この方法でお風呂に入ると、上がった後も身体のホカホカが続く。上がって2時間ほどすると、心地よい眠気もやってくる。
入っている間も気持ちよい。
この方法を簡単に言うと、次のような入り方である。
○ お湯につかる → 冷水シャワーを浴びる → お湯につかる → 冷水シャワー (この繰り返し)
○ それぞれお湯に入る時間と冷水シャワーの時間は、自分が気持ちいいかどうかで決める
これだけの入浴方法である。試してみて頂きたい。きっと身体が温まる。そのホカホカが続く。心地よい眠気もやってくる。
以上で終わりなのだが、もう少し詳しく知りたい方のために、説明させて頂く。
以下、長文になります。
1 かけ湯をする。(これは当然かな)
2 少し熱めの湯(自分は41度くらい)に入る。身体が温まるまで入り続ける。4~5分くらいはかかるが、主観なので、自分が温まったと感じたら上がる。
3 髪の毛や顔、足先などを洗う。
(1) 洗っている間に、お湯をつぎ足して、さらに熱めの風呂水(自分は42度くらい)にしておく。
(2) 最近は、シャボン玉石けんで軽く洗っている。身体全体を洗わなくてもよい。気になるところだけ洗う。
(3) 身体全体を洗わなくても、この後の冷水シャワーと温水の作用で、身体の汚れは落ちてしまう。
4 ぬるま湯シャワーを浴びる。
これも主観でOK。自分が気持ちよく感じるくらいのぬるま湯(25度くらい)を浴びる。目安は1分間。
身体の表面を冷やすつもりで浴びる。そうすると、次に湯船につかるのが気持ちよくなる。
5 熱めのお湯につかる。
身体は温まっているので、3分前後で、身体がほてってくる。
十分温まったと感じたら、シャワーを浴びるために上がる。
6 今度は、先ほどよりもさらに温度の低いぬるま湯シャワーを浴びる。
目安は1分間前後。冷水くらいのシャワーの方が気持ちよく感じる。(そう感じない場合は、お湯につかる時間が短いのかもしれない)
7 再び熱いお湯につかる。やはり3分間前後が目安。
お湯につかるのが三回目なので、身体の芯まで温まっているはずである。この頃になると、ぬるま湯では無くて、冷水のシャワーが気持ちよく感じる。
8 上がって冷水シャワー(20度くらい)を浴びる。
自分は冷水シャワーを浴びながら、「気持ちイー」という声が出てしまう。
ここで風呂から上がってもよい。すでに身体は十分温まっているはずである。
ただ、自分はもう1セット入って、芯の芯まで温めるようにしている。
9 熱めのお湯につかる。目安は3分前後。
10 最後の冷水シャワーを浴びる。頭や首の後ろも十分冷やす。
この後、風呂から上がってもしばらくは身体が冷えない。しばらくは下着で過ごしていたいほど身体は温まっている。
2時間ほどすると、身体の深部は冷えてくるようで、心地よい眠気がやってくる。
追記
元々ヒントにしたのは、「西式甲田療法」の温冷浴療法である。
温冷浴療法は、次の通り。
温水41~43度 冷水 14~16度
水(1分)、湯(1分)、水、湯、水、湯、水、湯、水。
必ず水から入り水で上がる。銭湯の場合は水の際、洗面器に4~10杯ずつをかぶってもよい。病弱者、高血圧、心臓病の人は、足先から次々にならしていく方がよい。
この温冷浴で、気持ちよさを感じないのは、
「水から始まる」「時間が1分と決まっている」点である。
いきなり水から始めるのは、抵抗がある。(いずれはできるようになりたいけれども)
また、自分はまだ温まっていないのに、水を浴びるのも抵抗がある。
ということで、上に書いたような入浴方法を楽しんでいます。