仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

テレビゲームを遙かに超える面白さ

2015年07月30日 | 釣り
 今は、テレビゲームが盛んである。

 しかし、リアルな遊びに世界にはまった子は、ゲームには戻れない。

 例えば、「釣り」である。


 ゲームソフトの中には、「釣り」を楽しめるソフトがある。

 しかし、一度リアルな釣りの体験をしてしまうと、ゲームではとても物足りなくなる。

 リアルな釣りで、魚が針にかかりそうになる。釣り人としては、針をかけたい。

 しかし、うまくいかないときもある


 ・・・「かかった!」釣れそうだ。

 この後、取り込むまでの時間も楽しい。ひょっとすると逃げられるかもしれない。

 なんとか逃げられないように、駆け引きを繰り返しながら取り込んでいく。

 この一連の流れは、ゲームでは今のところ絶対に再現できない。

 だから、ゲームではなく、リアルな釣り体験を求めているのだろう。

 たぶん、ゲームにはまっている人の殆どは、リアルな遊びの世界を知らないのだと思う。

 五感を刺激しまくるリアルな遊びの世界には、ゲームはとうてい太刀打ちできない。

 (もし、リアルな遊びを凌駕するテレビがあればはまってみたい気もする。ないだろうけど。)

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70年前の子供達のために、これからの子供達のためにできること

2015年07月30日 | 人生観
 午前中は、勤務している地区の歴史的な遺産や名所を学ぶ研修会だった。

 講師は、地元のまちづくり協議会の方々である。

 学んだ内容をもとに、自分たちも子ども達に伝えたいと考えている。

 少しでも地元のよさを知ってもらいたいと考えているが、まちづくり協議会の方々の熱意はそれ以上だった。


 何日も前から場所の選定や回る順番、コースの組み立てをしていただいた。

 どの場所も子ども達に伝えたい場所ばかりであった。

 例えば、地区にある「滝」である。



 マイナスイオン出まくりの名所だった。暑い中だったので、いつまでもいたくなる場所である。


 他にもたくさんの名所や歴史的な跡地があったが、これは是非、語り継ぎたい、語り継ぐべきだと感じた場所があった。



 それは、終戦前、アメリカのグラマン機による機銃掃射の跡である。


 ある民家にお邪魔させていただいたところ、地区の民間人を狙ってアメリカのグラマン機から機銃掃射されたときの弾が貫通した跡が残されていた。
 




 そのとき、機銃掃射にあった人の話を何人かに聴くと、明らかに民間人を狙って撃ってきたそうである。そのときに即死した人は10人。その殆どは、小学生である。詳細な記録も残っていた。


 中には、初等科2年生という子もいた。今の小学2年生である。撃たれた子ども達は、どんなにか怖かったことだろう。


 子供の中には、虫の息で、「私、死ぬのね!」と言って、死んでいった子もいるそうである。どんなにか無念だったことだろう。



 グラマン機に乗っていたアメリカ人は、撃った相手が子供だと分かっていたはずである。子供だということが見えていて撃ってきている。

 民間人、しかも逃げ惑う子供を狙って撃つとは、まともな人間だとは思えない。

 これは戦闘行為ではなく、明らかに犯罪である。しかし、勝ったアメリカは、これを犯罪とは認めなかった。(これ以外にも、東京などの大空襲や広島、長崎への原爆投下は明らかに民間人を狙った犯罪行為であると考えている。)

 今、日本は、これらの行為を犯罪とは言えないである。いつの日か、これらは犯罪行為であり、どの国、どの地域でも許されないというルールが確立してほしい。



 そのために、自分ができることは、「民間人を狙って戦闘行為をした」という歴史の事実を語り継ぐことだと考えている。

 また、「戦争がなぜ起きたのか」という事実を深く調べたい。

 少し学べば、ただ戦争反対を叫んでいるだけでは戦争は防げないことが分かる。もっともっと深く学んでいきたい。

 
 
  
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よいおもちゃの条件

2015年07月28日 | 家庭教育
 よいおもちゃの条件



 それは・・・

 何回も繰り返し遊べる

 シンプルである

 創意工夫をして、自分なりの遊び方が開発できる




 これらの条件に当てはまるおもちゃはよいと考えている。



 例えば、

 コマ回しの「こま」がある。


 何回遊んでも飽きない。難しい技になると、大人でもできない。

 少し慣れてくると、自分なりの回し方、遊び方ができるようになる。




 例えば、、

 けん玉がある。

 世界大会が開かれるほど技の種類が多い。

 もちろん、難易度も幅が広い。一生かかっても遊び切れないほどの技がある。

 

 例えば、

 ダイヤブロックがある。

 自分は、小学生の頃、ダイヤブロックがあれば半日位は余裕で遊んでいた。しかも熱中していろいろなおもちゃを作っていた。


 これ以外にも、「竹馬」「ヨーヨー」もある。

 よく考えてみたら、自分が子供の頃に遊んでいたおもちゃばかりである。

 
 よいおもちゃに囲まれていた自分は幸せだったのだなあ。

 

 
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とっても安上がりだけど元を取れる子育ての道具

2015年07月27日 | 家庭教育
 小学校の教員をしていると、同僚が子育てについてどんなものを買っているかを知る機会がある。

 結構多くの教員が買っているのが、「地図」「地球儀」「かけ算九九の表」「漢字シート」であろう。

 最近は100円均一のショップで売っている、大きめサイズのいろいろなシートは元が取れるようである。



 例えば、かけ算九九の表をお風呂場に貼っている人は結構いる。

 子供が1年生になる位までは、100までの数を数えてからお風呂から上がらせる。体が暖まるし、数の大きさも分かるようになるから一石二鳥である。

 うちでは、子供が1年生の終わり位から、かけ算九九の表を読んでから上がるようにさせた。初めは読むだけである。読んでいるうちに見なくても言うようになる。



 実は、漢字やかけ算九九、その他暗記を必要とするような学習内容は、保育園や低学年の方が覚えが早い。

 だから、お風呂などの場に暗記を要するシートを貼り、少しずつ覚えさせている教員は結構多い。

 無理なく、楽しく覚えられるからである。
 


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幸せな子を育てるための考え方 そのⅠ

2015年07月26日 | 出産・育児
 多くの親子を見ていて、「これはまずいなあ」と思うときがある。

 それは、「友達親子」である。

 普段から仲がいいのはよいことであるが、子供が親や祖父母に対してあまりにも無礼な発言をするときがある。

 祖父に向かって、「くそじじい」というのを聞いたことがある。

 それを見ると、「これはまずいなあ」と感じる。


 「素晴らしい子だ」と思われる子は、「家庭の中では、父母は偉い。祖父母はもっと偉い。」というような序列の中で育っている。

 普段は仲よさそうに話をしていても、親や祖父母に対しての礼儀はわきまえている。

 例えば、家族にお土産をもらったときは、「これは、おじいちゃんおばあちゃんから先に配るね。はい、次はお父さん、お母さん、・・・。」というような会話がある家庭の子の方が、優しく、素直に育っている。

 そういう序列の中で育ってきた子の方が、なぜか落ち着いていて、周りの子にも優しい。

 なぜかは分からない。



 なぜかは分からないが、逆の場合はある。

 平等性を重んじるあまりに、子供の言い分を聞きすぎる家庭があった。小学校高学年、中学生になると、親を馬鹿にするようになった。運動会では、親を見ると、「来るな!」と言っていた。親を冷たい目でにらむときもあった。平等性を重視したいい考え方のように思えるかもしれないが、育つ子は、冷たく、反抗的になった。(もちろん、すべてがそうなるかどうかは分からないが)


 いい子に育てたいなら、やはり家庭内での序列がある方がいいと考える。
 
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平成27年(2015年) ご縁紡ぎ大学 鹿児島校 開校式での学び

2015年07月25日 | 人生観
 先日のご縁紡ぎ大学 鹿児島校では、多くの学びがあった。

 中村文昭に氏の言葉をたくさんメモした。

 例えば、次の通りである。

○ 学歴が必要というか、学校に通う必要があるのは、サラリーマンや特殊な技能を必要とする人(例えば医者)

 でも、職人と起業家(社長)には学歴は必要ない。必要なのは素直さ。


○ 喜ばせる○○屋さんは、流行る。つぶれない。

○ 自分は努力家ではない。普段はサボっている。しかし、人から頼まれたときだけは、予測を上回れるように必死で頑張ってきた。

○ 人からものを頼まれたら、喜ばせるチャンス

○ 自分は普段9時間から12時間は寝ている。

○ 人脈より人望

○ 起こることは、すべて自分にとって必然

○ 本当の夢が叶うときはびびった。

○ 損得から尊徳へ
 


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平泳ぎの苦手な子が泳げるようになるためのポイント

2015年07月24日 | 保健体育

 平泳ぎができない理由の多くは、


 「息継ぎのタイミングが早すぎる」

 である。


 息継ぎをした後は、体が沈む。しばらくすれば、体が浮いてくる。浮いてきたら、手を掻いて息継ぎをする。これが泳げる子の場合である。

 昨日指導した子は、早く息継ぎをしようとするため、体が浮き上がる前に(まだ体が沈んでいるのに)手を掻き、水上に上がろうとしていた。これでは、掻く動作が無駄に大きくなるので、苦しくなる。


 だから、一昨日のブログに書いたように、自分が泳ぐ子の前方にいて、後ろ向きに進み、泳ぐ子の体が浮いてきたら頭をタッチして息継ぎのタイミングを教えてあげる。

 たったそれだけの補助で13mから31m泳げるようになった。指導した時間hがたぶん10分間位である。

 

 大切なのは、

 ○ ゆっくり泳ぐこと

 ○ 息を強く吐くこと

 もう一つは、

 ○ 体が浮いてから息継ぎの動作をすること

 である。
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泳げない子が、すぐに泳げるかどうかを判断するポイント

2015年07月23日 | 保健体育
 昨日は、泳ぎが苦手な子の指導について書いた。

 昨日は次のように書いた。

 >泳ぎを見ていて、「これはすぐに泳げるなあ」と判断できた。

 >なぜかというと、・・・長くなるのでここでは書かない。

 長くなると書いたが、あまり長くないかもしれない。判断した理由を短くまとめてみる。




 13mしか泳げない子だったが、「すぐに泳げる」と判断できた理由は、

 「リラックスして浮いていたから」

である。


 泳げない子は、リラックスして浮くことができない。

 もっと具体的に言うと、「10秒浮くことができない」


 陸上で10秒息を止めることは、ほぼすべての子ができる。

 リラックスできない子は、水に浮かんだ状態で10秒浮くことができない。


 昨日見た子は、力を抜いてプカリと浮くことができていた。

 その姿を見て、「泳げる」と確信した。

 身の回りの子で泳げない子がいた場合、10秒浮けるかどうかを見るとよい。10秒浮ける子は、その日のうちに泳げるようになる。遅くてもシーズン中にきっと泳げるようになる。



 
 あら・・・短く書けちゃった。



 明日は、泳ぎの苦手な子が泳げるようになるためのポイントをまとめてみます。
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泳げるようになるための個別指導(平泳ぎ編)

2015年07月22日 | 保健体育
 今日は水泳が苦手な子への指導をする機会があった。

 指導前に泳げた距離が13m。

 泳ぎを見ていて、「これはすぐに泳げるなあ」と判断できた。

 なぜかというと、・・・長くなるのでここでは書かない。

 
 平泳ぎをしたいというので、少しアドバイス。

 「息継ぎが苦しくなるのでしょう?」

 コクッとうなずく。

 「大事なのは、息を強く吐くことだよ。」

 と言って、その子の手のひらを口の前10センチ位の距離に置かせる。

 「強くパッと息を吐いてごらん。手のひらに当たる位に。」

 というと、吐く息が強くなり始める。
 
 何回か繰り返して、20センチの距離でも、30センチの距離でも吐く息が手のひらに当たるように練習させる。

 
 次にアドバイスしたのは、

「速く泳いじゃだめだよ。ゆっくりゆっくり泳ぐんだよ。」

という声かけである。

 「ゆっくりというのは、先生が後頭部をタッチしたら、息継ぎをする位のゆっくりさだよ。」

 と言って泳がせる。

 自分は泳ぐ子を見ながら後ろ向きに進む。

 泳いでいる子は、平泳ぎで手を前に伸ばした後に、頭が水面上に浮かんでくる。

 その浮かんだところで後頭部にタッチする。これが息継ぎの合図である。

 浮いてきた状態で息継ぎをさせると、楽に息継ぎができる。

 結局その子は10分間の個別指導で31m泳ぐことができるようになった。

 泳げるようになって喜んでいる子供の姿を見るのは、かなりうれしい。


 
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我が子が生まれたときに感じた・・・謝罪する「覚悟」

2015年07月21日 | 出産・育児
 

 第一子が生まれたとき、初めに感じたのが、「喜び」でした。

 当然ですよね。我が子が生まれたのですから。遅くまで仕事をしていても、病院に通って我が子をだっこしていました。だっこするだけで喜びを感じました。


 もう一つ感じたのが、「覚悟」です。

 この子は、これから先、悪さをするかもしれない。いや自分の子だからするだろう。そんなときは、相手の保護者の家に行って、親子で謝ろう。私が謝っている姿を、子供に見せよう。

 という覚悟をしました。土下座などの謝罪をする「覚悟」です。(こんな「覚悟」をする自分は、やはり変わっているでしょうか?


 子供というのは、いろいろな失敗をするものです。(私は未だにいろいろ失敗しています。)

 その失敗のうちでも、「人を傷つけた」とか、「人のものを取った、壊した」等の失敗もするかもしれません。

 そういうとき、「きちんと謝罪をする親の姿を見せられるようになる」という覚悟を決めました。

 できたら、そういう姿を見て、反省するような我が子に育てたいなあとも思いました。



 これから先、「我が子が人のものを取った」という事実が発覚したら、「どんなふうに我が子を叱り、どんなふうに謝りに行くか」を考えました。

 我が子をだっこしながら、そんなことを考えていました。


 不思議なことに、そんな覚悟を決めたのに、土下座をする機会というのは、まだ今のところありません。もちろんその方がいいのですけれども、これからもあるかもしれません。

 覚悟はこれからも持っていようと思います。



 問題行動を起こす子供さんの親の中には、そういう「覚悟」を持たないまま子育てをしている人が結構いるような気がします。

 問題行動が発覚してから、慌てる人が多いように見えます。


 
 初めに覚悟を決めたら、いい意味で、開き直って子育てができるような気がします。


 
 
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いじめのニュースを知ると

2015年07月18日 | 家庭教育
 岩手県で、中学2年の男子生徒が、自殺をした。いじめをうかがわせる内容をノートに記していた。

 この子は、孤独だったのだろうと思う。

 孤独というのは、一人でいるときに感じるものではない。

 誰かと一緒にいるときに、感じるものである。一緒にいる誰かに、理解してもらえなかったり、共感してもらえなかったりするときに感じるものである。

 学校にいるときに、いじめていることのつらさを共感できる友達や、相談できる先生もいなかったのだろう。

 おそらく荒れている中学校であったのだろう。荒れている環境の中、周りの人たちも、いじめている事実に対して何か手を打っていたかもしれない。しかし、責任はある。自殺した子の同級生や先生達は、救えなかった罪悪感をこれからずっと背負っていくだろう。

 

 そして、マスコミは、学校や教育委員会ばかりを責めているが、もう一人大きな責任がある人がいる。



 それは、「親」である。保護者である。


 いじめを受けていたとき、自殺した子は家でもいじめに気づいてもらえずに、家でも孤独感を味わっていたであろう。

 いじめを受けていたことの異変を自殺するまで気づかなかった責任は大きい。

 いじめを受けた場合の対処法を教えていなかった責任も大きい。

  

 ただ、その分、今一番つらい思いをされているのは保護者である父親であろう。

 子供を失ったつらさは、想像を絶するものがある。


 いじめの事件のニュースを聞く度に、今自分は親としてできることはないかを考える。
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ご縁結び大学 鹿児島校第3期 7月19日開校

2015年07月17日 | 学問
 出会いを活かし、幸せな人生を生きるための4つの鉄板ルール

1 返事は0.2秒!
 あなたに対してNOはない。素直な心と0.2秒の返事で相手の心をつかめ。


2 頼まれ事は試され事!
 人からものを頼まれたら試されていると思って、相手の予測を上回れ。


3 できない理由を言うな!
 たいていのことはできなかったのではなく、やらなかった結果である。


4 今できることをやる!
 『そのうちやる』は永遠にやらない。今できることを探してとにかく動け!

 この小学生でもできる4つのルールを実践して、充実した人生をつくり、周りの人も感化し、心に火を付けている人がいる。

 中村文昭氏である。


 この中村文昭氏をお招きし、学び合い、志ある人とのご縁をつくる「ご縁結び大学 鹿児島校 第3期」が、明後日7月19日から開校する。

 毎月1回、学び、半年間学び続ける講座である。私も参加する。


 講師の先生方の話も楽しみだが、志のある方々との出会いも楽しみである。
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観たい!!「海難1890」

2015年07月15日 | 映画
 今から125年前の和歌山県沖の海で、暴風雨のために船が座礁した。587名が死亡、生存者69名という大惨事だった。
 
 座礁した船の名は「エルトゥールル号」、トルコの船である。


 この暴風雨の中、地元の人たちは懸命に救助活動に当たった。台風で荒れ狂う海での救助活動も命懸けだったはずである。


 救助した後、当時は貴重な食料であった芋を提供したり、自分たちも滅多に食べなかった鶏を提供したりした。

 亡くなった方々は丁重に葬られ、生存者は、明治天皇の命により、軍艦2隻でトルコに送り届けられた。

 また、義援金を集め、遭難者支援の援助をした人もいる。

 この一連の出来事は、トルコの人たちは、歴史教科書で学び、ほぼすべての国民が知っているという。(だから、トルコでは、日本に好感を持っている人が多いそうである)

 
 
 こういう話を聴くと、本当にうれしい。こちらもトルコの人たちに親しみが持てる。




 この95年後のこと、イラン・イラク戦争での出来事がある。

 イラクのサダム・フセイン大統領は、「今から48時間後に、イランの上空を飛ぶ飛行機があればそれを打ち落とす」と発表した。


 イランから脱出したい日本人は大勢いたが、外国の飛行機会社は、自国民優先のため、脱出できない。日本の航空会社も安全が確保できないという理由で、イランの日本人を乗せるための飛行機を出さなかった。

 このままでは、戦争の現場に日本人は取り残されてしまう。

 

 そのとき、日本人を救出するために、トルコの飛行機がやってきたのである。


 タイムリミットの1時間15分前だったという。

 この飛行機は、トルコ政府が日本人救出のために出したものである。

 
 トルコ政府が救出機を出してくれた理由の一つは、「エルトゥールル号事件」があったという。

 


 この日本人救出の際には、日本人が感激する話がさらにあった。昨日届いた「みやざき中央新聞」で初めて知った。


 このトルコ政府が飛ばした航空機は、日本人を優先したのである。そのために、乗れなかったトルコ人が500人位いたという。その500人は、陸路自動車でイランを脱出し、トルコまで3日間もかかったという。


 さらにさらに、・・・この後がまた感激である。


 この500人の方々から、トルコ政府への非難・批判は一切無かったそうである。

 航空機に乗るのは日本人が優先と言うことを、粛々と受け止め、自分たちは3日間もかけて陸路で脱出する。


 大変な3日間だったと想像できるが、そのことに対するトルコ政府への批判が無かったそうである。

 ありがたくて、その厚意に涙が出る。




 残念なのは、こういう話を日本人が知る機会はとても少ないという事実である。

 
 
 このトルコと日本との125年の歴史が、映画化される。

 「海難1890

 平成27年(2015年)12月5日(土)公開である。


 日本とトルコの合作映画である。日本の立場もトルコの立場もふまえた映画になるだろう。


 観たい!!
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好き嫌いをなくす我が家の方法

2015年07月14日 | 食育
 うちの子は、基本的には食べ物の好き嫌いが無い。


 少し苦手な食べ物もあるかもしれないが、食べる。



 そのために取った手立ては、次の通り。

我が子:「お父さん、これ嫌い。」

こういう台詞を子供が言うことはよくあるだろう。

よそでは、どうするのかは知らないが、家では、次のようにしてきた。





私:「おう、そうか、ほれ」(と言って、さらにつぎ足す)

我が子:(泣きそうになりながら食べる。)


私は、子供が食べ終えるまで、見守る。というか、見届ける。

必ず食べさせる。根比べである。




こういうことをしていると、「嫌い」と言わなくなる。

好き嫌いがない方が、我が子は幸せになると考えているからである。しかも、アレルギー反応が無い限り、たいていのものは食べることができるからである。


小学校高学年になると、まず殆どの食べ物が、おいしく食べられるようになる。


こんな方法・・・強引かな・・・?


 
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食べ物の好き嫌いをする人は、人間に対しても、好き嫌いや苦手意識を持つ場合が多い?

2015年07月13日 | 食育
 「食べ物の好き嫌いをする人は、人間に対しても、好き嫌いや苦手意識を持つ場合が多い。」

 誰が言った言葉だったかは忘れたが、子育ての際も気をつけている。


 統計データを取ったわけでは無いだろうが、経験上、確かに言える気がする。

 アレルギーなどの問題があれば別だが、やはり単なる好き嫌いはなくすように心がけてきた。
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