産直市に行くと、ときどき珍しいものに出会えます。 この間はこんなものが売られていました。
アケビです。これだけ入って150円。 買わずにいられません。
子どもの頃から、アケビは憧れの食べ物だったのです。 甘くておいしいという話を聞くだけで、食べたことがありませんでした。
白いゼリーのようなものに包まれて、種が透けて見えます。 この白い部分を食べるのです。
実際に食べてみると
種ばっかり。 今まで成功した試しがないのですが、またこれをまいてみます。
種も捨て皮も捨てすると、本当に指の先くらいしか食べるところがありません。 だから今年は、皮も食べることにしました。
皮を3等分くらいに切って天ぷらにしてみました。
しかし、食べてみると
うわっ 苦っ しぶっ
以前ネットで調べたとき、たしかに天ぷらにできると書いてあったんですよ。 普通油で揚げるとあくが取れて苦みも抜けるんですけどねえ。 安物のアケビだったからか? ははは、そんなはずないよね。栽培種は苦くなくて、自然の物が苦いとか?
わたしは家族に見つからないようにこっそり処分してしまいました。 あとでもう一度調べたところ、アケビの皮は苦みが強いんだとか。 そして、水にさらして苦みが薄れてから揚げるといいんだそうです。 あとのまつりです。