹もいる。 


 さらに、



 見るからに幼い幼虫が1匹。 角がまだ黒いですね。 突起も真ん中のははっきりしていますが、上下のははっきりと見えません。 これは後から生まれてきたものと思われます。 結局今、4匹の幼虫がいるということが分かりました。


 そしてこの日(10月8日)、近畿地方の台風が去った頃に、我が家の台風女第2号が、無事海外から帰国しました。 
 台風の影響なのか帰りの飛行機は激しく揺れて、もう死ぬかと思ったそうです。 キャビンアテンダントに怖いのかと聞かれて怖いと答えると、紙コップ一杯のキャンデーを持ってきてくれて大丈夫だからとなぐさめてくれたとか。 いったいどんな顔で座っていたのでしょうね。 というか、いったい何歳に見られたのか・・・・・ 


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コメント (8)
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