仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

「かけられる数」×「かける数」=答え・・・呼び方は、このイラストで覚えられる

2020年10月30日 | 算数
 かけ算は、「かけられる数」×「かける数」=答えの式で表される。

 この呼び方を覚えるためのイラストを学級通信で見た。

 

 出典を聞いたのだが、分からない。

 数年前から、勤務校で、使っているイラストだそうな。

 誰が作成したのかも分からない。

 分かりやすい。

 イラストを見せることで、視覚的にも覚えられるだろうなあ。
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算数授業のゴールイメージは、できるようになって喜んでいる子ども

2011年06月03日 | 算数
 「授業は、ゴールから組み立てる」
授業づくりに関して、重要な視点だと考えている。

最近の算数授業のゴールイメージは
「練習問題で子どもが○をもらって喜ぶ姿」であることが多い。

授業の終盤で、その日の練習問題を解かせることが殆どである。
その際に、練習問題に○を付けに回る。もしできていない子がいれば、その都度アドバイスをする。

 ○を付ける際に、「良くできたね。」「素晴らしい。」「今日学んだことができているね。」などのほめ言葉も添える。そうすると、どの子も喜ぶ。

 この「○を付けに回って、子どもができるようになり、喜んでいる姿」が自分の授業の具体的なゴールイメージである。

 だから、授業の準備をする際、教科書の練習問題ができるようになることをめざして授業を組み立てる。

 そのために、基本問題をどのように理解させ、「分かった。他の問題もできそう」と思わせるかを考える。

授業の度に、どの子にも○を付けることができる。どの子も喜ぶ。こんなに幸せな思いを毎回味わえる算数の授業は楽しい。教わる方も楽しいと思うだろうが、教えている自分はもっと楽しい。

 ○を付けてほめられた子が、「やった」「よっしゃ」と言ってガッツポーズをしたりする。その姿を見ると、自分も教員としてお役に立てているのではないかという実感を味わうことができる。

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算数の研究授業で気になること…なぜ教科書を使わないのか

2010年12月25日 | 算数
算数の研究授業で、教科書を使っていないのも気になる。

 教科書ではなく、教師の自作プリントを使って授業をしているのである。

 教師の指導力を高めるには、教師の教科書活用能力を高めた方がよいと考えている。

教科書には、次のよさがあるからだ。

・ 思考を助けるヒントになる図や絵がある。
・ 本時のポイントが示されている。
・ ステップを踏んで学習できるように書かれている。
・ 練習問題も示されている。

・ 児童が復習する際の手引きになる。
・ 児童が予習をする際も使える。
・ 単元の見通しをもてる
 
 そして何より、これが大きなよさである。

・ 自作教材よりも準備をする手間暇がかからない。

 多くの教師は、自作プリントは作らない。教科書を使うはずである。教科書に書かれている意図を読み取り、どのようにして子どもに分からせるか、できる喜びを味わえるように指導するかを教材研究するはずである。

 その割には、研究授業となると、自作プリントを作ったりする。それでは、日々の実践につながるような研究にはならないと考えている。

第一、上記に示した教科書のよさを超えるような自作教材、プリントを見たことがない。

 研究授業でも、日々の実践に役立つようにするならば、教科書を活用すべきである。

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習熟の時間を確保+○付け法の実践=算数好きが増える

2010年12月24日 | 算数
~昨日の続き~

 多くの算数の研究授業では、習熟の時間が確保されていない。

 先日の算数の研究授業では、それが違った。

 習熟の時間は、8分間計画されていた。しかも、児童が問題を解いている際に、「○付け法」をしていたのである。

 教師は、児童が解いた問題に○を付ける。しかもほめ言葉を添えて。子どもは、その度に笑顔になっていた。中には、ガッツポーズをする子もいる。

 解き方が分からない子には、その都度短いアドバイスをしている。そして、できるようになったら○を付ける。この繰り返しで習熟は進んでいった。

 このクラスの児童は、全員算数が「好き」だそうである。習熟の時間に子ども達が喜んでいる姿を見て、「好きだろうなあ、授業の終わりには、全員できたことをほめられるのだから」と思った。

習熟の時間を確保+○付け法を実践→子ども達は、分かるできる喜びを味わえる。

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習熟の時間がない算数の授業では分かる・できるようにはならない

2010年12月23日 | 算数
 算数の研究授業を見る機会が時々ある。

 最近気になるのが、2点ある。

 1つ目は、「授業の終わりに習熟の時間を確保しているか」である。

 次に気になるのが、「教科書を使っているか」である。

殆どの研究授業では、上の2点が当てはまらない。

まず、習熟の時間を確保していない授業は、ダメである。45分の授業で、1問か2問しか解かないような算数の授業では、子どもは半分かりの状態である。分かったとは言えない。
 また、類似の問題を解くという学習活動もしないのだから、できるようにもならない。

習熟の時間を確保することによって、何となく分かっていたものが、分かるようになる。複数の問題を解けるようになって、できる喜びも味わえる。

 習熟の時間を確保することによって「為すことによって理解が深まる」と考えている。

ところが、多くの授業では、この習熟の時間が確保されていない。確保されていると言っても、5分位のこともある。それでは短い。

 ~続く~

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子どもに自信が付く、○付け法

2010年12月13日 | 算数
 志水廣先生の「○付け法」を授業で取り入れている。これは、本当によい。

 練習問題などをさせているとき、教師が机間巡視をして、できている子のノートに丸付けをするのである。一言ほめながら○を付ける。

 途中までできている子には、そこまでできていることを認めて○を付ける。

簡単に言えば、たったこれだけのことであるが、授業には勢いが生まれる。

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