あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

いつの間に変わったの?

2009-10-24 00:57:08 | お出かけ

 食事の後、美術館へ行きました。 美術館は松山城のふもと、堀之内という公園内にあります。 公園の南から西にかけては松山城のお堀が残っているところです。 先日の搬入の時には大失敗を。 
 今、堀之内公園は大々的な整備工事が行われています。 そして美術館への近道が完全に車両通行止めになってしまいました。 それを知らなかったわたし、いつものように堀之内に侵入しようとして右折し、車止めを見つけ、おおあわて。 対向車線のまっただ中につっこんでしまったのですね。 何とか抜け出しましたが、「侵入できません」という表示がほしかった・・・・とぶつくさ言いながら別の道から入ったのでした。


 ただ、美術館に車で乗りつけてよいのは搬入と搬出の時だけ。 ふだんは、少し離れた専用の駐車場に停めて歩きます。 駐車場が見えてきたときから、なんだか様子がちがうとは思っていたのですが、車を出て歩き出してびっくり!


 え?



 なんでこんなに広々としてるの? あの黒っぽい建物は何? 
 


 そういえば、美術館までの遊歩道はこのところずっと高いトタンの塀に囲まれて、周囲が見えてなかったのでした。 その塀が取り払われていたのですね。


 ここはもと野球場兼競輪場があったところです。


 競輪のある日は自転車と人がいっぱいで、紙くずが散らばっていて、なんだかうさんくさい雰囲気が漂っていた場所でした。 
 それを取り壊した後は、長い間発掘調査をしておりました。 
 調査が終わったかと思うと高い塀に囲まれて何も見えず、
 長いさなぎの時期を経て蝶になったかのように、広々とした緑の空間が現れたのです。


 松山市に住んでいる皆さんには、何をいまさらと、言われそうです



 計画によるとこのあたりは、市民が憩える広場になるようでした。 まだ芝生が根付いていないので立ち入り禁止です。 水田に張り巡らしているようなきらきらテープは、からすよけでしょうか? 根っこをからすにほじくられてはいけないとか?


 以前ここにはからすがたくさんいました。 小さいけれどとてもきれいだった銀杏の並木、いったいどうしたのでしょうね。 あれは残しておいてほしかった。


 道はまだまだ整備中で、歩ける場所がコーンでくぎられていました。 自転車がけっこうスピードを出して通るものだから、ちょっと危険を感じました。 早く完成させてほしいものです。 ともあれ、すっかり明るく気持ちよくなった堀之内でした。


 県展ですが、


 さすがに県内のアマチュア美術家最大のイベントとあって、人出もまずまず。
 見学者の視線をたどっていくと、工芸部門ではやはり陶芸の作品に目を向ける人が多いです。それだけ愛好家が多いということでしょう。
 工芸の作品は、いつも思うのですが、気が遠くなるような緻密な作品ばかり。 手織りの着物などいったいどのくらいの時間がかかったのだろうと思います。 


 いつもは書道はパスです。 見てもなにがなんだかわかりませ~ん。 しかし、今回は知り合いの方が入選やら入賞やらしていますので、書道の展示場へも足を向けました。が、探し出すのが一苦労。 作品と作品の間は、名前カードを張るスペースがあいているだけで、 条幅サイズの作品が、2階、3階と延々と並べられています。 



 わたしたちは、字を鑑賞するのではなく、ひたすら名前のカードをのぞき込み、端から見れば「何?この人たち。」と白い目で見られそうな雰囲気だったと思います。 でも、見つかりません。
  これ以上の作品が審査の対象となったわけで、審査員の皆さんもお疲れだったでしょう。 


 最後の方でやっと一人だけ見つけたときは、冗談ではなく本当に頭がくらくらしておりました。 あと二人は、ついに見つかりませんでした。 こんな中でも自分の作品は簡単に見つかるものでしょうか・・・・


 応援ありがとうございます日記@BlogRanking
 

コメント (10)
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