仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

「報・連・相」は、どんな頻度で行うのか?

2022年09月26日 | 仕事

 組織で仕事をする場合、「報・連・相」が大事だと言われる。

 いわゆる報告、連絡、相談である。

 これは、社会人1年目にしつこくいわれる。

 

 

 では、「報・連・相」は、どんな頻度で行うのか?

 自分が心がけていることは、「こまめに行う」である。

 外部からの連絡があった場合、仕事の状況が変わった場合、その都度行う。

 対面でできない場合は、伝言メモに要点を書き、上司の机に置いておく。

 

 

 こまめに行う人の場合、大抵は上司から「分かった。あなたの提案通りにやりましょう。」と言われることが多い。

 (ちなみに、この「報・連・相」を聞くのを嫌がる上司がいたら、その組織は衰退するでしょう。)

 

 

 このうち、「相談」は、悩んだとき、迷ったときはすぐに行う。

 また、自分が何か企画する場合、計画の2割くらいできたところで相談すると良い。

 全体像というか、方向性が決まった段階で相談すると良い。

 計画が8割がたできた段階で相談して、決裁が降りなかったら悲惨である。

 

 

 

 「報・連・相」が、こまめにできていない人の判断基準は、上司から次の言葉をかけられる時である。

 「あの○○はどうなりました?」

 この言葉をかけられると言う事は、上司が何か不安に感じているからである。

 この言葉をかけられると言う事は、「報・連・相」が足りてないと言うことになる。

 

 

「報・連・相」は、面倒だと考えている人がいるかもしれないが、誤解である。

 怠ったが故に、後で何十倍、何百倍も面倒なことになる場合がある。

 

 

 こう考えると良い。

 自分が扱っている案件は、組織に利益をもたらしてくれるかもしれないが、組織に不利益を与える「爆弾」にもなりうる。

 そして、その爆弾にならないように見守ってくれているのが、上司である。

 また、爆弾になったときに、解除するスキルが高いのも、上司である場合が圧倒的に多い。

 

 

 ここまで書いてみて、思ったことがある。

 

 「社会人になりたての自分は、上に書いたようなアドバイスを素直に聞いたかなあ?」と。

 

 ひょっとすると、聞かなかったかもしれない。

 甘くみていた気がする

 

 

 だから、仕事上の「爆弾」を、爆発させてしまってました。

 同僚や上司にも迷惑をかけてしまいました。

 反省してます。

 

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パソコン使用時間の上限は45分

2015年10月15日 | 仕事
 「がっちりマンデー」という企業の取り組みを紹介する番組を見ている。

 録画して、まとめてみるのだけれども、この前見た「アイリスオーヤマ」という会社の取組にはびっくりした。


 「パソコンが必要な時は1回45分を上限に共用パソコンを利用。コミュニケーションや集中力が増し、企画力・作業効率がアップしました。」

 と言うのである。


 パソコンは、個人のデスクにはない。パソコンが必要な際は“パソコン島”と呼ばれる共有のパソコンスペースへ移動する。

 「パソコンの中にアイデアはない」との考えに基づき、デスクは考える仕事やコミュニケーションの場、パソコン島は集中して「作業」をする場と切り分け、メリハリをつけているそうである。

 使用時間についても連続45分を上限とし、45分経過したら15分はパソコンを離れて仕事をする、というルールがある。

 

 確かに、パソコンの前に座っていて、知的生産をしている時間は少ない。

 自分の場合、関係のない内容について調べ物をし、無駄な時間を過ごしていることが多い。目的地に向かわずに、寄り道をしながら進んでいるようなものである。(またそれが楽しいのだけれども)

 生産的な仕事をするには、確かに寄り道をせず、目的地に向かって真っ直ぐ進んだ方がよい。パソコンで余計な調べ物をせず、今やっている仕事のゴールに向かう方がよい。

 じゃあ、自分はどうするか?

 今のところ考えているのは、「パソコンは基本的にはスリープ状態にして仕事する。」である。

 使いたいときに起動からしていては間延びしてしまう。かといって、起動しっぱなしではきっと余計な調べ物をしてしまう。ニュースを見たり、気になる言葉を検索したりして、道草を食ってしまう。

 、「パソコンは基本的にはスリープ状態にして仕事する。」・・・これで少しは、仕事が早く進むかな?
 

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キャリア教育を壊す人、いかす人

2015年08月04日 | 仕事
 本日、キャリア教育の研修会があった。;

 キャリア教育とは何か?

 説明ではよく分からなかった。

 文部科学省によると、次のような定義がされている。

 「一人一人の社会的・職業的自立に向け,必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して,キャリア発達を促す教育」

 これもよく分からない。

 学校教育の活動は、すべて「一人一人の社会的・職業的自立に向け,必要な基盤となる能力や態度を育てる」ことを目指している。

 と言うことは、学校教育のすべての活動は、キャリア教育と言うことなのだろう。

 文部科学省の資料には、次の言葉もある。

 「社会人として自立した人を育てる」

 キャリア教育を簡単に言うと、

 「社会人として自立した人を育てる」ために、「一人一人の社会的・職業的自立に向け,必要な基盤となる能力や態度を育てる」と言うことかな?

 簡単すぎ?

 

 研修会で、様々な考え方や取り組みが紹介されるのを聞いていて感じたことがある。

 それは、「学校教育で、キャリア教育を活かすのも壊すのも教師次第だなあ」ということである。

 いくら立派な「キャリア教育」をしていても、指導する教師自身が、次のような態度を取っていたらぶちこわしである。

 ・ ため息をつく。

 ・ 表情が暗い。つらそうに仕事をしている。

 ・ 子供達に愚痴を言う。

 ・ 大変だ。大変だ。という言動を示す。

 つまり、「仕事は楽しくない。やりがいがない。生きるのはつらいことばかりである。」という態度を示していたら、どんなに立派なキャリア教育をしていても、ぶちこわしになる。いや、立派なキャリア教育をしていればなおさらマイナスだろう。

 キャリア教育を受けている子供達は、上のような態度を取る大人を見て、こう思うだろう。

 「頑張って大人になったら、あんなつらそうな仕事や生活が待っているの?大人になりたくないなあ。」

 だから、せめて子供の前では、上のような態度を取るべきではないと思う。



 仕事は大変であるが、やり遂げたときの達成感は、遊びや趣味の中では得られない。

 仕事の大変さを語るのも大切であるが、それを超えたところの達成感を語ることもなお重要であると考えている。



 「仕事は楽しい、やりがいがある。仕事を通して周りの人や社会に貢献できることは素晴らしいことである。」

 と、態度で示せるような教員でありたい。



 このブログのタイトルは、「仕事の道楽化」である。

 自分は年々仕事が楽しくなっている。仕事が道楽化しつつあるのでうれしい。

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小学校教師の仕事「8 この仕事を目指している人に一言お願いします。」その3

2015年01月29日 | 仕事
小学校教師の仕事(中学生からのインタビューにこたえて) からの続き


8 この仕事を目指している人に一言お願いします。
○ 才能がなくても学び続ければ、楽しくなります。
インタビューにこたえているつもりで書いたら。つい長くなってしまいました。えらそうなことを長々と書いてしまいましたが、実は、自分には教師の才能がないと悩んでいました。若い頃の話です。
自分の若い頃は、教師の才能がないことに悩んでいました。何事も不器用でした。話も下手だし、すぐに緊張するし、気はきかないし・・・。
あったのは、熱意と体力だけだったような気がします。
 ただ、才能がないと自覚できた分、学びを継続できたのがよかったのかもしれません。才能がなくても、学びを継続できれば、教師の仕事は楽しくできるようになると思います。
 私の見たところ、Sさんは、私よりもずっとずっと教師に向いているような気がします。何よりその積極性が素晴らしい。ぜひ教師になって、この仕事の素晴らしさを味わって下さい。応援します。(あ、もちろん、教師にならなくても応援しますよ。教師以外の仕事も素晴らしいと思います。ただ、私は教師という仕事は特に素晴らしいと考えています。)
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小学校教師の仕事「8 この仕事を目指している人に一言お願いします。」その1

2015年01月19日 | 仕事
小学校教師の仕事(中学生からのインタビューにこたえて) からの続き

8 この仕事を目指している人に一言お願いします。

○ 3つ目の幸せをたくさん味わえます。

 幸せには3つの幸せがあるという人がいます。それは、「してもらう幸せ」「できる幸せ」「してあげる幸せ」です。

 「してもらう幸せ」とは、人に何かをしてもらう幸せです。教師が困っていれば、子ども達は、すぐに助けてくれます。教師がお願いすれば、たくさん助けてもらえます。そんな時に、幸せを感じます。

 「できる幸せ」とは、「自転車に乗れるようになった」「泳げるようになった」などがありますよね。教師の場合、「泳げない子どもも、泳がすことができるようになった」「漢字を読めるようにする指導法が分かった」等です。昔はできなかった指導ができるようになれます。これも幸せです。

 「してあげる幸せ」とは、「算数の問題が分かるように教えてあげた」「後ろ回りができるように教えてあげた」等です。「先生、有り難う。」「先生のおかげで分かるようになった。」と言う言葉をもらえることもあります。

 この3つ目の幸せが、一番強く幸せを感じられます。人の役に立つことほど、自分の存在意義を確認できることはないからです。

 そして、教師の仕事は、殆どがこの3つ目の幸せにつながる素晴らしい仕事です。
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小学校教師の仕事「7 これからの夢や目標を教えて下さい。」

2015年01月18日 | 仕事
小学校教師の仕事(中学生からのインタビューにこたえて) からの続き

7 これからの夢や目標を教えて下さい。

○ 自分に与えられた役目を果たす。
 まず、自分に与えられた役目をしっかり果たせることが目標です。
 自分が今やるべきことをしっかり果たし、その積み重ねの延長上に夢も実現に近づいていくと考えています。夢を持っていても、今やるべきことをおろそかにしていては、実現は不可能です。これは大人も子どもも変わらないと思います。
 自分の場合、与えられた役目をしっかり果たすことが、子ども達のためにもなります。限られた時間の中で、少しでもよい教育をすることが、まず大切だと考えます。(できるならば、「自分に期待されている以上の結果を出す」ように心がけています。)
 目の前の仕事を一つ一つしっかりし、「精一杯やった」と思える仕事をし続けることが、今の夢であり目標です。


○ 若い人への「恩送り」をする。
 「恩送り」という言葉があるそうです。これは、「誰かから受けた恩を、直接その人に返すのではなく、別の人に送ること。」だそうです。
 これまでにたくさんの先輩教師から厳しく優しく教わってきました。そのおかげで、自分は教師という仕事を楽しめています。その先輩達に直接の「恩返し」はできそうにありません。しかし、「恩送り」ならできそうです。若い先生方や大学生、そしてSさんのように、教師を目指している人たちのお役に立てることを、喜んで引き受けたいです。
 このSさんのインタビューにこたえることも「恩送り」の一つです。「恩送り」をする機会を与えもらったことに感謝しています。


○ 学びをまとめ、本を出版する。
 これまでに学んできたこと、実践してきたことの中には、簡単で、楽しくて、効果のある指導方法がたくさんあります。それらをまとめて、本に書き、出版したいというのが夢です。これも自分にとっては「恩送り」の一つだと考えています。
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小学校教師の仕事(中学生からのインタビューにこたえて)「4 この仕事でつらいと思うことは何ですか」

2015年01月15日 | 仕事
4 この仕事でつらいと思うことは何ですか。
○ 時間がないことです。
 どの仕事でもそうですが、忙しいです。特に、もっといい授業をしたい。もっといい学級づくりをしたいと願うほど、やることは多くなり、時間は足りません。ただ、限られた時間の中で、ベストを尽くす経験をすればするほど、腕は上がっていきます。工夫する力も高まっていきます。逆に、ベストを尽くそうとしない人には、成長はないでしょう。

○ 20代のころの仕事は、つらいことの連続でした。
 大学を卒業し、採用試験に受かったら、「先生」と呼ばれます。でも、自分には「先生」と呼ばれるような知識も技術も殆どありませんでした。知識も技術も不十分なので、授業も学級づくりもうまくいかず、「これでいいのかな?」と悩みながらの20代でした。特に3年間くらいは、とてもつらかったです。
 まず授業の進め方に困りました。大学で学んだ内容くらいでは、とてもこなせないのです。学級の係や当番決め等の学級でのこまかなルール決めも分からず、学級通信や時間割の作り方も先輩教師に聞きながら何とか作っていました。
 周りの先生方に支えられることの連続でした。保護者の方々にあたたかく見守っていただきながらの20代でした。
 やる気だけで何とか乗り切った20代です。もちろん、自分には教師としての知識も技術も不十分だと言うことは十分過ぎるほど分かっていたので、本をたくさん読みました。先輩教師にたくさん聞きました。教師仲間の研究サークルにも参加し、休日もお金を払っていろいろな研究会に参加しました。
 自分の場合、もがき苦しみながらの20代だったので、あの頃に戻りたいとは考えません。ただ、その頃にもがき苦しんだからこそ、今は仕事が楽しいのだと確信しています。
 「20代の頃は苦しい。特に初めの3年間はとてもつらい」
 これは、教師に限らずどの仕事でも言えると思います。このつらい期間を、周りの人や環境のせいにせずに、乗り切った人だけが仕事の楽しさを味わえるのだと考えています。「苦あれば楽あり」です。


○ 正直言って、今はつらいことは殆どありません。
 「つらい」経験をたくさんし、学ばせていただきました。たくさんの知識や技術を身につけさせてもらったおかげで、今は仕事が楽しいです。
 「つらい」と思えるような状況になることはありますが、これまでの経験上、「つらい」と思える課題を乗り越えた後に、自分の成長を感じました。例えば、「研究授業」です。他の先生方が自分の授業を見に来ます。これまで、自分の授業を他の先生方に見てもらい、未熟な点をたくさん教えてもらいました。その時々の指摘は、自分にとってはつらい指摘でもあります。例えばこれまでに指摘されたことは、「子どもを見ていない。教室の中央ばかりを見て、はしの子を見ていない。」「子どもができるようになったかどうかを評価していない。がんばりを認めていない。」「説明に無駄な言葉が多すぎる。言葉が多いからかえって分かりにくい。」等々です。これらの指摘を受けた時は、へこみますが、それらの厳しい言葉があったからこそ、少しずつ自分は成長できたのだと考えています。
 「つらい」と思われる状況になったら、今は「チャンス」と思うように心がけています。
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小学校教師の仕事(中学生からのインタビューにこたえて)

2015年01月13日 | 仕事
 昨年度は、6年生を担任していた。その時の教え子Sさんから、インタビューを受けることになった。Sさんの夢は、小学校の教師ということである。
 よって、私が、小学校教師の仕事について答えることになった。

次のように答えることにしようと考えている。

まず、職業インタビューに選んでもらったことに感謝します。精一杯考え、おこたえします。ただ、私個人の考えですので、他の先生にインタビューすると、また違うお話が聞けると思いますよ。
以下の7点をお聞きしたいということでしたので、順番におこたえします。


1 仕事の内容を教えて下さい。
2 なぜ、この仕事に就いたのですか。
3 この仕事のやりがいや喜びを教えて下さい。
4 この仕事でつらいと思うことは何ですか。
5 この仕事において気を付けていることは何ですか。
6 この仕事に必要なことはなんですか。
7 これからの夢や目標を教えて下さい。
8 この仕事を目指している人に一言お願いします。



1 仕事の内容を教えて下さい。

○ 周りの人が幸せになることなら何でもします。
特に、小学生の健全な成長につながることは何でもします。賢くなるための教育、優しく思いやりのある人になるための教育、たくましくなるための教育をします。


○ 実際には、授業が一番多く時間を取ります。
授業以外にも授業の準備や丸付け、他の先生達との打ち合わせや職員会議、そしてそれらの打ち合わせや会議のための資料作成、家庭訪問、運動会の準備、保護者との連絡や相談業務など、たくさんの仕事があります。


2 なぜ、この仕事に就いたのですか。
○ 素晴らしい先生に教えてもらっていたからです。
 小学校、中学校、高校の時の先生方にいつも恵まれていました。特に、小学校の時に担任してもらったT先生には、「子どもを育てることはいかに面白いか」「教師はどんな仕事をしているか」を教えてもらいました。朝の会の話や授業中の脱線話で、これまで受け持った子どものエピソードとして話してもらい、「教師もいいなあ」と考えたのが始まりでしょうか。

