仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

元気に年を重ねたい人が心がけるべきこと

2017年06月27日 | 修養
 年を重ねるにつれ、つくづく感じることがある。

 それは、「老化は硬化である」と言うことである。

 年を重ねると、体が硬くなる。

 そのまま何もしなければ、関節の可動域は小さくなるばかりである。

 可動域が小さくなると、動きも制限されてしまう。

 年を重ねても若々しい人は、肉体的に言えば、関節の可動域が大きい人である。(あえて断言する)

 では、どうすればよいか。

 自分の場合、朝は必ず柔軟運動をする。「真向法」という体操である。

 夜もしてはいるが、酔っぱらっているので、いい加減である。

 私が尊敬する野口芳宏先生(81歳)は、毎朝ラジオ体操をしているそうである。

 これも可動域を大きくする運動であると言える。

 だから野口芳宏先生は、今でも若々しいのだろう。

 この前の合宿研修でご一緒した時も、階段をサッサッと降りる姿を見て、初めは野口先生と分からなかったほどである。

 後ろ姿を見ていると、40代か50代の方が階段を降りているのかと思った。

 「老化は硬化である」だからこそ、元気に年を重ねたいならば心がけることがある。

 柔軟体操やラジオ体操を習慣化し、関節の可動域を広げる習慣を1日の中に取り入れるべきだと考えている。

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指導過程は必要の連続で構成せよ

2017年06月22日 | 授業づくり
 私が師匠と尊敬している野口芳宏先生の講座に行ってきた。

 模擬授業をさせていただいたのだが、批評のコメントが勉強になった。

○ 授業に導入はいらない。

○ 本題にスカッと入れ。

○ 指導過程は必要の連続で構成せよ。

 特に、「最後の指導過程は必要の連続で構成せよ。」が勉強になった。

 授業は、内容をよく吟味し、必要不可欠の内容だけで構成する。こうするだけで、グッと授業の質は高くなる。

 逆に言うと、必要のない内容が入ると、ぼやけた授業になってしまう。

 これらの考えは、授業だけではなく、多くの表現活動の場でも言える。

 例えば、プレゼンである。研究発表や実践紹介などの説明では、プレゼンソフトを使って説明する。

 無駄がない、必要の連続で構成された説明ほど、引きつけられ、分かりやすい。主張もすっと頭に入ってくる。

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思春期の息子を叱る時の物差し

2017年06月13日 | 家庭教育
 次男坊が中学3年生、思春期である。

 小学生の頃は、挨拶や返事、履き物揃えなどで厳しく言ってきた。

 中学生ともなると、厳しく言うことはなくなった。

 履き物揃えについては、できていなければさせるが、言われなくてもできている。

 挨拶や返事は、小さいながらもちゃんと言っているので、とやかく言わない。そういう年頃だと考えているので。

 あんまり叱ることもなくなってきた。

 今は、「大丈夫。」「できるできる。」「頑張ったなあ。」等と励ます言葉を多くするように心がけている。

 ただ、叱る時には、叱る。

 判断する時の際の物差しがある。

 それは、

 「30歳になった時の次男坊から見て、『許せない』と感じるであろう時は叱る。」

 である。

 30歳になった次男坊が、中学3年生の自分の言動を見て、

 「これは、いけない。するべきじゃない。」 

 と感じるであろう言動があれば、叱る。ためらわない。

 「お父さん、こんな時は叱ってよ。」

 と言ってくるだろうと想像できる時は、叱る。

 例えば、母親に対して

 「くそばばあ」「ばかやろう」等の言葉を吐いた時である。

 きっと30歳になった次男坊が見たら、

「言うんじゃなかった。」

と後悔するだろう。

 そう判断できる時は、遠慮なく叱ることにしている。
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「ヒヤリ、ハット」体験を減らす

2017年06月06日 | 学校経営
 これまでの教師生活の中で、今日が一番ヒヤリとした日かもしれない。

 勤務校の敷地は変わっていて、体育館への行き帰り国道を渡らなければならない。

 1、2年生が体育館での授業を終えて帰ってくる時の話である。

 横断歩道の信号が青に変わったので、1年生と2年生は、左右を確認して1歩目を踏み出した時のことである。

 左側から来たトラックが、信号を無視して横断歩道を突っ切ったというのである。

 幸い、車が止まったかどうかを見てから渡るように指導し、練習もしているので、子供達がはねられることはなかった。

 子供達は、みんな1歩目を踏み出して、すぐに止まったそうである。

 前にいた2年生の中には、両手を広げて、後ろにいる1年生が飛び出さないように守った子もいると聞いて、涙が出るほど嬉しかった。



 しかし、一つ間違えば、大事故になるかもしれなかった。

 一緒に付き添っていた先生は、子供達は止まったにもかかわらず、もし、止まっていなかったらと言うことを考えたら、恐くて涙が出てきたと言うことだった。

 すぐに警察にも電話して、今後の対策についても相談に乗ってもらった。
 
 午前中のことだったので、給食の時間に全校児童に対して、この出来事を話した。

 これからも信号を見るだけではなく、車が止まってくれたか、安全にわたれるかどうかを考えて横断するように伝えた。

 子供達の命を守るために、こういう「ヒヤリ、ハット」体験は、少しでも減らしたい。そうすることが、安心・安全な学校作りになると考えている。

 
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研修を2度楽しむコツ

2017年06月05日 | 修養
 管理職(教頭)をしているため、職員からの報告を受けることがよくある。

 職員が研修などで出張した後は、「終わりました。」という報告を電話で受ける。

 その時に、口癖のように言っている台詞がある。

 「お疲れ様でした。勉強になりましたか?」

 自分が興味があるので尋ねている。

 この台詞の後に、職員が言うのは、きっと最も印象に残った学びである。

 知りたくて尋ねている。

 返ってくる答えは、例えば、

 「体力向上の手立てが勉強になりました。」

 だったとする。

 「へー、体力向上の手立て。例えば?」

 「朝の会の後に、毎日1分間だけストレッチをするそうです。毎日やると伸びを子供達も実感できるとのことでした。」

 というように、報告の際、1つだけ学びを教えてもらうのである。

 自分にとって、とても学びになる。



 よく考えてみると、自分は、研修に行った後、よく自問自答している。

 「今日の研修では、何が学びになったか?」

 いくつもあげられるようであれば、それは、素晴らしい研修である。

 「いくつかの学びのうち、一番印象に残る学びは何か?」

 そうやって帰り道に振り返ることで、学び直していた。
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60歳からの人生を楽しむ技術

2017年06月01日 | 本と雑誌
渡部昇一先生の本

60歳からの人生を楽しむ技術」 (祥伝社黄金文庫)

 この本も、学びがたくさんあった。

 1つだけ紹介すると、渡部氏は、朝15分間ほど音読をしていたそうである。

 渡部氏ほどの読書家ならば、黙読で静かに集中して読んでいるイメージがあった。

 しかし、欠かさず音読をしているそうである。
 
 高齢のお坊さんで矍鑠としている方がいらっしゃったが、その方は、毎朝お経を音読しているそうである。

 頭の働きを衰えないようにするためには、音読は有効とのことだった。

 自分も朝、音読しようと考えている。

 何から始めようかなあ。

 繰り返し読んでいる池波正太郎氏の「剣客商売」にしようか

 それとも森信三氏の「修身教授録」にしようか

 「教育勅語」や「般若心経」もある。

 考えてみると、音読したくなる名文は多い。
 
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