草の中に、ピカピカ光るー
落ちたばかりの栗
今年初収穫の栗です。
上を見上げると、すこ~し開いてもうすぐ落ちてきそうなのがあります。 いよいよ栗シーズン到来です。
しかし、今年は少し問題があるのですわ。
桃栗3年柿8年と言うとおり、植えてから3年目くらいで実がなり、今年は収穫大幅UPと思いきや、
小さいうちに次から次へと落ちてしまいました。
消毒が遅くて虫が入ったんだろうかとぶじおくんは心配していましたが、父は、栗にも成り年と裏年とがあって、裏年には普通に実はつけるけど実らずに落ちてしまうんだと言っています。 ほんとかなあ~。 普段物忘れがひどく、適当に創作した話をしたりするのでこういう話も疑ってしまうのですが、案外昔得た知識は正確に覚えていたりして、よくわからないところがあるのです。
虫が入って落ちたのもありますがそれは、いがが割れて栗から虫のフンがでているのでわかります。いがを固く閉じたままのは父の言うように生理落果で栗が自ら落としたのかもしれません。
ほら、数えるほどしかなってないでしょ?
それなのに、この栗のイガを10メートルばかり遠くへ運んでいったものがいるのです。 決して栗などありえないビワの木の下に大きいイガが。
実はこのところ毎晩老犬のチャイがうるさい。 外へ出ると、駆け寄ってきて、地団駄踏みながら訴えます。
「あそこになにかいるよ。 あれを捕まえたいの。」 そして向こうへ駆けていきます。(うちは5,6メートルは自由に行き来できるようにしているので)
またもどってきて
「ほら、あそこにいたでしょ。 くさりはずしてよ。」
だめだめ、老いたりとはいえ狩猟本能丸出しで身体能力抜群のチャイのこと、大惨事になることは目に見えています。 でも、もし鎖をはずしたら何を捕まえてくるでしょう。 多分・・・・
たぬきですね。
トウモロコシはずいぶん食べられてしまいました。 その上に少ない栗まで食べられてなるものか。
朝に栗の様子を見て、夕方には落ちたのを拾い集めて・・・・しばらくこんな毎日が続きそうです。