○ もともとは、専門的な技術を身につける仕事に就こうと考えていました。
 小学生の時は、大工さんや寿司屋さんになりたかったです。努力して技術を身に付けた職人さんはかっこいいと思いました。その頃は、「職人さんになれば、自分のがんばり次第で周りの人に信用してもらうことができ、メシが食っていけるようになる」と考えていました。
よく考えると、教師も専門的な技術を身につける仕事です。たくさん学んで、教え方を工夫し、子ども達が「たのしい」「分かった」「できた」という教育ができれば、周りの人に信用してもらうことができる仕事です。

 以下、次号に続く・・・。
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来校者の方々への対応

2012年10月22日 | 仕事

 ある学校の職員室に行った時、対応して下さったのが一人で、あと5人位いた人たちみんなが黙々とノートパソコンに向かっていた。・・・冷たい感じがした。

 違う学校の職員室に行った時、対応してくださった方はもちろん、他の職員の方々も挨拶をして下さった。とても気持ちよかった。・・・暖かい感じがした。

 

 どちらの学校の職員も熱心ではある。

 

 しかし、どちらの学校の子ども達が育っているか、職員室を見ただけで分かる。

 

 

 些細なことかもしれない。

 

 ただ、その些細なことに気付くかどうかは、子どもの様子を見ながら教育活動をすすめる教員にとっては大きい。

 

 

 鈍感な自分であるだけに、そういう些細な点には気を付けようと考えている。

 

 だから、職員室に来られる教材販売の方々、保護者の方々などの来校者には、できるだけ気持ちよく来ていただきたい。

 

 職員室(または自分の職場)の雰囲気はどうだろうか。来校者が来た時に気持ちがいいだろうか。

 

 外部の方の立場に立って職場を見つめ直すと、見えてくる良さや欠点があると思う。

 

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指導力がない人の特徴

2012年05月22日 | 仕事

 「剣客商売」シリーズが大好きである。池波正太郎氏が書いた名作である。

 

 今まで何回読んだか分からない。

 

 この本では、秋山小兵衛がスーパーマンのように描かれている。しかし、そのスーパーマンを脅かすほどの強豪もたくさん出てくる。

 

 強豪というモノは、だいたい、一目会ったらすぐに分かるようである。

 

 

 自分は柔道をしていた。一目会っても分からないが、組んだらすぐに分かる。どれくらい強いのかが分かってしまうのである。

 

 

 教員の場合も同じである。

 

 

 しかし、自分に力がないせいか、柔道ほどはすぐには分からない。

 

 しかし、力がない人は分かる。共通点があるから、3分ほど話すと分かってしまうことが多い。

 

 

 指導力がない人の特徴は、次の3つである。

 

 1つ目は、「うまくいかないことを他人のせいにする。」

 「授業が成立しない。」「成績が上がらない。」「授業が分からないという児童がいる。」

 

 これらのうまくいかない減少を語るときに、自分を棚に上げる傾向がある人は、間違いなく指導力は低い。

 

 2つ目、「話が長い。」

 話自体も長いが、話の一文も長い人がいる。聞きづらい。しかも、そういう分かりにくい話をしていることに気付かないでいる。

 3つ目、「声に張りがない。」

 出そうと思えば出せるのに、声が出ていない人がいる。

 聞こえるほどの声量で話ができないということは、聞こえていない人のことを考えていないのである。こういう人は、自分の話がどのように伝わっているかにも関心を払わない。

 

 自分も常に気を付けている。

 

 

 

 

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仕事量は増えてくる。

2012年05月09日 | 仕事

 20代の頃、先輩の教員がこう言った。

 

 「年々仕事を任される量は増えてくるよね。」

 「年々仕事量は増えるんだよね。」

と言いながらも、充実したような口ぶりだった。

 

 そうである。仕事というものは、年々増えてくるモノである。充実している時ほどそうである。

 

 

 そして、仕事が増えれば増えるほどこなせるようになる。多様な考え方ができるようになり、判断も速くなる。

 

 昔は1週間以上かかってやっとできる仕事が、今では1日もかからずにできることは多い。(逆に、体力的な仕事は、昔よりできなくなってきているなあ。)

