仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

こんな挨拶をする予定です。

2016年09月30日 | 修養
親族の身内だけの披露宴で締めの挨拶を依頼された。

 次のような挨拶をする予定である。(変わるかもしれないけれども)



 私事で恐縮ですが、最近、両親から電話がかかってくるのが楽しみでして、

 内容は、「元気にしちょるか?」というのがほとんどです。

 時には、

 「教育関係の面白いテレビ番組があるから見ろ」という指示とか、

 「今日は家業としてやっている苗作りの売り上げが○○万円だった」という自慢話があります。

 若い頃は、それが面倒くさかったり、うっとうしく感じたりすることもありました。

 最近は、とても有り難く感じています。電話がないと寂しいものですから、こちらから電話することもよくあります。



 親からの電話は、基本的には、「息子である自分が元気で過ごせているか」という気遣いの電話です。

 親というものは、我が子の幸せを強く強く願っているものだと言うことを、自分自身も親になってしみじみと感じます。



 きっと、すべての親がそうであるように、○○君、○○ちゃんの親御さんも、当然あなたたちの幸せを願っています。

 ぜひ、幸せになってください。



 そして、二人の縁をきっかけにして、今日お集まりいただいた二つの親族との新しいご縁ができました。

 このご縁を大切にして、よりよいご縁を紡いでいけたらと考えております。

 今後ともよろしくお願いいたします。
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睡眠中の信じられない行動

2016年09月29日 | 修養
 昔、時代劇を見ていて、

 「そんなことができるか?」

 と、不思議に思う場面があった。

 主人公の侍が寝ている。

 近くに、敵の忍者がやってきて襲いかかろうとしている。

 寝ていた主人公は、パッと飛び起き、反撃を始める。

 寝ぼすけな私は、その場面を見て、

 「そんなことができるか?」

 と、疑問に思っていた。

 昨夜、

 「そんなことができるかもしれない。」

 と、思えるような出来事があった。

 しかも、飛び起きたのは、自分自身である。寝ていたのにパッと飛び起きて、反撃をした。

 

 眠っていた私は、左足首にチクッという感覚を感じた。眠ってはいたが、すぐに飛び起きた。たぶん1秒かかっていないのではないだろうか。

 体の方が先に反応していた。

 飛び起きて、すぐに明かりをつける。

 足の辺りにいたのは、大きなムカデだった。


 
 あのまま寝ていたら、噛まれていた可能性は高い。

 寝ぼすけな私でも、すぐに起きることができた。

 とすると、時代劇の主人公が行った反撃は、確かにできるかもしれない。

 というようなことを考える出来事が起きたのは、午前3時55分だった。

 興奮したせいか、その後眠れなかった。

 
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ぐれない子の特徴

2016年09月27日 | 家庭教育
 人に与えるという喜びを知っている。だから絶対にぐれない。ぐれるのは与えることを知らない子供達ですよ。

 月刊誌「致知」2016年10月号p.27にあった、曾野綾子氏の言葉である。


 確かにその通りかもしれない。

 人に人に与えるという喜び、例えば茶碗の片付けをする子、選択をする子のように人の役に立つ時間や労力を惜しまないこのことである。

 そういう子で、ぐれた子を自分も知らない。

 利他の行動ができる子は、ぐれない。
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なくなって初めて分かる有り難さ

