仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

今年の夏の学びは何にしよう・・・その前に2023年夏の学びを振り返る

2024年07月16日 | 修養

 もうすぐ夏がやってくる。

 今年の夏は、どんな学びをしようか。

 

 その前に、昨年度はどんな学びをしたのかを振り返ってみよう。

 主な学びは、次の6つだったかなあ。

 

1 自己理解について学んだこと

 「世界一やさしいやりたいことの見つけ方」の本を読み、自分自身の「価値観」「得意なこと」「好きなこと」の分析をした。

 具体的には、これらの3つについて、本に書いてある質問に対して答えを書き出していった。

 書くことで、今まで見えていなかった自分の価値観や得意なこと、好きなことが整理できた。

 さらに、無料カウンセリングに申し込み、90分間のカウンセリングを受けることで、さらに自己理解が深まった。

 (無料カウンセリングは、その後に「営業」をされるかもしれないと構えていたが、そんなことはなかった)

 

 八木仁平氏の著書「世界一やさしいやりたいことの見つけ方」は、この夏一番の学びになる本だった。おすすめです。

 自分自身についての理解が深まります。

 この本に書いてある内容は、義務教育段階で教えるべき内容だと思う。

 

2 味噌づくりを実践した。

 自分でも美味しい味噌を作ってみたかった。

 材料にもこだわって。

 味噌づくりに必要なのは、大豆、麹、塩の3つ。

 大豆は秘伝豆を使った。(本当にそういう名前の豆だった。青っぽい色をしていて甘みが強い)

 塩は、天日海塩

 麹は、生協に売っていた低温乾燥麹

 3か月後は、美味しい味噌が食べられと思う。

 作ってみて、とても楽しかった。

 子どもたちが小さい頃に一緒に作ると喜んだだろうし、食育もできただろうなあと思う。

 この楽しさを親子で味わえる「味噌づくり体験教室」をいつか開催したい。

 

3 メルカリで本を売る準備をする

 これまでに読んだ本やCDのうち、手放そうと考えているものをメルカリで売る準備をした。 

 古今亭志ん朝さんのCDや向山洋一さんの本などである。

 どちらもまだまだ活用できるものなので、若い人にぜひ触れてほしいと思っている。

 メルカリで売るにしても知識が必要である。

 写真や説明なども準備しなければならない。

 そんな準備をするのに良い夏休みになった。

 

4 カーナビのデータ更新

 カーナビのデータを更新できないかと考えて半日試行錯誤。

 結局高いお金をかけるよりも、スマホで検索することにした。

 半日の時間は無駄ではなかったと思いたい。

 

5 テレビ受信設備の処分

 以前からテレビを見なかったので、テレビなどの受信設備は処分した。

 NHKにも連絡して受信契約を解約した。

 まとまった時間がある夏休みにできたのは良かった。

 

6 菌ちゃん農法での土作り

 大事なことを忘れていた。

 以前からやってみたかった土作りをした。

 これ以外にもなんやかんやあった。

 自分としては充実した夏休みになったと思う。

 

 

 さて、2024年の夏は何をして遊ぼうか・・・いや、学ぼうかなあ。

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体験にお金を使う

2024年07月01日 | 修養

 5月の母の日は、「何も要らんよ。」と言われたので、体験をプレゼントした。

 どんな体験かというと、「整骨院での治療体験」である。

 

 自分が普段行っている整骨院の先生は、腕がいい。

 日頃から「腰が曲がってきた」「腰が痛い」「肩が痛い」と言っている母を、以前から連れて行きたいと思っていた。

 

 連れて行った後は、

 「まこち腰が軽くなったがよ(本当に腰が軽くなったよ)」と言われ、感謝された。

 

 モノを贈るよりもきっと良かったと思う。

 

 今後考えているのは、

「服を買ってあげて、お出かけして食事をする。(父母ともに)」

「家の片付けを一緒にしてあげて、片付いたすっきり感を味わってもらう。」

というところだろうか。

 

 

 自分自身に関しても、体験や学びを重視してお金を使うようにしたいと考えている。

 

