仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

目の前の人を見よ

2011年10月31日 | 教師修業

 先日、病院に行った。そこは何回か行ったことのある病院である。

 診察室に入ると、

「どうですかあ?」と言いながら、その医者はパソコンのモニターを見ている。

そこには、私のこれまでの診察結果と処方箋が書いてある。すぐに次のように言った。

「今度は、○○という薬を出しておきますねえ。」

私の話は聞かないまま、しかも患部も見ないまま!

モニターを見て処方箋を書いているのである。

「患者を診ないでよくできるなあ。よっぽどの名医か、その反対かのどちらかであろう。」

と、その時思った。

 教員にも当てはまる人がいる。

 子どもが挨拶をしているのに、返さない人、(中には、この医者と同じようにパソコンのモニターを見て、声だけ出す人もいる。)

 授業で、子どもをあまり見ないで、殆どパソコンの画面を見ながら授業を進める人、(パソコンオタクの教員の中にいると聞く。)

 こういう人は、いずれ子ども達の心が離れていき、学級崩壊(予備軍)のクラスを作っていく。

 「目の前の人(子ども)をみる」

 これは、どの職業でも当てはまる。

 自分も気を付けないといけないと思った。

 

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内田樹先生が宮崎に

2011年10月30日 | 教師修業

 内田樹先生が宮崎に来て話をして下さる。

滅多にないチャンスである。

平成23年度教師力アップセミナーin宮崎 第3回

                                           
              明日の教育について 新しい視座を得てみませんか
知のカリスマに聞く「街場の教育論」 内田 樹先生に学ぶ会
                                                  主催 教師力アップ連続セミナー宮崎事務局
 斬新な切り口から、現代教育の進むべき方向について、新しい視座を得ること間違いなしです。

  【講師紹介】
内田 樹(うちだ たつる) 神戸女学院大学名誉教授
1950年東京生まれ。
神戸女学院大学名誉教授。東京大学文学部フランス文学科卒。
東京都立大学人文科学研究科博士課程中退。東京都立大学人文学部助手、神戸女学院大学文学部総合文化学科助教授、同教授を経て2010年退職。
専門はフランス現代思想、武道論、教育論、映画論など。
著書に『ためらいの倫理学』、『先生はえらい』、『街場の中国論』など。『私家版・ユダヤ文化論』で第六回小林秀雄賞、『日本辺境論』で2010年度新書大賞を受賞。雑誌『教師のチカラ』(日本標準)連載中

 【著書】

最終講義-生き延びるための六講 (生きる技術!叢書)

最終講義-生き延びるための六講 (生きる技術!叢書)
価格:¥ 1,659(税込)
発売日:2011-06-24

街場の教育論 街場の教育論
価格:¥ 1,680(税込)
発売日:2008-11-15

○ 日時 平成23年12月3日(土)13:30~16:45(受付13:00~)
○ 会場 未定
○ 日程 (講座内容は変更になることがあります。)
                              

講座113:30                    15:00  (90分)

街場の教育論   ~21世紀の子育て論~

講座2 15:15~16:45(90分)
これから身につけるべき大人の教養

○ 参加費 3500円(当日4000円) 
○ 参加人数  150名まで 
お申し込み方法
その1  お近くの日向教育サークルメンバーから直接買う。
その2 事務局(嶋田)に以下の内容を書いたメール(葉書)を送り、下の口座に参加費を振り込む。
メールのあて先…sima.yuuiti@nifty.com

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 聴いていて気持ちよくなる曲

2011年10月27日 | 音楽

向山洋一先生は、音楽を聴きながら原稿を書くそうである。

自分は言葉が聞こえると集中できない。その言葉に引きずられてしまうからである。音楽を聴きながら仕事ができる人がうらやましい。

そんな自分でも、洋楽ならば聞きながら仕事ができる。なぜか?言葉の意味が分からないからである。

 特に自分がよく聴いているのは、

Couleur CAFE:BRAZIL Couleur CAFE:BRAZIL
価格:¥ 1,995(税込)
発売日:2009-10-06

どんなときでも邪魔にならない。聴いていて気持ちよくなる。リラックスしながら他のことができる曲である。

 文を書いたり、ジョギングをしたり、草取りや掃除をしたりしているときに聴く。もちろん珈琲を飲んでくつろいでいるときにもピッタリである。

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元気で仕事をするために体も鍛える

2011年10月26日 | 体調管理

 仕事を楽しんでいる人は、元気である。特に50歳を過ぎても精力的に仕事をしている人は、とても元気である。

知力だけでなく、体力もないと仕事量をキープできないのだろう。

 例えば、野口芳宏先生、渡部昇一先生、内田樹先生、みなさん60歳を過ぎてから、さらにパワーアップしている気がする。

 少しでも近づきたいので、自分も体を鍛えている。今日も5㎞のジョギングとスケートボード10分間をしてきた。(スケートボードは、足腰の訓練になります)