2016年09月20日 | 修養
 辺り一帯、電気が来ない。停電である。台風が直撃したために電気が来なくなった。

 午前中は、あまり困ることもなく時間が過ぎていった。

 ただ、お昼頃になるとさすがに気になることが起きてくる。冷蔵庫も氷が溶け出してきた。食材が腐敗しないかが気になる。

 台風で雑然となった職場を片付けていると、あっという間に日没である。


 だんだん辺りが暗くなってきた。

 明かりが付く気配がない。

 仕方がないので、ランタンと懐中電灯で家の中を照らす。

 そろそろ夕食を作らないといけない。

 ランタンの明かりでは、少し食材が見えづらい。

 昔の人は、こういう状況で作っていたのだろうなあと思いながら調理を始める。

 ガスは使える状態なので、炒め物を作りながら、グリルで魚を焼く。


 風呂にも入ろうと思ったが、電気が来ないので、ガスボイラーも点火しない。

 風呂に入ることができないので、水につけて絞ったタオルで体を拭くことにする。

 さっぱりはするけれども、お風呂上がりの爽快感には及ばない。

  
 今日は早く布団を引いて、読書をたっぷりするのもいいなあ・・・。と思いつつ横になった。

 うす暗い中で読書をするのもいいなあと思う自分がいる。

 ただ、電気が来るのを心待ちにしている自分もいる。


 「明日中には電気が来るって言ってたなあ。」

 等と呟いた瞬間、明かりが付いた。

 「オーッ」と思わず声が出た。

 
 電気のある生活はありがたい。



 当たり前と思っていても、いざなくなると、とても困る。

 大切なモノというのは、電気に限らずそんなモノかもしれない。

 あるのが当たり前と思っていても、いざなくなると、とても困る。

 家族、友達、同僚、同級生、ライバル、師匠・・・。電気よりも、もっと大切である。


 よく考えてみると、自分は素晴らしい財産に囲まれているなあ。
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健康で長生きしている人に見られる特徴は何か

2016年09月16日 | 修養
 健康で長生きしている人によく出会う。そういう人に見られる特徴がある。

 健康で長生きしている人に見られる特徴は、次である。


 「社会との関わりを持っている」

 例えば、地域で公民館長や自治会長、老人クラブ会長などの役を引き受けている。

 例えば、現役で仕事をし、報酬を得たり感謝されたりしている。

 例えば、現役時代に得たノウハウを生かして講師として講習会に呼ばれている。


 もっと短く言うと、老いてからでも「利他」の精神で時間を使っている人である。

 そういう人は、健康で長生きしている。

 ただ長生きしているだけではない。健康で生き生きはつらつとしているように見える。

 周りには、そういう先輩方がいるので嬉しい。

 自分もその仲間入りをしたい。

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映画「七人の侍」に見られる体使い

2016年09月12日 | 修養
 映画「七人の侍」を見た。

 何年かに一度、無性に見たくなる映画である。

 1954年公開の映画であるから、今から60年以上前に作られた映画である。

 しかし、迫力がある。今見てもおもしろい。

 今回見て、気づいたことがある。

 それは、侍役をしている人達の体使いである。

 たぶん、今の役者さんにはあまり見られない体使いをしている。

 リーダーの島田勘兵衛役の志村喬氏、剣豪の久蔵役の宮口精二氏もそうである。

 よく気をつけて見ないと分からないが、体の重心が低いのである。しかも、肩の力は抜けている。

 どっしり腰が据わっていて、状態はリラックスしている。いつも。

 相撲をしても、かなり強いだろうと思わせる身のこなしだった。

 つまり、立腰の姿勢ができているのである。

 だから、立っていても座っていても、身のこなしが綺麗である。しかも、強そうである。

 姿勢の観点から見ても面白い映画だった。「七人の侍」は。
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粛々と進める

2016年09月09日 | 修養
 仕事をしていると、どうしてもやらざるを得ない仕事がある。

 したくなくても、しないといけない仕事がある。

 例えば、交通違反をしたために、始末書のような文書を書く場合。(ここ10年以上交通違反はしていません、念のため。)

 例えば、職場に明らかなモンスターペアレントがやってきて犯罪行為を働いた場合、その抑止のための行動とる必要がある。また、記録を分単位でする必要がある。

 例えば、いわれのない、誤解による誹謗中傷を受けて、なおかつ日常の仕事をこなさなければならない場合。

 いずれも、やるべきことをやらないわけにはいかない。

 そういうときは、自分に言い聞かせるように

 「粛々と進めよう」

 と呟く。

 「粛々と」「粛々と」

 と言いながら仕事を進めるうちに、いつの間にか暗いトンネルを抜けていることが多い。

 目の前の問題に惑わされて右往左往していると、なかなかトンネルを抜けられない。

 逆境と見える場合でも、粛々と淡々とやるべきことをこなしていれば、いつか逆境がそれほどまでの大問題ではなくなることが多い。

 逆境の中でもなんとか踏ん張って仕事を進めるおまじないが、自分にとっては

「粛々と」

 である。
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本当にうまい魚の食べ方

2016年09月08日 | 食育
 「本当にうまい魚の食べ方」魚キヨ著(講談社)を読んだ。

 魚屋さんだからこそ分かる、うまい魚の食べ方が書かれている。


 食べたい料理を伝えて、処理はプロに頼めばいいんだよ。自分でさばけないことは、恥ずかしいことでも何でもないんだから。
 むしろその方が無駄も出ないし、すぐ調理できるからまとめて買っても使いやすくなると思う。普通の魚屋ならたいていやってくれるはずだから、どんどん利用してほしいよね。(p.22)