 例えば、今年は梅が不作で高かった。

 実家の梅もほぼ収穫できなかった。

 

 しかし、高くても梅を買った。合計5㎏ほどだろうか。

 

 その梅で「もの作り体験」をするためである。

 「梅干しづくり」

 「ウォッカ梅酒づくり」

 「梅サワーづくり」

 「梅味噌づくり」

 「醤油梅づくり」と、いろいろな体験をした。

 

 いずれは、こういった昔ながらの「もの作り体験教室」を開きたいと考えているので、立派な自己投資でもある。

 

 これからは、「モノを買うためにお金を使う」ではなく、「体験や学びのためにお金を使う」というお金の使い方を重視したい。

 

 モノがあふれてきているこの世の中は「体験にお金を使う」という価値観は、もっと重視されるようになる気がする。(もうされているかな?)

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リアルなサバイバル生活をした「洞窟オジさん」こと加村一馬氏

2024年02月28日 | 修養

 おもしろかった。

 「洞窟オジさん 荒野の43年

 「洞窟少年と犬のシロ

 2冊まとめて一日で読んでしまった。

 

 虐待に耐えかねて家を飛び出し、山でサバイバルをしてきた加村一馬さんの壮絶な体験談である。

 13歳で家出をするまでに、山でたくさん遊んでいた経験があるとはいえ、よくぞ一人で生き延びることができたものだ。

 そうそう、厳密には一人ではなく、愛犬シロと協力し合っての生活である。

 

 さいとうたかを氏の名作漫画「サバイバル」が好きな人なら、きっとハマるだろう。

 

 加村少年が重視していたのは、もちろん食べ物である。

 食べるものといえば、ありとあらゆるものである。

 山菜はもちろん、カタツムリ、カエル、ヘビ!、鳥、ミミズ、アリ、ウサギ、イノシシ、コウモリ、カブトムシの幼虫、蜂の子、ネズミ、魚。

 ここまでいろいろなものを食べた人は、現在の日本にはなかなかいないだろう。

 

 読んでいて色々と感じることがあった。

◯ 当時は加村さんのように、家出をする子がいたのかなあ。

◯ 家出をする子がいたとしたら、病気や怪我で命を落とした人もいるだろうなあ。

◯ 加村さんの生き延びようとする気力と知恵がすさまじい。

◯ この人は、かなり頭が良い人なのではないだろうか。自分の知恵で小鳥やイノシシを捕まえる罠を作っている。

◯ どんな環境にいても、人の優しさというのは心にしみるのだなあ。

◯ (シロを亡くしたあと、死を考えるようになった加村さんの描写を読んで)やはり自分以外の他者とのつながりが生きる力になるのだろうなあと感じた。

 

 愛犬シロと助け合って生き延びている描写がたくさんある。 加村さんにとってシロは、本当の仲間、家族だったのだろう。

 

 昭和21年生の加村さんは、社会復帰をしている。

 「犬を飼いませんか?」と言われてもこう答えるそうだ。

 「いいや、俺の心の中にはシロが今も生きているからね、もう飼わないよ。」

 

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2023年夏の学び・・・「菌ちゃん農法」での土作りをした

2023年09月23日 | 修養

前々回「2023年夏の学び その1・・・「世界一やさしいやりたいことの見つけ方」

前回 今年の夏の学び その2  味噌づくり の続き

 

6 「菌ちゃん農法」での土作りをした

 菌ちゃん先生こと、長崎市の吉田俊道氏の土作りを実践している。

 プランターではうまく行ったので、実際に畑で土作りをした。

 出来上がりはこんな感じ

 まだそんなに広くはない。これから増やすつもり。

 菌ちゃん先生の土作りは、無農薬で無肥料である。

 しかし、とても元気な野菜ができる。

 菌ちゃん先生の土作りの土作りについては、次のサイトで調べられる。→  菌ちゃんふぁーむ

 動画もたくさんアップされている。

 

 土の中に、もみ殻や古くなった竹、朽木などの自然物を入れておく、そうすることで、糸状菌が発生する。 

 この糸状菌が野菜とつながることで、元気な野菜ができるそうである。

 

