仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

ビア・ボーイ

2012年08月31日 | 本と雑誌

 

ビア・ボーイ (PHP文芸文庫) ビア・ボーイ (PHP文芸文庫)
価格:¥ 720(税込)
発売日:2011-05-18

ビール業界で営業に関わっている主人公が成長していく物語。

 

 面白かった。

 

 主人公が上司や酒販関係の人たちとつきあう中で学び、人間的にも成長していく。

 

 何より、主人公が情熱を持って仕事をしているからこそ、周りの人間も手を貸したくなるのだろう。

 

 周りの人間がいろいろと教えてくれる。その言葉にも、心に響く言葉が多かった。

 例えば、黒岩社長の言葉

「素直に生きろ、ちゅうことじゃ」

「『大人になる』ちゅうのは、『子どもよりもずっと素直になる。真っ直ぐに生きる』ちゅうこっちゃ。あれこれねじ曲げて考えんようになることよ。それを勘違いして、くだらん小細工したり、物事を複雑にするのを『大人になる』と思うとる人間が多い」p.86

 

 

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人生論としての読書論

2012年08月28日 | 本と雑誌

 人生論としての読書論

 

 

人生論としての読書論 人生論としての読書論
価格:¥ 1,680(税込)
発売日:2011-09-16

 

 

 

 学びになる言葉がたくさんあった。

 

 「読書について一番大切な事柄は、書物の選択を誤らぬということであって、もしこれを誤ったとしたら、他の一切はフイになるといってよいのである。」

 書物の選択法

 

 第1

 自分が「読んでみようか」と思う書物の途中を、どこでもよいから開いてみて、そこに開かれた二頁をまず読んでみるのである。そしてそこに、心に触れるような光った言葉があるかないかと考えてみて、それが一つもなかったら、それは自分にとって読む必要のない書物と断定してよいと思うのである。   p.62

 

 第2

 

 そこで次には、もう一箇所を開いて読んでみるのである。そこにも1頁に二つか三つは、心に触れる光った言葉が見いだされたとしたら、それはその書物が、ある程度自分と生命の波長が合っている証拠だと言ってよいであろう。  p.64

 

 

 

 

 

 さらに序文を読み、ついで目次を当たってみて、しかる後はじめて最終的な決定をすべきだというのが、いわゆる「読書人」としての常識と言えるであろう。 p.66

 

 

 この「書物の選択法」だけではなく、読書の意義や読書をする時間、場所、読書と年齢についても、一つ一つ具体的にアドバイスが書かれている。

 

 実は、この本を最初に見付けたのは、図書館である。

 

 読み進めていくうちに、ぜひ何カ所も線を引きながら読みたいと思った。 

 

 ということで、先ほど注文したところである。

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禅が教えてくれる 美しい人をつくる「所作」の基本

2012年08月27日 | 本と雑誌

 

 姿勢や呼吸は、生き方と密接につながっているのです。 p.27

 

 所作が整わなければ呼吸も整わないし、呼吸が整わなければ心も整うことはない。p.28

 

 座禅の三要素(姿勢、呼吸、心)は、そのまま美しい人になる必要条件だ。p.29

 

 姿勢が整っているかどうかは呼吸で分かります。

 

 腹式呼吸ができるなら、整ったいい姿勢 p.48

 

 

 朝、5分でいいので掃除をする。p.100

 

 

 

禅が教えてくれる 美しい人をつくる「所作」の基本

禅が教えてくれる 美しい人をつくる「所作」の基本
価格:¥ 1,260(税込)
発売日:2012-06-08

 

 姿勢、呼吸の大切さを教えてくれる本である。

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水泳競技での目標・・・自己ベスト

2012年08月26日 | 体育

 午前中は、長男の水泳大会応援。(少し競技人口が増えた気もする。喜ばしい。宮崎での水泳競技をする人は、他県に比べるととても少ない。)

 

 水泳の場合、いつも目標にさせる目安は、ただ一つである。

 

 「自己ベスト」

 

 これ以外の目安、例えば「○位に入ろう。」「1位を取れ。」などの目安は言ったことがない。

 

 常に目指すは自己ベストである。

 

 成長期の小中高校生の場合、殆どの場合、自己ベストを更新してくる。(松田丈志選手は、高校生の間は自己ベスト更新はしていないそうである。)

 

 「自己ベストを目指す」というのは、ライバルは過去の自分である。

 

 順位は、他人との競争になるが、自己ベストは自分との競争である。しかも、結果が明確に分かる。

 

 自分との勝負ができるという点が、水泳競技の素晴らしいところである。

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充実した日々

2012年08月25日 | インポート

 一昨日はたまっていた読書、

 昨日のメインは掃除、

 本日のメインは子どもと一緒にお弁当づくり(子どもの夏休みの宿題)

 

 毎日、充実した日々を送っている。

 

