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文科省の方々は、伝える気があるのだろうか。(一文が長い!)

2020年08月27日 | 授業づくり
 昨日まで、「キャリアパスポート」について書いた。

 キャリアパスポートを調べる際に、以前から感じていたことを思い出した。

 それは、お役所の方々は、教育現場に「伝える」という気があるのだろうか?である。

 キャリアパスポートとは何だろう?と思って、調べてみたら、文科省関係文書で定義が見つかった。

 次である。

 「キャリア・パスポート」とは,児童生徒が,小学校から高等学校までのキャリア教育に関わる諸活動について,特別活動の学級活動及びホームルーム活動を中心として,各教科等と往還し,自らの学習状況やキャリア形成を見通したり振り返ったりしながら,自身の変容や成長を自己評価できるよう工夫されたポートフォリオのことである。なお,その記述や自己評価の指導にあたっては,教師が対話的に関わり,児童生徒一人一人の目標修正などの改善を支援し,個性を伸ばす指導へとつなげながら,学校,家庭及び地域における学びを自己のキャリア形成に生かそうとする態度を養うよう努めなければならない。

  
 あまりにも分かりにくくて、途中で読むのをやめたくなるような文章である。

 子供への作文指導なら間違いなく書き直しをさせるだろう。

 なぜこうも読みにくいのだろうか?

 それは、「一文が長い」からである。

 これだけの文章なのに、たった2文でできている。

 誰に読んでもらうかという読み手意識があれば、教育現場の人に読んでもらうことを意識していれば、こんなわかりにくい文は書かない。

 ひょっとして、読み手として意識されているのは、教育現場の人ではないのかもしれない。

 了承を得なければならない、文科省の上司なのだろうか?

 「キャリアパスポート」の定義の文に限らず、分かりにくい文科省からの文書を読んでいると、そんな変なことを考えてしまう。
コメント
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