 土作りのポイントは、とにかく高い畝(50cm位)を作ることにある。

 糸状菌は水浸しに弱く、かと言ってカラカラの乾燥でも増えない。

 

 ということで、高い畝にビニールマルチを張った最初の写真のような畝になる。

 糸状菌が増えるまでに3ヶ月位はかかるそうなので、11月になったら冬野菜の植え付けをしようと思う。

 

 何を植えようかなあ。

 

 やってみて思ったのだが、こういう土作りや味噌づくりは、我が子が小さいうちに一緒にやりたかった。

 土に触れたり自分が食べるものを自分で作る体験は、たくましく育てるためにも感性を育むためにもいいと思う。

 

 畝の隣では、7月に植えた大豆がすくすく育っている。

 もうしばらくしたら枝豆を楽しんで、育った大豆で次の味噌を仕込もうかなあ。

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今年の夏の学び その2  味噌づくり

2023年08月30日 | 修養

前回「2023年夏の学び その1・・・「世界一やさしいやりたいことの見つけ方」」の続き

 

 今年の夏の学び その2

 

 味噌づくりを実践した。

 

 自分でも美味しい味噌を作ってみたかった。

 材料にもこだわって。

 味噌づくりに必要なのは、大豆、麹、塩の3つ。

 大豆は秘伝豆を使った。(本当にそういう名前の豆だった。青っぽい色をしていて甘みが強い)

 塩は、天日海塩

 麹は、生協に売っていた低温乾燥麹

 3か月後は、美味しい味噌が食べられと思う。

 作ってみて、とても楽しかった。

 子どもたちが小さい頃に一緒に作ると喜んだだろうし、食育もできただろうなあと思う。

 この楽しさを親子で味わえる「味噌づくり体験教室」をいつか開催したい。

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2023年夏の学び その1・・・「世界一やさしいやりたいことの見つけ方」

2023年08月26日 | 修養

 久しぶりの投稿になってしまった。

 この夏の学びについていくつか記しておきたい。

 

1 「自己理解」について学んだ

2 味噌づくりを実践した

3 メルカリで本を売る準備をした

4 カーナビのデータ更新

5 テレビ受信設備を処分した

6 「菌ちゃん農法」での土作りをした

 

 いずれの体験も自分にとって貴重な学びになった。

 

 今日は1つめの「自己理解」について書きます。

 

1 自己理解について学んだこと

 「世界一やさしいやりたいことの見つけ方」の本を読み、自分自身の「価値観」「得意なこと」「好きなこと」の3つについて分析をした。

 具体的には、これらの3つについて、本に書いてある質問に対して答えを書き出していった。

 書くことで、今まで見えていなかった自分の価値観や得意なこと、好きなことが整理できた。

 

 さらに、無料カウンセリングに申し込み、90分間のカウンセリングを受けることで、さらに自己理解が深まった。

 (無料カウンセリングは、その後に「営業」をされるかもしれないと構えていたが、そんなことはなかった)

 

 八木仁平氏の著書「世界一やさしいやりたいことの見つけ方」は、この夏一番の学びになる本だった。おすすめです。

 自分自身についての理解が深まります。

 この本に書いてある内容は、義務教育段階で教えるべき内容だと思う。

 

 この本を読んで、質問に答えていくと、自分は何を大切に考えて生きているかがわかる。

 自分には何が向いていて、何が苦手なのかがわかる。

 自分が「苦もなくできること」がわかる。

 

 例えば、自分の場合、「大事なこと」「得意なこと」「好きなこと」は、次のようになる。

 

 「大事なこと」は、自由、平静心、感謝、向上、強さ、優しさであり、最も重視しているのが「利他」である。

 誰かの役に立つこと、特に向上や成長の役に立つのが喜びである。(自分は跳び箱が苦手な子が跳べるようになる指導が大好きである。)

 

 「得意なこと」は、要点を掴んで伝える、スモーステップを作って「できる手順」を考える、感情に配慮するである。

 