 すごく新鮮な魚の場合、身がしまりすぎていて刺身ですぐ食べるのはちょいと固いかな、って思うこともある。
 そんなときは、「今日は薄作りにして、翌日は熟成が進むから少し厚めに切って食べてみなよ」って伝えたりするんだ。それぞれの旨さの違いが分かるからね。(p.25)


 お客さん達にすすめると驚く人も多いんだけど、俺らは魚を「塩水だけでゆでる」って方法をよくやるんだよね。キンキ、メバル、鮭、タラなんかの脂ののったものが塩水でゆでるのに適した魚。それを生醤油やポン酢で食べたり、薬味を添えたり、オリーブオイルをかけたり、サラダにしたりして味を変えて楽しむんだ。
 ただし、状態が悪かったり油の抜けた魚なんかでやると生臭くなるし、味もぼけちゃうから、魚がよくなくちゃできない。(p.30)


 カキだって、生で食べられるものをあえてレンジで温めると、香りが引き立ってぐんと甘みも増す。それぞれの魚の特徴や獲れる時期によっても、おいしさを引き出す方法は様々だから、何でも生で食べればうまい、っていう思い込みはもうそろそろ捨ててほしいね。(p.142)


 要するに、旨い魚とそうでない魚の違いは油の質の差と言ってもいいかもしれない。(p.145)


 魚の旬というのは実は二通りの意味があるんだ。いっぱい獲れることを意味する「旬」と、その魚が一番旨い時期を指す「旬」。
 例えば、タチウオやイサキは夏が旬、と本にも書いてあるけど、それはいっぱい魚が獲れる時期の旬であって、俺らのようなプロから見るとおいしい時期の旬は終わっている、と言うことがあるんだ。(p.146)


 サンマはみんな秋が旬って思ってるよね。でも実は8月のお盆の頃に北海道で獲れるものが最高においしい。頑張っても旨いのは9月いっぱいくらいまでじゃないかな(p.146)


 このほかには、旬の魚の食べ方が紹介されている。


 アサリ、アジ、イカ、カキ、サンマ、鯛、ブリ、・・・どうやって食べるとうまいかが書いてある。

 やったことのない調理法が書いてあって参考になる。

 この本を読んでいると、我慢できなくなって北海道産のサンマを買ってしまった。「締めサンマ」はおいしかった。

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優しい行動を引き出す言葉掛け

2016年09月06日 | 修養
小学5年生の頃、運動会で自分は何か係の仕事をしていた。用具準備係だったかな?何の係だったかは忘れた。

 テント内の椅子に座って競技を見ていた時のことである。競技を見ていたどこかのお婆ちゃんが、テントの中に少し入ってきた。ずっと立って見ているので、つらそうだった(と思う)。

「よかったら、座りませんか?」

 と言って、自分の椅子を勧めてみた。

すると、そのお婆ちゃんは、

「まあ、優しいねえ。有り難う」

 と言って、私の椅子に座り、競技を見始めた。

「まあ、優しいねえ。」

 という一言は、とってもうれしかった。思えば、そんな優しい行動をとったことがない子だったと思う。

 ちょっとした一言であるが、その一言が自分の行動を少し変えてくれた。

 「優しいねえ」と言われるような行動が増えたのである。自分のことだからもちろん褒められたくて優しい行動をとっていた。

 しかし、長年少しでもそういう行動をしていると、褒められなくても優しい行動をとりたくなる。癖になる。

 小学5年生の頃に、私に声をかけてくれたお婆ちゃんのおかげである。

 自分は、あのときのお婆ちゃんのように、子供達の優しい行動につながるような発言ができているだろうか。
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毎朝空を見上げる

2016年09月04日 | 修養
 毎朝空を見上げる。

 どんな空でも、元気をもらえる。



 ただ、青空を見ると、特に元気をもらえる。澄み切った青い空からは、何か特別なエネルギーが降り注いでいるような気がする。


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