 ジョギング(週3回)、水泳(週に1回)、サーフィン(2週に1回、海まで遠いので)、ラジオ体操(週5日)というペースである。

 一番運動時間が多いのは、柔軟運動である。

毎朝ラジオ体操の後に5分間の真向法、

毎夕入浴後に真向法+ストレッチを10~15分。

柔軟性を保つ、もしくは高めることが元気な体を維持するコツだと考えている。

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算数の授業では見通しを

2011年10月25日 | 算数・数学

 算数の授業では、大まかな見通しを持たせるようにしている。

 この45分間で、どんなことができればよいのか、どんなことを学ぶのかという大まかな見通しである。

 そうすると、どの子もほぼ安心して授業に参加できる。

「今日は何を勉強するのだろう?」「次は何をするのだろう?」という不安な気持ちをもたせるよりも、

 「今日は何を勉強するんだな。」「次は何をするんだな。」という見通しがもてる方がよい。自分が学習する立場なら、間違いなく安心する。

 「めあて」を持たせること以上に、大切ではないかと考えている。

 自分の場合、黒板の右隅に、本時の学習で使う教材のページを書くようにしている。

Photo_2

 上は、本時で学習する教科書のページである。

 したは、習熟用教材のページである。

 これを書くことで、「先生、次は何をするんですか?」という声を聞くことはなくなる。子ども達は、どんどん次の学習に進もうとする。

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筆算指導のポイント

2011年10月24日 | 算数・数学

 12×4の筆算

 「どのように授業すればよいのでしょうか」

と、若手教師に聞かれた。

 その若手の指導案には「自分なりの筆算の仕方を書かせる」とあった。

 自分ならそうはしない。時間が限られているからである。

 12×4の筆算を書いて示す。その筆算に書かれた数の、「意味」を問う学習にする。

 筆算を書く際、1の位に「8」、十の位に「4」と書かれることになる。

 この場合の「8」の意味、「4」の意味を聞く。

そうすると、12×4のうち、2×4=8、10×4=40、合わせて48という筆算の意味に気付くはずである。

 

全てを子ども達に考えさせるのは、算数が苦手な子ども達にとってハードルが高すぎる。

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Q-Uテストの研修会(学級崩壊にならないために)

2011年10月19日 | 学級経営

 先日、Q-Uテストの講演会があった。

学びの多い1日だった。

いくつか紹介する。

 

・ 学習指導と生徒指導を両方やっている指導者は日本だけ

・ 東京では、学級崩壊に陥っている割合が高い。10学級に1学級?

・ 理想の学級集団の条件とは、ルール(規律)とリレーション(人間関係)

・ 学力が高い県(秋田県、福井県)は、ルールとリレーションが理想的な学級が多い。

・ 学級崩壊は、ちょっとした崩れの時に立て直さないと遅い。

・ Q-Uで、理想型の学級を「見える化」したい。

・ 大学受験は団体戦です。(友達同士で協力している学校ほど強い。)再起は、進学校でQ-Uテストをやっている。

・ すごい校長は、学級生活不満足群の子どもの名前を知っている。声かけをして、満足群に近づくように努力している。

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宮崎で体験できる 超一流講師の講座案内

2011年10月12日 | 教師修業

自分が体験したい講座は大抵東京で開催されることが多い。しかし、例外だってたくさんある。

宮崎でも体験できる講座がある。それが野口芳宏先生をお呼びする講座である。

毎年必ず来て下さる。毎年内容が変わる。

本年度は、次の内容である。

平成23年度教師力アップセミナーin宮崎 第2回
                        明日の教室が変わる 授業が変わる
名人に聞く 国語科授業創り・学級創り 基礎のまた基礎
                            野口芳宏先生に学ぶ会
                                                  主催 教師力アップ連続セミナー宮崎事務局

  学級創り・授業創りの基礎が学べます。明日の授業が、明日の教室が変わる講座です。
○ 日時 平成23年10月29日(土)10:00~15:30(受付09:30~)
○ 会場 宮崎大学 講義棟 L107号室
○ 日程 (講座内容は変更になることがあります。)

①講座1 (60分)
名人に聞く学級創り 基礎のまた基礎  10:00~11:00

②実践発表(60分)
名人が斬る宮崎発 学級創り 基礎のまた基礎 発表 下石暢彦 嶋田雄一 11:10~12:10

③模擬授業 (90分)
名人に聞く 国語科授業創り基礎のまた基礎10カ条  教材6年「生きる」13:10~14:40

④講座2(40分)
野口流学級懇談会  これで懇談会が楽しみになる! 名人の学級懇談を再現14:50 ~15:30

○ 参加費 3500円(当日4000円) 
○ 参加人数  150名まで

教員生活を楽しみたい方、ぜひどうぞ!