 「好きなこと」は、健康、柔術、筋トレ、家庭教育、自然農法、食事、釣り といったところである。

 

 「価値観」「得意なこと」「好きなこと」の3つをまとめたおかげで、自分の本当にやりたいことに自信がもてるようになった。

  自分がやりたいことは次のようなことである。

 

◯ できる喜びを味わわせる運動教室(子供から大人まで)

◯ 親子で体験できるものづくり講座(味噌作り、家庭菜園づくり、魚釣り&魚捌き体験 等々)

◯ 年をとっても元気で過ごせるための健康づくり教室(中高年向け)・・・食事、運動、姿勢づくり等々

 

 教員を退職したら、農業をしながら上のようなことをしながら貢献できるといいなあ。

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人生の後半も挑戦したいことがたくさんある幸せ

2023年04月17日 | 修養

 月刊誌「致知」20023年」5月号「不惜身命 但惜身命」からの学び その2

 

 元気が出る言葉をもらった。

 

 まずは、田中真澄氏の「人生百年時代を生きる」から

 

 「人生は六十歳からが勝負という新たな人生観のもとに、後半の人生で自分に懸けるという挑戦をしていけばいいのです。次の二つの考え方を身につけて新たな行動に踏み切ることです。」

 

 「一つ目は、「人間の能力開発はいつからでもスタートできる」と知ることです。私たちは何かを始める場合、歳をとってからではもう遅いと考えがちです。しかし、現在では世界の加齢研究に携わる専門家によって、人間の能力は年齢に関係なく伸び続けていくことが科学的に証明されています。」

 

 「二つ目は、仕事においては、俺もこれもと欲張らず、身の丈に合った地道な生き方、すなわち「少欲知足」の精神を抱き、「一点集中・コツコツコツコツ」「目立たず・無理せず・背伸びせず」の生き方を選ぶことです。」

 

 

 田中氏の連載は、いつも勇気をくれる。

 

 

 次は、日本協会十七代会長の平田冨峰(ひらたふほう)氏の「武士道精神の伝承に、我が命を燃やす」から

 

 「私は59歳で警視庁を定年退職した後、刑事として働きながらもずっと稽古を続けてきた剣道で、最高位の「八段」になろうと新たな目標を定めました。そして都内十ヶ所の道場に武道具をおき「死に物狂いになれば何でもできる」の気概で猛稽古を続けたんですね。結果、十二回目の挑戦で、六十六歳にして八段の審査に合格することができたんです。」

 

 素晴らしい。五十九才からの最高位挑戦、猛稽古である。

 

 私は今ブラジリアン柔術をしており、青帯である。今は五十六歳であるが、平田氏のように挑戦して黒帯を取りたい。

 (ちなみにブラジリアン柔術の帯は、白→青→紫→茶→黒の順に昇格していく。)

 

 平田氏の夢も面白い。

 

 「実は、日本の神々が最初に作った淡路島に土地を購入し、日本人の理想郷「侍ランド」を創ろうと思っているんです。そこに定年を迎えた剣道好きの人間を集めて、地域の子どもたち、さらには海外からも武道に関心のある方々に来ていただいて、皆で日本の歴史、文化伝統、武士道精神を学び合い伝承していこうと。私に老後はありません。臨終引退の心算で、日本の明るい未来のために生かされたこの命を完全燃焼し、輝かせていく思いです。」

 

 私も同じような夢を持っているので、平田氏の「侍ランド」に行ってみたい。

 

 私の夢は、食育と家庭教育と運動教室である。

 親子で農業体験をしてもらう機会、自然農法で育てた野菜やお米で料理教室、味噌や甘酒作りをする機会を作りたい。

 また、器械運動、水泳やブラジリアン柔術の運動教室も開きたいと考えている。

 あわせて、日本の歴史や文化伝統を学ぶ教室も開きたい。

 

 三重県では、平田市が目指している「侍ランド」のような「熊野飛鳥むすびの里」があおるそうだ。そこにも行ってみたい。

 やりたいことがたくさんある。

 すでに行なっている先輩方もたくさんいる。

 嬉しい。

 