 授業がない8月は、物足りないが、あっという間に過ぎてしまいそうである。

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切磋琢磨

2012年08月19日 | 生き方
一昨日から新潟の長岡市にいます。
ここもいいところです。

酒も美味い。
スーパーに立ち寄ったところ、宮崎県とは少し違いました。

お酒コーナーが充実しています。朝日酒造、八海山、吉乃川、美味しい酒を造ってくれる蔵の商品(作品?)がたくさん揃っている。

並んでいるお酒を見て思ったことがあります。

それは、

「これだけ美味しいお酒が揃っていると、そうでないお酒は、店頭に並ばないだろうなあ。」



同業者が切磋琢磨してレベルが高くなると、地域のよさになっていくのでしょう。

教育の世界では、秋田県のレベルが高いと言われています。




宮崎でも、秋田県に追いつき、追い越すつもりでレベルアップをすすめたいです。








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手ぶらで帰らせるわけにはいかない

2012年08月14日 | 人生観

 アテネオリンピックでの松田丈志選手のエピソード (メダルを取れずに帰国したときの話)

 

 帰国して成田空港に着いたとき、まずメダリストから出迎えの人たちが待つゲートの外へ出て行くように指示されました。彼らがテレビ局へ向かうためのバスに乗ったあと、メダルのない私たちは荷物を受け取った場所で解散しました。あのときどれだけみじめな思いをしたでしょうか。 

 「自分超え」松田丈志 久世裕美子 著 (新潮社)p.32

 

 この本を読んで、なおさら松田選手の次の言葉が心に響いた。

 「(北島)康介さんには言っていないが、ほかの3人で『康介さんを手ぶらで帰らせるわけにはいかない』と話していた。」

 

 こういう「誰かのために」頑張る人を応援したくなる。

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水遊びの浮き具の浮力はほどほどに

2012年08月13日 | 体育

子どもとプールに遊びに行く。

水慣れ遊びから水泳へと上達していく。

まだ、うまく泳げない子供達は、浮き輪やアームヘルパーをつけた遊んでいる。安全第一なので、浮力を与えるのは大切である。

 

 ただ、水慣れ遊びをしている子供達を見て気になるのは、浮力のありすぎる浮き具を使っている点である。

 

 自分なら、浮き具の浮力は、必要な分だけにしておく。浮き具につかまっておけば、安心して浮いていられる程度の浮力である。

 

 

 あまりにも浮力のある浮き具をつかわせていると、自分で浮く、泳ぐという動きが疎外されるような気がする。

 

 なぜかというと、浮力のある浮き具に頼りすぎてしまう気がするからである。(繰り返すが、必要な浮力は保障しなければならない。)

 

 また、浮力がありすぎる浮き具は、泳ぎ手にとって泳ぐ邪魔になるからである。  

 

 

 

 

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当たり前ではない毎日

2012年08月10日 | 人生観

 職場の身内の方が亡くなられたので、葬儀に参列した。

 

 会場には、亡くなられた方の生前の元気な様子を紹介する写真やビデオがあった。

 

 葬儀では、お孫さんが亡くなられた方の思い出を語っていた。

 大きな手で何でも作ってくれた話、

 受験、就職など、悩んでいたときに相談にのってもらい、最後はいつも励ましてくれた話、

 聴いていると涙が出てきた。 本当に尊敬され、慕われている方だったことが伝わってきた。

 

 

 葬儀に参列して、改めて考えたことがある。

 

 1つは、当たり前の毎日は、実は当たり前ではない。

 家族や友人と当たり前のように過ごせる毎日は、実は当たり前ではない。

「死」は、いつやってくるかは分からない。今過ごせている1日は、とても大切な1日である。

 

 2つ目は、悔いなく最後の日を迎えたいということである。

 

 自分は、いつ最後の日を向けるかは分からないが、どれだけ人のお役に立つような生き方ができるだろうかということを考えた。

 まだまだ恩返しも十分できていないし、まだまだ自分にはできることがある。

 

 

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教育とは、魔法のようだ

2012年08月02日 | 体育

 水泳指導をしていると、子ども達がどんどんうまくなって行くことに驚く。

 

 泳げない子は、10秒間のだるま浮きができるかを確かめる。10秒間、浮いていられる子は、すぐに泳げるようになる。(できない子は、水中ジャンケンや石拾いゲームのような遊びで、水慣れをさせる必要がある。)

 

 

 10秒間のだるま浮きができる子は、連続だるま浮きをさせる。

 そのための事前の運動がある。

 

 1つは、息を強く吐くことである。手を自分の口の前20㎝位にかざして、「パッ」と強く吐かせる。その時に、手に息がぶつかるように吐かせる。

「息継ぎの時は、これ位強く吐くんだよ。そうすれば、たくさん空気を吸い込めるよ。」

と言う。

 

 2つ目は、「浮いてきたら、息継ぎをする」という約束である。

 「体が浮いていないのに息継ぎをしてもできません。背中が浮いてきたら、頭を触ります。触られたら、息継ぎをしてね。」

 

 と、事前に約束をしておく。

 だるま浮きをして、浮いてきたら、頭を軽く触る。そして、手で水をかいて息継ぎをさせる。

 (浮くのが遅ければ、ヘルパーなどの浮き具を付けさせても良い。)

 

 

 だるま浮きを連続でさせていると、自然と前に進むようになる。水泳教室では、80回連続だるま浮きをした子が、50m泳げるようになった。

 

 25mも泳げなかった子だったから、本人もまわりの子もびっくりしていた。

 

 次の時間からは、自分から進んでだるま浮きの練習をして、記録を伸ばしていた。

 

 

 このように、子どもが飛躍的に伸びる瞬間に立ち会うと、教育とは、魔法のようだと感じる。

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