仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

キャッチボールをするなら、まずはこのボールはいかがでしょう。

2017年04月27日 | 体育
 ボールを注文した。

 小学4年生の末っ子とキャッチボールをするためである。

 

 

 ティーボール用 ボール Sサイズ

 柔らかくて、体に当たってもいたくない。しかも適度に重さもあるので、よく飛ぶ。


 スポンジボール

 これは、スポンジなので、もっと痛くない。小学1年生も喜んでキャッチする。これも、適度に主さがあるので、投げやすい。飛ぶ。

 小学4年生になった息子は、今でも喜んで一緒に遊んでくれる。

 しかし、友達と遊ぶのも、とても楽しんでいる。

 寂しいような嬉しいような複雑な気持ちになる。

 いつまで一緒に遊んでくれるか分からないが、遊んでくれるうちは、精一杯楽しみたい。

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昼休みは、子供と遊ぶようにすすめる理由

2017年04月24日 | 修養
 特に若い先生には、昼休みは子供と遊ぶように勧めている。
 
 理由はいくつかあるが、

 まずは、若さというのは、子供にとって魅力的である。

 ベテランの先生でも若い先生が一緒に遊んでくれるという魅力には敵わない。

 ベテランの先生と遊ぶよりも、若い先生と遊ぶのを普通は好む。

 せっかく好まれるのだから、遊ばないのはもったいない。

 

 もう一つは、指導力の向上につながるからである。

 いくら教材を深く分析しても、指導のプランが綿密に作られても、指導する相手は、子供である。

 生身の子供であるから、予期せぬ反応をするのは普通である。

 子供と一緒に遊んでいる機会の多い先生は、予期せぬ反応をしても、その後の対応がうまい(ことが多い)。

   

 子供と一緒に遊ぶことで、子供に対応する力が高まる。


 自分も、管理職になった今でも昼休みは子供と遊んでいる。

 まあ、自分の場合は楽しいから遊んでいるのだけれども、遊ぶことで見えることや学べることはたくさんある。
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渡部昇一先生 有り難うございました

2017年04月20日 | 修養
 渡部昇一先生が逝去された。

 いつも新著が出るのを楽しみにしていた。

 最近出た「実践・快老生活」は、86歳にして見えてきた渡部先生の本音が綴られていて、とても学びが多かった。

 赤線を引きながら読んだら、半分以上のページに赤線を引いてしまった。



 新著だけでなく、「知的生活の方法」「人生観・歴史観を高める事典」等、今でも繰り返し読む本もある。



 渡部先生の書く言葉に説得力があるのは、

 自分の経験を踏まえた上での話だからである。

 経験を踏まえた上での本音だからである。

 

 そして、毎月読んでいる月刊誌「致知」の連載も楽しみだった。

 月刊誌「致知」が届くと、まず初めに渡部先生の連載「歴史の教訓」を読んでいた。

 過去の歴史を踏まえ、社会の現象を鋭く分析し、多くの示唆を与えてくださった。

 その連載もなくなる。

 

 これまで、本当に多くの学びを与えてくださって、本当に感謝しています。

 有り難うございました。

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履き物揃えができる子を育てるために、教師がとるべき行動

2017年04月19日 | 
 学級担任をしていた頃、靴並べ、履き物揃えの指導を重視していた。

 靴箱の靴を揃えられる子になってほしいと願っていた。

 そのために、自分がとっていた行動は、次である。

 「職員室と教室の行き帰りの際は、靴箱を通るルートを使う。」
 
 少なくとも朝と帰りの2回以上は、通るようにしていた。

 朝は、外で履く靴が並んでいるかを見る。

 夕方は、子供達が帰った後、室内でと買っている履き物が揃っているかを見る。

 履き物が揃っていなければ、揃えてあげる。

 時には、次のように言うこともあった。

 朝、教室に着いたら、

 「自分の履き物が揃っていますか?自信がある人?自信がない人?」
 
 「自信がないなあ、不安だなあ、という費とは、今から靴箱に行って確かめてきなさい。」

 

 履き物を綺麗に揃えられる子に育てるためには、実態がつかめていなければならない。
 
 そのためには、靴箱を見る習慣を教師が身につければよい。

 靴箱を通るルートを使えば、自然と身についていく。
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国語科の授業なら、この視点をふまえて子供に発表させてほしい。

2017年04月10日 | 国語
 今年初めて教壇に立つ先生の授業を見た。

 小学2年生の国語科、教材は、「風のゆうびんやさん」の授業である。

 「風のゆうびんやさんは、どんなゆうびんやさんですか?」

 という問いに、子供達からの発言が続く。途切れない。その点は、素晴らしい。

 自分が初任者の時は、こんなに発言を引き出せなかった。

 授業が終わった後に、その点を褒めた。



 そして、さらにレベルアップするためのポイントを告げた。

 「子供は、教科書を見ていなかったでしょ?国語の授業だから、やはり言葉を根拠にして発表させると、読む力が付きますよ。」

 例えば、

「○ページの○行に『~~』と書いてありますよね。だから、自分は、『~なゆうびんやさんだ』と考えました。

 というように、根拠になる言葉と一緒に自分の考えを発表させるといいですよ。」

 アドバイスを聞いた先生は、早速次の授業でやってみるそうである。どんな授業になるのか、また楽しみである。
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後輩への「恩送り」

2017年04月07日 | 教師修業
 職場に、若い職員が入ってきた。

 どうやって仕事をしていいかが分からないとのことである。

 それはそうだろう。大学で学んできても、教育現場でやることの多くは学んでいない。

 (これは大学の制度にも問題はあると考えている。教育現場で即戦力になる人材を育て切れていない。)

 学級通信の書き方、時間割の作り方、家庭訪問計画表の作り方、教室設営の仕方、・・・。「分からないことだらけ」だそうだ。

 その気持ちは分かる。なぜなら私自身がそうだったからだ。



 自分が教師になったばかりの頃は、周りのベテランの先輩方にいろいろと教わった。

 先輩方も忙しいはずなのに、若い自分が聞いたことには、親切に、丁寧に教えていただいたことを覚えている。

 その先輩方には、恩返しはなかなかできない。

 だからこそ、後輩の先生方で「困ってます。教えてください。」と言ってきた人には、自分は喜んで教えるようにしている。

 先輩方への「恩返し」はできないけれども、後輩への「恩送り」は、いくらでもできそうだからである。

 

 自分の仕事をそっちのけにしてでも、後輩の協力はする。

 喜んでする。



 それが、若い頃、私に親切に教えてくださった先輩方への恩に報いる行動だと考えているからである。

 この行動を、きっと先輩の先生方は喜んでくれるはずである。

 

 若い先生方には、時々、次のように言う。


 
 「自分は、若い頃、先輩の先生方にとてもお世話になった。

 とても親切に丁寧に教えていただいた。先輩も忙しいのに、自分の仕事はそっちのけで、若くてつたない自分のために、仕事を教えてくださった。

 その先生方に恩返しはなかなかできないけれども、若い先生方にできることは結構ある。

 困っているあなたの姿を見ると、まるで昔の自分を見るみたいだ。

 私は、喜んであなたに協力します。

 昔、自分が先輩方にそうしてもらったように。

 

 だから、もし、あなたも経験を積んだ後、若い方から「教えてください。」といわれたら、協力してあげてください。

 それが、自分は一番嬉しいです。」
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初めて教育現場に来た人と、ベテランの違い・・・些細なことですが

2017年04月06日 | 教師修業
 4月初めに、職場の同僚と昼食を食べに行った。

 教員として、初めて教育現場に来た人もいれば、ベテランもいる。

 両者の違いを食事で感じた。

 ベテランは、速いのである。

 初めて教育現場に来た人と比べると、たぶん2倍以上速い。


 とにかくベテランは、食事を終わらせる時間が速い。

 周りと同じように会話も楽しみながら食事をしているのだが、なぜかすぐに食べ終わっている。

 これは、職業上の習慣かもしれない。


 学級担任をしていると、給食を食べて、すぐに仕事が待っている。

 家庭学習を見て、丸付けやコメント書き。
 
 学級通信に書いてある保護者からの手紙への返信。

 その他、校務分掌に関わる仕事や締め切り間近の提出文書等々・・・。

 やることは山ほど待っている。

 学級担任をしていると、速く給食を食べて、仕事をしたいのである。

 自然と速く食べ終わる習慣が身についてしまう。


 今年初めて教育現場に来た人も、そのうち速くなるだろうなあ。
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丁寧な仕事とはこういうことか

2017年04月04日 | 修養
 職員数10名程度の小さな職場だが、バレンタインデーでは、女性職員全員から男性職員全員にチョコレートを頂いた。

 「有り難うございます!」といった後、早速1個をほおばる私。

 「うまい!」「有り難うございます」

 と言って終わった。その場にいた女性の職員の方々には、お礼を言った。


 1ヶ月後、ホワイトデーでは、男性職員全員から、女性全員へのお返しをした。

 (かわいいマカロンである。選んだのは、うちのセンスのいい若手男性職員である。)


 その際、男性職員一人一人にお礼を言って回る女性がいた。

 直接お礼を言われると、嬉しいものである。 

 「そんな、お礼なんていいですよ。こちらこそおいしいチョコを有り難うございました。」

 と伝えた。



 この女性のお礼の仕方を見て、反省した。

 この方のようにお礼を一人ずつに言えば、確実に全員に感謝の気持ちは伝わる。

 「丁寧さ」「細やかさ」というのは、このような行動を言うのだろう。
 

 自分のお礼の仕方は女性職員全員には感謝の気持ちは伝わっていないだろうなあと反省した。

 「感謝の気持ちは一人一人に伝える」

 これが、今回のバレンタインデーでの学びである。

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