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戦争の歴史に学んで戦争を防ぐ

2023年04月16日 | 修養

 月刊誌「致知」20023年」5月号「不惜身命 但惜身命」からの学び その1

 

 「東京大空襲の記憶を後世に」というタイトルで、映画監督のエイドリアン・フランシス氏の映画が紹介されていた。

 映画のタイトルは、「ペーパーシティ ー東京大空襲の記憶ー」である。

 1945年3月10日の未明に、300機を超えるアメリカ軍のB29による無差別絨毯爆撃によって、東京の4分の1が焼け野原になり、一晩で10万人を超える人々が亡くなった。

 一晩で10万人である。しかも殆どが民間人である。

 これは、戦争犯罪である。

 誤解している人がいるが、戦争行為というのは、軍人と軍人との戦いである。

 戦時中であっても、民間人を殺せば犯罪である。

 10万人もの民間人を一晩で殺した空襲は犯罪である。

 

 エイドリアン氏は、次のようにいう。

 

 「ドイツでは、ナチズムの台頭を許した反省から、先の大戦について非常に詳しく子供達に勉強させています。日本も過去の戦争で何があったのか、もっと真剣に次世代に伝えていくことが必要なのではないでしょうか。」

 

 そうなのだ。

 日本の教育では、戦争で何があったのかを詳しく伝えていない。

 

 月刊誌「致知」の「今、そこにある危機」では、占部賢志が国防に関して同じことを書いている。

 

 「世の中には、理想を掲げているつもりでも、実際は「空想」に過ぎないことがある。「平和」などその代表例で、「戦争反対」の新年(?)に凝り固まって複雑な世界を単純化して見がちです。その結果、現実から有利して空想に入り込む。

 では、どうすればいいのか。「現実」を直視する勇気を持てば、イデオロギーや空想の呪縛が解けるはずです。」

 

 歴史に学ぶことが必要である。

 「戦争反対」と主張するのは必要である。

 ただ、あわせて「大東亜戦争はなぜ起こったのか」「戦争は、どの段階なら止められたのか。どのようにして止められたか。」を考える必要もあると考える。

 いや、戦争の歴史に学び、どうして起こったか、どうすれば止められたかを考える方が、より重要ではないだろうか。

 

 考えるためには、まず歴史を学ぶ必要がある。

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トルコ共和国のお役に立ちたい・・・恩返しをするときは今

2023年02月14日 | 修養

 トルコで地震があり、大変な被害が出ている。

 少しでもお役に立てたらと思い、駐日トルコ大使館に義援金を送った。

 

 親日国であり、歴史の上でも深い関係にある国だからである。

 

 例えば、1985年の3月には、日本人215人の命を救ってくれたことがある。

 

 イラン・イラク戦争が続いていた1985年3月17日、イラクのサダム・フセイン大統領が「今から48時間後に、イランの上空を飛ぶ飛行機を無差別に攻撃する」という声明を発表した。

 

 イランに住んでいた日本人は、慌てて首都テヘランの空港に向かい出国を試みたが、どの飛行機も満席で搭乗することができない。

 

 世界各国は自国民を救出するために救援機を出したが、日本からの救援機の派遣は、航行の安全が確保できないとの理由から見送られ、空港にいた日本人は途方に暮れていた。

 (当時は自衛隊が海外へ救援機を飛ばすことはできなかった。日本航空は、パイロットと客室乗務員の安全が保障されないことを理由に拒絶した。)

 

 そんな時、救いの手を差し伸べてくれたのがトルコ共和国である。

 

 トルコから駆けつけた救援機により、日本人215名全員がイランを脱出することに成功した。

 

 タイムリミットのわずか1時間前だったそうである。

 

 さらに、もっと感謝したいことがある。

 

 当時、テヘランには多くのトルコ人も在住していたのだが、航空機を日本人に提供し、トルコ人は陸路で避難をしたそうだ。

 このとき、空港には、500人ものトルコ人が取り残されていた。

 しかし、日本人が優先的にたすけられたことに対し、非難するトルコ人はいなかったという。

 