 

 

 思えば、たくさん仕事を任され続けたおかげで、昔はできないような仕事もできるようになった。より多くの人に感謝されるようになることができた。

 そう思うと、仕事が増えてくる環境は有り難い。

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味も接客も両方大切

2011年12月20日 | 仕事

 先日、外食をした。家族みんなで洋食レストランに行ったのである。(3年ぶり位かなあ)

 食事はおいしかった。ただ、接客という点では、疑問が残る。

 まず、食器の音がかなり大きい。繁盛してはいるのだが、その分食器を片付けるときの音が大きい。割れるのではないかと思いながら見ていた。その音に店員の方の気持ちが伝わるのである。お店の方はしかめ面をしながら片づけをしている。その音を立てて作業をしている店員の方のイライラが伝わってきた。

 

 決定的だったのが、若い方が注文を伝えたときの言動である。厨房を取り仕切っている方に

 「○○の部屋の方8名がご飯のおかわりを頼んでいます。」

 その声に対して、しかめ面をして、面倒くさそうに返事をしていたのである。

 きっとこの方は、自分の仕事を通して人に喜んでもらおうという気持ちは薄いのだろうと感じた。

 こちらはとても追加注文などはできないと思った。

 反面教師としては最高のお店だった。「こんな表情で仕事をしてはいけない」と心から思わせてくれた。

 「もうこの店に来ることはないだろうなあ」と思いながら店を後にした。

 

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おいしいお酒を飲める日

2011年12月09日 | 仕事

研究授業が終わった。

やるだけのことはやった。子供達、参観者にとって有益な授業ができただろうかということが気になる。

授業後、児童が校長に「言うことなしでしたよね。最高にがんばってましたよね。」と言ったそうである。

よく頑張っていたと思う。

 授業については反省点がある。ただ、子供達のがんばり、向上的変容を見ることのできた授業だった。

 こんな日に飲む酒は格別にうまい。おいしくお酒を飲める日である。

 これからも、何回もこういうおいしいお酒を飲みたい。

 今は、解放感でいっぱいである。

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仕事から逃げれば逃げるほどつらくなる。仕事は追いかける方が実は楽である。

2009年06月17日 | 仕事

 仕事から逃げれば逃げるほどつらくなる。周りからの評判も悪くなる。逆に、仕事に積極的に取り組む、一見苦手と思われる仕事にこそ進んで取り組むようにすると、意外に楽に事が運ぶ。

 これは、自分でこれまで仕事をしてみて、そして周りの人たちを見ての実感である。やはりかわいそうだと思うのは、仕事に対して消極的になっている人たちである。ほぼ間違いなく周りからの評判は悪くなる。何より、仕事をしている本人がつらそうである。特に、若い人がこうなったらかなりかわいそうである。

 ちょっとやる気を出せばうまくいきそうな気がする。(しかし、こればかりは本人でないと分からないかもしれない。)

 

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自分の強みは持久力

2009年02月22日 | 仕事

 才能がある人はうらやましい。言われたことをパッとできちゃう人がいる。

 例えば、昨日は、算数指導の講座に参加した。志水氏の「マル付け法」の実技講座である。「マル付け法」は、「まずほめる」「一部分でもよいからほめる「短い時間(5~15秒)で個別指導を行う」等の条件がある。自分は、「難しいなあ」と思いながら聴いていた。

 順番に、お互いに丸付けの実技をするのだが、他の参加者の方々は皆うまかった。不安なまま自分も実技をやってみたが、うまくいかなかった。

 才能のある人はうらやましいと思った。言われたことをすぐに理解して実技ができる。パッパッとできる、瞬発力のような才能を他の方々から感じた。自分はそういうパッパッとこなすのは苦手である。質疑応答などで質問されてもすぐには気の利いた受け答えができない。1~2時間してから「ああ・・・、こう言えばよかった」と後悔することはしょっちゅうである。

 ただ、自分は、瞬発力はないが、持久力は少しはあると思っている。というか、粘って練習を繰り返して腕を磨いていくタイプだと思っている。

 まだまだ仕事の腕を磨いていかなければならない。急がず休まずコツコツと。

 

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