仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

ちょっと変わった我が家のルール

2017年11月29日 | 家庭教育
 ちょっと変わった我が家のルールは、これである。

 外食の後は、お店の人だけでなく、お父さんやお母さんにも「ごちそうさまでした。」と言う。

 作ってくれたお店の人には「ごちそうさまでした。」と言わせる。

 ただ、お金を出したお父さんやお母さんにも「ごちそうさまでした。」と言うようにさせている。

 理由は、ごちそうしてくれたからである。

 おごってもらったら、感謝の気持ちを伝えるのは、大人であれば当然である。

 ただ、それができない若い人もいる。できない責任はその人にもあるだろうが、他の人にも責任がある。

 それは、その人ではなく、それまで育ててきた大人のせいである。

 ただ、中学生や高校生になってからは、初めて教えるようでは遅い。恥ずかしくなって言えない子もいるかもしれない。

 だから、我が家では、小学生になるかならないかの頃から習慣づけてきた。

 外食をした後は、お金を払ってくれた人に感謝の気持ちを伝えるのである。

 それは、初めは親に言えばよい。そのうちに、お爺ちゃんやお婆ちゃんがごちそうしてくれることもあるだろう。

 とうぜんお店を出たら、「ごちそうさまでした。」と、お爺ちゃんやお婆ちゃんにも言うようにさせている。

 子供のうちから癖をつけた方がよい。だから、言わせている。

 当然のように言っている子は、社会人になっても、ごちそうしてくれた方に対して、「ごちそうさまでした。」と、すっと言えるだろう。

 (ひょっとして、これは「変わったルール」ではないかな?)



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闇の花道―天切り松 闇がたり

2017年11月28日 | 本と雑誌
 闇の花道―天切り松 闇がたり〈第1巻〉

 浅田次郎氏の作品。主人公は、かつて泥棒だったおじいさんである。

 このおじいさんが、「昔の話を今の人たちに語って聞かせる」という形で物語は語られていく。

 泥棒ではあるが、考えていること、語っていること、行動のどれも一本筋が通っている。

 粋なのである。

 泥棒であるが、筋の通らない仕事はしない。(と、そんなことは本当にできるのかというと、それは、小説なので気にしない。)

 人として、一本筋の通った生き方が語られていて面白い。

 1巻目ではまったものだから、どんどん読んでいる。

 残侠―天切り松 闇がたり〈第2巻〉 (集英社文庫)

 天切り松 闇がたり3 初湯千両

  天切り松闇がたり〈第4巻〉昭和侠盗伝

 4巻まで読み終えた。あっという間だった。

 今読んでいるのが、これ。

 天切り松 闇がたり 5 ライムライト

 読み終えてしまうのがもったいない、と久々に思える小説である。

 
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働くという行為は、善である

2017年11月21日 | 修養
 働くという行為に対して、自分とは違う考えを聞くことが多くなった。

 「長時間働くのは、悪いことだ」

 という考えである。


 自分の考えは、つぎの3つ。

1つめ・・・スイッチが入ったら、仕事は楽しい。

2つめ・・・若いときは、仕事をして鍛えていれば、その後も幸せである。

3つめ・・・本来、仕事は幸せを生み出してくれるもの



 私も、長時間「働かされる」のは、悪いと考えている。

 しかし、仕事をしていると、夢中になって仕事をしていると、働くのは楽しくなってくるときがある。

 長時間働かされるのは、苦痛だが、自分にスイッチが入って、仕事をしたくなっているときもある。(たまに)

 
 
 もう一つは、若いとき、(特に20代前後から30歳くらいまで)は、修業の時期である。

 この時期に、仕事のスキルや仕事をする習慣を身につけられれば、その後も仕事を楽しめる。

 しかし、この修業の時期に、仕事を通して頭と心と体を鍛えていないと、その後の仕事生活は、苦しい。

 若い人にとっては、「仕事をする=悪」とは考えないでほしい。

 

 仕事を通して、周りの人に幸せを提供することができる。

 「周りの人に幸せを提供できた」という実感を通して、自分も幸せになる。

 本来、仕事というものは幸せを生み出してくれる。
 

 そもそも日本では、神話の神様達が、労働をしている。

 (キリスト教では、労働は罰というか苦しみを生み出すものであるらしいが)

 
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机・椅子を並べる子にする手立て

2017年11月15日 | 学級経営
 若手の先生から、こんな相談があった。

 「うちのクラスで、片付けが苦手な子がいます。帰る前に机と椅子を並べさせたいのですが、なかなか並べません。

 並べないまま帰る子も何人かいます。並べるようになるには、どうすればいいんでしょうか。」


 次のように答えた。

 「まず1つめ、先生は、『机と椅子を並べなさい。』と言っているのでしょうか?」

 「もし言っているのだったら、必ず並べさせて、並べているかどうかを全員文確認してから帰すようにしてください。」

 「言っているにもかかわらず、並べないまま許していれば、いずれ先生の言うことは聞かなくなります。」
 


 「2つめ、先生は『並べなさい』と言っていない場合、そんなことを言わなくても並べる子にしたい場合は、とっておきの方法があります。」

 「それは・・・。」

 「先生が、並べて帰ることです。次の朝来たときに、並んでいる気持ちよさを味わわせることです。」

 「綺麗に並んでいる気持ちよさを味わうようになった子は、並んでいない状態は落ち着かなくなります。」



 「先生も変わります。子供の机椅子を並べている間に、手立てが浮かんできます。『明日はこの方法で子供達に働きかければ、自然と机椅子を並べるようになるかな?』という手立てが浮かんできます。」

 「子供に『机椅子を並べなさい』と言っているだけの教師では変わりません。」
 
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校長先生の力を借りて、子供の力を高める

2017年11月13日 | 学級経営
学級担任をしている頃、校長先生は、子供を褒めてもらう先生だった。

 「靴箱の靴が綺麗に揃っています。校長先生、見に来てください。」

 校長先生は、見に来て、子供達を褒める。

 

 「みんな跳び箱を跳べるようになりました。校長先生、見に来てください。」

 校長先生は、見に来て、子供達を褒める。


 「今度の音読大会は、校長先生にも審査員としてきて頂きます。自分の最高の音読を聞かせましょう。」

 子供達のやる気スイッチがONになる。



 校長先生に褒めてもらうというのは、子供達にとって、特別である。

 ますますその後のモチベーションが高まる。


 今まで勤務してきた学校の校長先生は、殆どはその「褒め役」を喜んでしてくださった。
 


 「子供を校長先生に褒めてもらう」

 その後のモチベーションを高めるにもいい手立てである。
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