 この時の恩がある。

 

 他にも、エルトゥールル号の海難事故による繋がりもあある。

 

 映画「海難1890」でも詳しく描かれていた。

 

 そういえば、以前、「映画「海難1890」を観ましたか?」というブログを書いている。

 良かったらお読みください。

 

 ということで、トルコが災害に遭っている。

 できる支援は行いたい。

 なお、義援金の送り先は、「駐日トルコ共和国大使館」の口座に直接送金することをお勧めします。

 トルコ大使館のTwitterから「駐日トルコ共和国大使館」の口座がわかります

 

 集められた義援金は、トルコ国の「災害緊急事態対策庁(AFAD)」に届けられ、中抜きされることもないだろうからである。

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月刊誌「致知」2023年2月号からの学び 2の続き ・・・中西氏の「時流を読む」を批判的に読んでみた

2023年02月01日 | 修養

 昨日は「月刊誌「致知」2023年2月号からの学び 2 ・・・中西氏の「時流を読む」を批判的に読んでみた を書いた。

 「中西氏は、マスコミが報道しない情報も踏まえて原稿を書いていただきたい」ということを書いた。

 

 

 「マスコミが報道しない」といえば、中西氏の次の文章も気になった。

 

 今回の選挙を受けてアメリカのあるメディアは「民主、共和いずれが敗者とはいえない。」最大の敗者はトランプ氏ではないか」と報じています。

 実際、トランプ氏が応援した上下議員候補、知事候補が相次いで落選しており、トランプ氏の「神通力」がなくなってきたのでは、と見る向きもあります。

 

 批判的に見てしまうのは、マスコミ報道を鵜呑みにした情報をもとに原稿を書いているからである。

 

 

 奇しくも、同じ号の122ページは、アメリカ在住のジャーナリストである山中泉氏が同じ中間選挙について書いている。

 

 主要メディアでは、トランプ氏が前面に出たことで票が民主党に流れた、あるいは今回の選挙結果を受け、もはやトランプ氏に影響力はないという向きの報道はなされています。しかし、これは以前から反トランプ運動を繰り広げてきた左派メディアによるプロパガンダに過ぎません。

 

 実際には、トランプ氏が中間選挙で推薦した議員は二百三十二勝二十二敗であり、ほとんど勝っています。

 

 いかがだろう。

 山中泉氏と中西氏は、正反対のことを述べている。

 

 中西氏は、「左派メディアによるプロパガンダ」の情報を、そのまま月刊誌「致知」の読者に提供していることにならないだろうか。

 

 中西氏の情報収集能力は大丈夫だろうか?

 

 

 山中泉氏は、次のようにも書いている。

 

 

 アメリカ社会の実情、トランプ氏を含めたアメリカ政治を巡る動きは、日本では正確に報道されていないのではないかと思います。

 欧米の左派メディアの偏った内容をほぼそのまま流している印象を抱きます。

 

 トランプ氏に関しても、いまだ氏に熱烈な支持者がたくさんいることは報じられません。正しい情報を得ることができなければ、当然、アメリカの現状も理解できませんし、国際情勢の動きも正確のにかむことができず、ひいては日本の国益を損なう判断につながってしまいます。

 

 ですから、現在の困難な時代を生き抜くには、何よりも正しい情報を得る力、玉石混淆の情報を自ら考え、取捨選択していく見識が求められるのだと思います。

 

 

 

 中西氏には、この山中氏の文章に、ぜひ目を通していただきたい。

 

 

 私自身は、正しい情報を得るために心がけていることがある。

 

 それは、「マスコミ報道には触れない」である。

 

 新聞は流し読み、テレビは見ない(テレビは自宅にない)、ラジオも殆ど聞かない

 

 マスコミ報道に触れる際には、「何を報道していないか」を注目している。

 

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月刊誌「致知」2023年2月号からの学び 2 ・・・中西氏の「時流を読む」を批判的に読んでみた

