仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

すぐにCDを買いました「半崎美子」

2018年02月26日 | 修養
 凄い人がいるものだ。

 その名は、「半崎美子」

 今日、遅ればせながら、月刊誌「致知」12月号を読んでいたときに知った。

 19歳で、大学を中退した後、上京しパン屋で住み込みのバイトをしながら音楽活動を開始。

 ショッピングモールで公演し、聴く人を惹きつけてきた。

 まさに、ライブで鍛えられた人である。

 
 ネットで曲を聴いたが、すぐにアルバムを購入した。

 購入したのは、次のCDとDVD

 「うた弁

 「明日へ向かう人

 「半﨑美子「うた弁」発売記念ツアーファイナルコンサート2017」・・・これはDVD


 購入した理由としては、じっくり聞きたいのはもちろんだが、この方を応援したくなったからでもある。


 「お弁当ばこのうた~あなたへのお手紙~ 」

 「明日へ向かう人」

 「感謝の根」

 いずれも素晴らしい曲だった。


 世の中には、凄い人がいるものだと感動した。

 きっと自分が知らない凄い人がまだまだたくさんいるに違いない。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

読むだけで腕があがる料理の新法則

2018年02月25日 | 食・レシピ
 料理を作るのが好きである。毎日料理を作っている。(単身赴任2年目なので、自分の飯は自分で作る。)

 炒め物が多いのだが、基本的には、弱火で加熱することが多い。

 グリルを使って魚を焼く時も、弱火でじっくり焼いていくことが多かった。

 そうしないと中まで火が通らないからである。中火や強火だと、外が焦げて中は火が通っていないことがある。

 そんな「弱火で調理」派の自分が、最近読んだのが、次である。

 「読むだけで腕があがる料理の新法則」 水島弘史 著 (ワニブックス)

 著者は、料理教室のシェフである。弱火での調理をすすめているので、「弱火シェフ」という肩書がついているそうである。

 面白かった。なぜ弱火での調理をするのがいいのか、加熱している時に、食材にはどんな変化が起きているのかが説明してある。

 数値をしっかり量って料理することをすすめているので、準備するおすすめ道具も「量る道具」である。

「電卓」

「240度前後まで量れる水温・油温計」

「1cc、0.5ccまで量れる小さな計量スプーン」

「0.1g単位で量れるクッキングスケール」

 これらを用意するだけで料理の腕は上がるそうである。

 特に、塩加減は重要とのことだった。



作り方も具体的である。数値で説明している記述が多い。「塩少々」という記述はない。

○ 肉の重さが焼く前の93%になった時がジューシーで一番おいしい。

○ 塩分は0.8%前後が、生理的に「おいしい」濃度

○ パスタは水1リットルに対し15gの塩を入れて「表示通り」の時間でゆでる。

等である。

自分は、ものぐさだから、きっちりと量ることはいちいちしないが、一度きっちり量って料理してみようかなとは思う。本当においしく出来たら、また同じように作るはずである。

 紹介してある料理は、

「チキンソテー」

「フライパンで焼く厚切り牛フィレステーキ」

「正しい強火ハンバーグ&弱火ハンバーグ」

「冷めても、温め直しても水っぽくならない弱火野菜炒め」

「オーブンで焼くミディアムレアのフィレステーキ」

「臭みなしで脂っぽくないトロトロの牛すじ煮込み」

「小麦のうまみを引き出したホワイトルー」

 この本を読んで、チキンソテーと弱火野菜炒めを作ってみた。

 やはり、弱火の方がしっかり火が通って、うまく出来た。他のも作ってみようと考えている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ボケないためには、「キョウヨウ」と「キョウイク」がなくちゃいけない?

2018年02月24日 | 本と雑誌
 面白くて、ためになる本を読んだ。プロローグには、次の話が紹介してある。


 ある集まりで、まもなく百歳を迎えるというのに、矍鑠として、特に頭の柔軟さは、一回りも二回りも若い私たちも敵わないという大先輩に、その秘訣を尋ねました。

 するとその大先輩は、
「やはりボケないためには、教養と教育がなくちゃいけない。」
と言います。この答えを聞いて、中には、「うんそうだそうだ。なんといっても頭脳活動のもとは教養と教育でしょうからね。その点、私など本が好きだし、しっかり大学にも通ったし・・・」などと、いかにも納得した様子を見せた人もいました。

 しかし私は、正直言って意外だったので、こう反論しました。
「でも先輩、お言葉を返すようですが、けっこういい大学を出て、本もたくさん読み、教養も教育も十分あったはずのの人が、ボケちゃったという話をよく聞きますよ。」

 するとその大先輩はこう言ったのです。
「ダメだなあ、キミたちは。そんなことだから早くボケるんだよ。あのね、キョウヨウっていうのはね、教養じゃなく、今日、用があること、キョウイクとは教育ではなく、今日、行くところがあるってことなんだよ。キミらもね、今日用がない、今日行くところがない、となったらもうボケるしかないんだよ。」

これには、居並ぶそうそうたるメンバーも、完全に一本とられ、その場は大爆笑に包まれました。




 こういう受け答えが出来る高齢者に憧れる。


 「教養と教育が大切」と言った方に、反論した方も面白い。常に自分の体験と照らし合わせながら人の話を聞いているのだろう。
この反論してさらに突っ込んだ聴き方をしたのが、筆者である多湖輝氏である。

