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あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

小さなカンナ

2009-09-08 10:29:34 | 植物

 畑のコスモスの背丈が高くなってきました。 もう緑のジャングルになりかけているその中に突然真っ赤な色が現れました。


 今年の6月頃だったかな? 花屋である実家のハウスで、わずかに花の残っているカンナを見つけました。 背丈50センチほどの小さなカンナです。


 赤と



 ピンク



 「いまどきカンナなんか植えんじゃろう。」とバイヤーの甥っ子。 
 そうだねえ、子どもの頃はけっこうたくさん植えていたと思うけど、きれいな花だと思ったことはなかったねえ。 葉っぱばかり大きくて花は先端にちょこっとつくだけだし、枯れた花もいっしょできたないし、そのころは花色も、単調な赤か黄色。 
 子どもの心を惹きつける花ではなかったように思います。  
 
 今でもあまり人気のある花とも思えません。 それなのにどうして仕入れたのかなあ~。 まあ、その辺の事情はさておいて、
 このカンナは、プランターにも植えられるミニサイズと、きれいな色合いがウリなんですと。 
 でもカンナは大きいからこそカンナじゃないのかねえ。 こんな小さなカンナでは、一回花が咲いたらそれで終わり。 あとが淋しいでしょう。 
 


   カンナの魅力は、第一にその丈高い立ち姿


  これ、川底に生えているんですよ。 色もあざやかな黄色とオレンジ。 土手にとどきそうなほど背が高いです。


 


 


 次に夏の日差しの中でもうなだれることなくすっくとのびたみどりの葉


  


 


 そして、花が終わったあとの実の形。 子どもの頃カンナで好きだったのはこの実だけでした。



 それもある程度群生してなくてはおもしろみがありません。 従来のカンナだと、そのためには広い土地が必要だし、何もかもがコンパクトになってきている今の園芸の傾向としては、小さなカンナが必要だったのでしょうね。


 なんだかんだと言いながらも6本買ってきて畑に植えておきました。 植える時点で終わりかけていた花がすぐになくなってしまい、葉っぱだけが夏の日差しに耐えておりました。 まあ、来年に期待しよう、そのくらいの気持ちでおりましたが、忘れかけた頃にもう一度花開いたというわけです。 


 残念ながら、花の美しい時期はほんの一時、発想を変えて観葉植物みたいに葉の緑を楽しんだ方がよいかもしれません。 寄せ植えにするときも、葉を生かして、彩りの良い花と組み合わせるといいかなあ、と思います。 
 せっかく植えたのですからもう少し大事にしてやることにします。
 


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コメント (6)
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