2023年01月31日 | 修養

 中西輝政氏の「時流を読む」を読んだ。

 批判的な視点で読んでしまった。

 次のような文があったからである。

 

○ ロシアによる一方的なウクライナへの軍事侵略

 

○ プーチンというたった一人の独裁者によって仕掛けられた邪悪な侵略戦争

 

 この文を読んで「偏った情報だなあ」と感じる。

 

 ロシアだけが悪であり、ウクライナは善であるかのように書いているからである。

 ウクライナの悪い面には触れていないのである。

 

 マスコミは決して報道しないが、ウクライナにも問題点はある。

 

 中西氏は、ウクライナ東部のドンバスで、ウクライナ軍やネオナチの傭兵がロシア人を攻撃している点には触れていない。

 ロシアが動いた理由は、それらの親露派の住民を助けるという目的もあったはずである。

 

 「時流を読む」というタイトルで原稿を書いているのだから、マスコミが触れない情報も踏まえて書いていただきたい。マスコミ情報だけで語るならば、素人でもできる。

 

 マスコミが報道しない情報も踏まえた上で、ロシア情勢を語るのが、国際政治学者である氏の役目ではないだろうか。

 

 私自身は、北方領土を返還しないロシアに対して不快感を感じているが、それとこの問題とは別である。

 フェアで公正な情報を元に「時流を読む」という原稿を書いていただきたいのである。

 

 

 

 上の2文を読んで、気になることがもう1点ある。

 

 描写が感情的である。冷静に書いていただきたい。

 

 「一方的な」「たった一人の独裁者」「邪悪な侵略戦争」という描写は感情的ではないだろうか。

 

 「時流を読む」というタイトルであるならば、もっと淡々と書いていただけないものか。

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月刊誌「致知」2023年2月号からの学び・・・こんなお爺ちゃんになりたい

2023年01月30日 | 修養

 元気が出る文章に出会った。

 108ページの横田南嶺氏の玉稿である。

 白隠禅師の元気ぶりが紹介されている。

 白隠禅師が養生法について語った「夜船閑話(やせんかんな)」の序文には、次のように書いてあるそうである。

 

「自分の歳は本年七十を超えたが、少しの病もなく、歯が抜け落ちることもなく、目や耳もますますはっきりし、ともすれば、老眼鏡を忘れる位である。」

 

「心身ともに健康で、気力に至っては二、三十歳の頃よりはるかに勝っている。これ皆、内観の秘法の不思議な効果による事と思う」

 

 

と書かれているほどに、晩年まで健康そのものであったことがわかる。

 

 うらやましい。

 自分も七十歳を超えた頃にこれくらい元気なおじいちゃんでいたいものである。

 白隠禅師は、「内観の秘法」なるものを行っていたようである。興味深い。

 

 白隠禅師と同じように、元気なおじいちゃんといえば、「無病法」を描いた ルイジ・コルナロ氏を連想する。

 氏は、百二歳でなくなられたが、最晩年まで目も歯も、耳も完全で、足腰も若いときの力強さと変わらなかったそうである。

 

 コルナロ氏は「これまで、老年と言うものが、これほど素晴らしいものとは知らなかった」と言われたそうである。

 

 コルナロ氏は、「極少食」で健康を維持していた。

 

 老年になっても、白隠禅師やルイジ・コルナロ氏のように、元気いっぱいで過ごすおじいちゃんを目指したい。

 少食の方は、心がけているが、「内観の法」は知らなかった。

 自分に合っていそうならば、ぜひ試してみたい。

 

 

 もう一つ、年齢に関係なく活躍している方の文章もあった。

 100ページのコシノジュンコさんの文である。

 

 私は今日まで自分の年齢を考えずに生きてきました。

 

 若い頃は、仕事の相手から軽く見られるのが嫌で、年齢を隠し、今は新しいことに挑むのも周囲から反対されるのが嫌で年齢に触れないことにしています。

 

 挑戦する人間にとって、年齢は邪魔。できれば、今後も年齢不詳のまま思いっきり挑戦を続けていきたい、というのが私の思いです。

 

 

 こちらも読んでいるだけで元気が出る。

 

 自分としては、少食を心がけ、日々学び続けているうちは、元気でいられるのではないかと考えている。

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「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」を読んだ・・・その対策でいいのか?

