仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

逆上がりができるようになる指示の言葉 その1

2019年12月16日 | 体育
 逆上がりができるようになる指示の言葉がある。

 それは、

「この帽子を蹴るようにしなさい」

である。

 地面を蹴った後の脚が、空に向かって高く上がるようなら、成功率は高くなる。

 そのための目印が、「帽子」である。

 ただ、苦手な子は、脚が高くまであがらない。

 そこで、ちょっと頑張れば届きそうなところ(空中)に帽子を置く。

 脚が帽子に少しでも当たれば、褒める。

 「すごい、今の蹴りはよかったよ。今度はここ!」

 と言いながら、もう少し高くまで帽子をあげる。

 この連続で、子どもの頭上まであげた帽子を蹴れるようであれば、かなり成功率は高い。
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逆上がりの練習では、この教具が現在一番効果が上がっている

2019年12月09日 | 体育
 最近の昼休みは、子どもたちと逆上がりの練習をしている。

 使っているのが、「鉄棒くるりんベルト」である。

 このベルトを使うのが、今のところ一番成功率が高い。
 
 しかも、苦手意識を持つ子どもたちが、自ら進んで練習したくなる仕掛けがある。

 その仕掛けとは、目盛りである。

 苦手なうちは、鉄棒と体がなるべく近づくようにベルトの長さを設定する。

 上手になると、鉄棒から体が離れてもできるようになる。

 その離れ具合が自分でも分かるように、色分けされた目盛りが付いているのである。

 だから、自分自身で、自分がどれだけレベルアップしたかが分かる。

 目盛りがスモールステップの役割をしているのである。

 前回よりも自分がどれだけ上達したかが分かるので、次の日も挑戦したくなる。

 毎日のように昼休みは運動場に出て行き、子どもたちと一緒に練習している。

 できるようになるのを楽しんでいるのが分かる。

 仕事があって昼休みに運動場に出るのが遅くなった日等は、職員室まで子どもたちが迎えに来るほどである。

 「鉄棒したいの?そんなに? しょうがないなあ、じゃあ行こうか。」

 等と言いながら(ニコニコしながら)運動場に出て行く私である。
 






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