「キャリアパスポート」なるモノを令和2年度から小中高で作成しなければならない。
「キャリア・パスポート」とは小中高校生が学習や学校生活の目標を設定し、達成度を自己評価するものである。
どんなものかというと、
○ 小中高校生みんなが書く。
○ 1年間の目標や振り返りを書く。(自分の夢も)
○ ファイルなどに蓄積し、中学校や高校へも持ち上がっていく。
今までも、各学級担任は、目標や夢を書かせたり、振り返りをさせたりしている。
それを、全国規模で、全小学生、中学生、高校生にさせるというわけである。
さて、この「キャリアパスポート」は、教育現場に浸透するのだろうか?
疑問である。
「やらされている感」をもちながら現場の教員は実践するのではないだろうか。
なぜ疑問かというと、現場で協同実践する際に必要な3つの条件が当てはまらないからである。
自分は、研究主任や教務主任など、何か校内で実践を提案する際に、気をつけた3つの条件がある。
それは、「簡単、楽しい、効果あり」である。
この3つの条件をクリアーしていれば、殆どの実践はしてもらうことができた。
全校で一斉に実践できる。
しかし、この3つのうち1つでもクリアーしていなければ、必ず失敗する。
例えば、これまでに実践してもらえたのが、「朝の1分間ストレッチ」である。
以前、体育の研究指定校に勤務していたときのことである。
勤務校では、新体力テストでは、柔軟性の項目が著しく低かった。柔軟性が課題だった。
そこで、学級で朝の挨拶した後、1分間だけ前屈を中心としたストレッチをしてもらった。
簡単・・・1分間だけなので、簡単にできる。朝の挨拶の後だから忘れることもない。
楽しい・・・ストレッチで体を伸ばすのは気持ちがいい。
毎朝しているので、自分の体が柔らかくなった実感ももてるようになる。
効果あり・・・続けたら効果が出るデータを紹介してから導入した。
実践したその学校では、1年後の柔軟性が県トップレベルまで高まった。
このように、いかに全学級で実践してもらえるかを考えて提案をしている。
「キャリアパスポート」は、この3つの条件すべてを満たすと言えるだろうか?
ちょっと長くなったので、明日に続く
「キャリア・パスポート」とは小中高校生が学習や学校生活の目標を設定し、達成度を自己評価するものである。
どんなものかというと、
○ 小中高校生みんなが書く。
○ 1年間の目標や振り返りを書く。(自分の夢も)
○ ファイルなどに蓄積し、中学校や高校へも持ち上がっていく。
今までも、各学級担任は、目標や夢を書かせたり、振り返りをさせたりしている。
それを、全国規模で、全小学生、中学生、高校生にさせるというわけである。
さて、この「キャリアパスポート」は、教育現場に浸透するのだろうか?
疑問である。
「やらされている感」をもちながら現場の教員は実践するのではないだろうか。
なぜ疑問かというと、現場で協同実践する際に必要な3つの条件が当てはまらないからである。
自分は、研究主任や教務主任など、何か校内で実践を提案する際に、気をつけた3つの条件がある。
それは、「簡単、楽しい、効果あり」である。
この3つの条件をクリアーしていれば、殆どの実践はしてもらうことができた。
全校で一斉に実践できる。
しかし、この3つのうち1つでもクリアーしていなければ、必ず失敗する。
例えば、これまでに実践してもらえたのが、「朝の1分間ストレッチ」である。
以前、体育の研究指定校に勤務していたときのことである。
勤務校では、新体力テストでは、柔軟性の項目が著しく低かった。柔軟性が課題だった。
そこで、学級で朝の挨拶した後、1分間だけ前屈を中心としたストレッチをしてもらった。
簡単・・・1分間だけなので、簡単にできる。朝の挨拶の後だから忘れることもない。
楽しい・・・ストレッチで体を伸ばすのは気持ちがいい。
毎朝しているので、自分の体が柔らかくなった実感ももてるようになる。
効果あり・・・続けたら効果が出るデータを紹介してから導入した。
実践したその学校では、1年後の柔軟性が県トップレベルまで高まった。
このように、いかに全学級で実践してもらえるかを考えて提案をしている。
「キャリアパスポート」は、この3つの条件すべてを満たすと言えるだろうか?
ちょっと長くなったので、明日に続く