2022年12月21日 | 修養

 首相官邸のホームページに掲載されている 新型コロナウイルス感染症対策の基本方針を読んだが、その方針は疑問である。

 

 季節性インフルエンザと比較し、重症化と致死率が高いために、対策を進めなければならないとある。

 次の文である。

 

 「新型コロナウイルス感染症は、季節性インフルエンザにかかった場合に比して、60歳代以上では致死率が相当程度高く、国民の生命及び健康に著しく重大な被害を与えるおそれがある。」(4〜5ページ)

 

 そうだろうか?

 比較しているのが、次の文である。

 

 「(新型コロナウイルスは)死亡する人の割合は、50歳代以下で0.01%、60歳代以上で1.13%となっている。」(4ページに記載)

 

 「なお、季節性インフルエンザの国内における致死率は50歳代以下で0.01%、60歳代以上で 0.55%と報告」(4ページ)

 

 50歳代以下の致死率は、同じである。

 60歳代以上は、ほぼ2倍の致死率になっている。

 

 インフルエンザと比較して、あまり変わらないのに、これほどの対策を行う必要があるのだろうか?

 しかも、コロナ陽性であれば、死因を問わず「コロナ死」として発表するようになっている。

次の通達・・・  厚労省からの通達「新型コロナウイルス感染症患者の急変及び死亡時の連絡について」(令和2年6月 18 日)

 

 交通事故死であっても、検査で「陽性」であったため、「コロナ死」とカウントされている。

 当然、コロナウイルスによる死者というのは、少なくなる。

 

 読売新聞は、「第6波の「コロナ死者」、3割の死因がコロナ以外」と報じている。

 

 

 こうなると、若い人の場合は、インフルエンザよりも致死率が低いであろうことが予想できる。

 

 季節性インフルエンザと同じような対策で良いのではないだろうか?

 対策が過剰な気がする。

 

 学校では、行事の削減、縮小、交流活動の中止など、さまざまな制限を今もしないといけない。

 まだ治験の終わっていないワクチンを、子供にも接種するよう勧めている。

 何年か後に、どんな副作用が現れるかわからないワクチンである。

 

 本当にこれらの対策で良いのだろうか?

 何か間違っていないだろうか。

 

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癒される紅葉の写真6枚

2022年11月17日 | 修養

 秋の景色も美しい。

 春の桜もいいが、紅葉も大好きである。

 いつまでも眺めていられる。

 ボーッと眺めていると癒される。

 そんな写真を6枚アップしました。

 よろしければご覧ください。

 

 

 

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台風14号の被害状況・・・明らかになってきています

2022年09月23日 | 修養

 前回、台風14号の被害状況について書いた。

 台風14号の被害状況・・・幸い人的被害は無し。断水と通行止めに困ってます

 

 だいぶ水の量はおさまってきた。

 おさまってきたとはいえ、安全確認の必要がある。

 

 学校再開前に、一昨日、通学路の安全点検に行った。

 そこで驚く光景を見た。

 

 

  「ここは川かな?」

 と、思わせる場所である。

 

 しかし、実は、

 

 

 道路である。

 左側の山からの水が大量に道路に流れてきている。

 深さは5cmほどであるが、怖い。

 

 昨日も点検したところ、ずいぶん水は無くなってきていた。

 来週26日の月曜日には、おさまっているだろう。

 

 台風が過ぎて4日間経つので、被害状況も明らかになりつつある。

 

 いつも使っている道路は、結局4箇所破損している。

 次の写真のように。

 

 これは、奥椎葉橋。橋も周辺の道路もそんなに古くはないのだけれども、かなり削られている。

 このようにして、道路自体が削られて、無くなっているので、復旧にはかなり時間がかかるだろう。

 このブログを書いている間も、復旧作業をしてくださっている人がいる。

 道路、電気、水道、建物などなど。

 有難うございます。

 

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