仕事の道楽化

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表現運動の第1時ならば、この指導をする

2020年08月28日 | 保健体育
 秋の運動会に向けて、この時期は表現運動(ダンス)の指導が始まりつつある。

 以前、ソーラン節の指導の第1時を見たことがある。

 指導者は、若い先生だった。

 10~20秒で一つのまとまりになりそうなところで区切り、教えていた。

 動き方を説明し、やって見せて、やらせてみてほめる。

 動きがある程度できたら、音楽にのせて学んだところまで踊る。

 その動きが全員できたら、次の動きを付け加えて、はじめから通して練習する。

 まさに、「言って聞かせ、やって見せて、やらせてみて、ほめる」の流れで指導していた。
 
 さらに、10~20秒ほどの動きがある程度できるようになってから、次に進むので、スモールステップで進んでいた。

 しかも、少しずつ動きが加わってくるので、「変化のある繰り返し」で飽きずに習熟ができていた。

 

 ただ、こうすると更に意欲が高まるだろうなあという点もあった。

 その時は、第1時の指導である。

 自分なら、かっこよく踊っているモデルを示す。

 しかも、はじめから最後までの踊りを全部見せる。

 そうすることで、

 「かっこいい、自分も踊ってみた」という意欲が高まるだろう。

 踊りの全部を見せることで、全体像がつかめるだろう。ゴールが見えてくる。

 踊りは、動画でも良い。

 昨年度の先輩が踊った動画があれば、なお良い。

 ただ、一番いいのは、先生や先輩、地域の方で上手な方に、ライブで踊ってもらうことである。

 先輩が踊ることによって、伝統を受け継ぐ気持ちが生まれるだろう。

 地域の方が踊ることによって、地域人材の素晴らしさも感じることだろう。
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