 希望される方は、コメント欄に10月15日までに一言書いて下さい。

 

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学級崩壊の正体

2011年10月11日 | 学級経営

 知人が研修会の折にこういう言葉を聴いたそうである。

「教員は、仕事の始めから終わりまで、ずっと笑顔でいられる素晴らしい職業です。」

確かにそうかもしれない。そうでありたい。自分もずっと笑顔で仕事をしたいと心から願っている。

しかし、笑顔ではいられない人もいる。

学級崩壊している学級担任である。

とても笑顔ではいられないだろう。

野中信行氏は、著書

困難な現場を生き抜く教師の仕事術 困難な現場を生き抜く教師の仕事術
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2004-01

の中で、

学級崩壊の正体を突き止めている。

低学年の場合は、「やんちゃたちによる無意識な秩序破壊行動」を主にしている。

高学年は、「やんちゃたちによる意識的な秩序破壊行動」によって起こる。

 クラスの荒れ、進行状況も書いてあるが、確かにそのようにして進んでいるような気がする。

 そうならないための学級経営のポイントや元気な教師生活を送る条件も書かれている。

学級担任だけでなく、管理職にとっても学ぶ点が多い本である。

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何のために学ぶのか

2011年10月05日 | 人生観

何のために学ぶのか。子どもが思う素朴な疑問である。

教員であれば、自分なりの考えをもっておく方がよい。

(その考えは、人それぞれでよいと思っている。)

自分の考えは

「幸せになるため」

である。

学んでできるようになることで、向上の喜びを味わえる。前はできなかったことができるようになるのは幸せである。

若いうちはそれでよい。それがよい。

そのうちに、できるようになった力を周りの人の役に立てるために、さらに学ぶ段階がでてくる。

 学んで得た力を、周りの人にのためにつかい、喜んでもらうための学びである。

 自分が学んで得た力をもって、周りの方に喜んでもらえるのは、最高の幸せである。

 自分の力が周りの人の役に立てているのを見ると、学びはやめられなくなってくる。

 他の方々は、どんな考えをもっているのだろう。

 他の方の考えも聞いてみたい。

 

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昆虫・植物関係でオススメのソフト、本

2011年10月04日 | 本と雑誌

植物や生き物に興味のある方へ

おすすめのソフトや本がある。

花といきもの立体図鑑

 これはおもしろい。

 ぱらぱら見て

「ふうん、そうなの。」

と楽しむのも良し。

 詳しく調べて

「なるほど!」

とうなるのも良し。

漢字検定のソフトだけでなく、最近ゲームソフトで学ぶことが多い。

・・・・・・・・・それだけ、ゲームソフトの中身が充実してきたと言うことだろう。

気軽にも詳しくも楽しめる。しかもビジュアルだけでなく、鳥などの場合は、鳴き声も収録してある。詳しくない自分にとっては、楽しんで知識が増えるソフトである。

 もう一つのオススメは、これである。

正進社からでている

「わくわくずかん しょくぶつはかせ」「わくわくずかん こんちゅうはかせ」である。(アマゾンにはなかったようである)

両方とも400円である。

身近なところに置いておくといい。

 かなりの植物や昆虫が分かるようになる。

 子どもに渡したら大喜びである。野原に行って雑草の名前や昆虫の名前を調べている。

花といきもの立体図鑑
価格:¥ 3,800(税込)
発売日:2011-09-29

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仕事でストップウォッチを使う効用2・・・仕事内容の振り返り

2011年10月02日 | 仕事術

 「無駄な時間は仕事の中にある」

 この学びは、仕事術関係の学びの中でも、かなり衝撃的だった。

 今なら分かる。仕事というのは、はやく処理するだけでなく、取捨選択して、重要度の高いものを優先させる必要がある。

 ストップウォッチを使うことによって、過ぎ去った時間の中で、どんな内容の仕事をしたのかを振り返るようになる。

 その時間を使うほどの仕事だったのかを分析できるようになる。

 

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最高のパワースポットにするには

2011年10月01日 | 学級経営

 最近、「パワースポット」と呼ばれる場所が人気らしい。「氣」がみなぎる場所だそうである。

 私の考える最高のパワースポットは、学校である。

 子ども達が集中して学習やイベントに取り組み、ベストを尽くそうとしている場にいると、こちらも元気になる。

 

 例えば、今なら運動会である。全力で走る。バトンを渡す。負ければ悔しがる。精一杯応援する。子ども達のエネルギーが1つの目標に向かって集中しているのが分かる。

 そういう姿を見ると、必ずこちらも元気になる。

 自分が勤務した学校では、殆どがそういうパワースポットになっている場であった。

 ただ、逆のパワースポットも存在する。その場にいると、元気がなくなっていく学級である。学級崩壊になっている場合がそうである。

 学級崩壊を起こしている場合の多くは次のような状態である。

 教師の言葉が響いていない。教師は子どもを見ていない。授業中学習をせず歩き回る。

 子どものパワーが分散している。そういう学級の教師は大変である。何よりかわいそうなのは、子ども達である。子ども達は、パワースポットのような学級にいたいはずである。

 学級崩壊の状態の学級でも、必ずパワースポットになっていけるはずである。

 解決のヒントは、森信三氏によって、すでに示されている。

「時を守り、場を清め、礼を正す」

である。学級崩壊状態になっていると、これができていない。

 学級崩壊状態だと、「授業が延びる、ゴミが落ちている、挨拶や返事ができない」という特徴のいずれか(もしくは全て)がある。

 

 すぐには変容しないかもしれないが、学級や学校をパワースポットにするには、最低限必要な条件であると考えている。

 

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