本は、「100歳になっても脳を元気に動かす習慣術」 多湖輝 著 (日本新書)

 このエピソード以外にも、毎日の生活の中で、すぐにでも出来る頭の若返り法、老化防止法が書かれている。

 実は、4年くらい前にも、この本をブログで紹介していた。久しぶりにこの本を読んだけれども、やはり面白い。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暗唱するくらい読む文 「親孝行」(孝経)

2018年02月21日 | 修養
 学級担任をしていた頃、古文や名文を読む時間を作っていた。

 名文を暗唱するくらいに読めるようになると、作文力も高まる。

 詩の暗唱は様々なメリットがある。

 例えば

・暗記力が高まる(覚えれば覚えるほど暗記力は高まる)


・作文や詩を書くのがうまくなる
(作詞家のサトウハチローさんは、作詞の秘訣を、「私は4000以上の詩を暗唱できるから」と言っています。)

・情操教育の面から非常によい(体全体で日本語の美しさを味わえる。)


 必ず扱っていた名文は、次である。「孝経」にある「親孝行」に関する文である。


身体髪膚 此を父母に受く あえて毀傷せざるは 孝の始めなり

身を立て道を行い 名を後世に揚げ 以て父母を顕すは 孝の終わりなり。




読み方

 身(しん)体(たい)髪(はっ)膚(ぷ) 此(これ)を父(ふ)母(ぼ)に受(う)く。 あえて毀傷(きしょう)せざるは 孝(こう)の始(はじ)めなり。


身(み)を立(た)て道(みち)を行(おこな)い 名(な)を後(こう)世(せい)に揚(あ)げ 以(もっ)て父(ふ)母(ぼ)を顕(あらわ)すは 孝(こう)の終(お)わりなり。



 意味

 体は髪の毛から皮膚まで、全てを父母から受け継いだものである。

 生んで頂いた体に傷を付けないこと、健康に気を付けてケガや病気をしないことが親孝行の始めである。

 立派な社会人になって、人の手本となり、「あんな立派な子どもを育てた親は素晴らしい。」と親が社会で誉められるようになるのが親孝行の最後の目標である。
 
  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暗唱するくらい読む文

2018年02月15日 | 国語
 学級担任をしているときは、毎年国語の時間に、古文、名文や詩などを読ませていた。


 繰り返し読むので、暗唱するくらいになっていた。

 例えば、次のような名文を読ませる。


学問と立志 佐藤一斎 

少にして学べば、則ち壮にして為すあり

壮にして学べば、則ち老いて衰えず

老いて学べば、則ち死して朽ちず



 自分のように、50歳を超えると、本当に、上の言葉通りだと感じる。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

校務分掌の仕事は 学校で一番できるようにする

2018年02月06日 | 仕事術
 初任者の頃、ベテランの先輩からアドバイスを受けた。

 「自分の校務分掌には、こだわりなさい。」

 「自分校務分掌については、学校で一番、できるようになりなさい。」

 「できるようになったら、学校全体にも、一つだけ呼びかけて、学校全体で取り組むようにしなさい。」

 そのころは、意味がよく分からなかった。でも、今は分かる。

 校務分掌に関して、一番頑張って実践することによって、自分自身の指導力は高まる。

 また、学校全体で徹底して取り組むようにすることで、学校全体のレベルも上がる。


 以前、一緒に勤務していた生徒指導主事は、「挨拶」と「返事」こだわって指導していた。

 全校朝会などの話の中で、挨拶と返事の大切さを話し、どんな挨拶や返事が理想的なのかを語る。

 その後の毎月行われる全校朝会の度に、できているかどうかを確認させていた。


 以前、一緒に勤務していた保健主事は、「早寝、早起き、朝ご飯」にこだわって指導していた。

 やはり、全校朝会などの場で、その重要性を語る。

 その後の毎月行われる全校朝会では、できているかどうかを確認していく。

 その先生が、子供達の前に立っただけで、何を聞かれるか、どんな話をするのかを子供達は予想できるほどになっていた。



 これくらい繰り返し行い、徹底することで、学校は変わっていった。



 自分が初任者の頃は、「落とし物係」をしていた。今、学校の「落とし物係」を命じられたら、きっと「記名の徹底」に取り組むだろうなあ。

 自分のクラスで、持ち物に名前を書くように指導し、他のクラスでも、学校全体で持ち物に名前を書くように指導するだろうなあ。

 
 
 最近の自分は、「立腰」(姿勢)にこだわって全校児童に語るようにしている。

 この2年間近く、いろいろなことをやってきた。

 例えば、職員研修で綺麗な姿勢の重要性を共通理解した。

 全部の学級に入り、立腰の姿勢の大切さを指導してきた。

 全校朝会でも話をした。

 授業中も学級に入り、姿勢の指導をしてきた。

 おかげさまで、子供達の姿勢はずいぶんよくなった。

 もしできていない子も、私が近くに来るだけで、綺麗な姿勢になろうとしているのが分かる。

 先生方も進んで指導してくださる。

 有り難いことである。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする