仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

令和2年(2020年)の映画ベスト5 前編

2020年12月31日 | 映画
 今年見た映画の個人的ベスト5を挙げてみる。

 第5位は、「ジョジョ・ラビット」

 時代は、第二次世界大戦中。ドイツ人少年のジョジョは、アドルフ・ヒトラーの存在が救いだった。ただ、母親が屋根裏にユダヤ人の少女を匿っているのを発見したことから、考えが変わっていく。

 シリアスなテーマだけど、ユーモアを交えて描かれていた。



 第4位は、 「今日から俺は!!劇場版」

 役者さんや監督さん達が、面白がって映画を作っている雰囲気が伝わってきた。

 今年は、なかなか映画館にお客さんが入らない中、結構お客さんが入っていた。

 楽しく笑える映画ってみんな好きなんだろうなあ。



 第3位は、「フォードVSフェラーリ」

 圧倒的に速い車を作るフェラーリに対抗するフォードの2人。

 レースを走る度に、どんどん速い車になっていく。

 2人の友情がよかった。それからレースシーンが圧巻。


 これら3作品は、すでにDVDのレンタルでも見ることができると思う。


 なんだか長くなったので、続きは明日。
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これはいい! と思ったアプリがある。・・・「STARS」

2020年12月30日 | デジタル・インターネット
これはいい!

と思ったアプリがある。

その名は「unsplash」

iPad用にダウンロードした。

キーワードを入力すれば、実にさまざまな美しい写真を見ることができる。

ダウンロードして壁紙に設定することもできる。

自分は、「STARS」と入力してみた。

美しい写真がいっぱいある。
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「UMA」の置物が!・・・未確認生物の写真展でもやっているのか!

2020年12月29日 | まち歩き
宮崎駅に行ったら、「UMA」というでっかい置物があった。



「UMA」と言えば、未確認生物である。

 (英語で「謎の未確認動物」を意味する Unidentified Mysterious Animal 和製英語だそうな)

 「おっ、未確認生物の写真展でもやっているのかな?」と思った。

 未確認生物と言えば、河童、ツチノコ、ネッシー、ビッグフット、イエティなどである。

 それらの写真があれば、見てみたかった。



 周りを見てみるが、どうもそういう写真展らしきイベントをやっていそうにない。

 「UMA」の置物を回ってみて分かった。



 「UMA」ではなかった。「AMU」だった。

 11月に宮崎駅西口にオープンした複合商業施設「アミュプラザ みやざき」を示す置物だったのだ。

 アミュプラザの中を少し歩いてみたが、服や飲食店、雑貨屋などたくさんのお店が営業していた。

 宮崎駅周辺が元気になることだろう。

 でも、「UMA」(未確認生物)の写真展も見てみたかったなあ・・・。
 
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楽しみにしていた映画が続々と延期に・・・でもその分楽しみが

2020年12月28日 | 映画
 楽しみにしていた映画が続々と延期になっている。

 例えば、

 「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」2020年11月20日から2021年へ(4月2日かも?)

 「トップガン マーヴェリック」は2020年12月23日から2021年7月2日に延期

 「ブラック・ウィドウ」2020年11月7日から2021年4月29日に再延期

 「フリーガイ」2021年1月8日から2021年5月21日?

 他にも、たくさんの映画が延期になっている。 

 今年公開予定だった映画は、再延期が続いているので、ひょっとすると、現在公開予定日より、さらに再々延期になる可能性もある。



 まあ、その分楽しみが多い2021年になるだろう。

 さらに、映画製作自体は、進んでいるのもあるだろうから、2021年と2022年は、大作映画がいつもの年より多いのではないだろうか?という期待もしている。

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映画「ワンダーウーマン1984」を観に行った。

2020年12月27日 | 映画
 映画「ワンダーウーマン1984」を観に行った。

 あまりお客さんは多くないだろうと思いながら行ったら、びっくりした。

 なんと、客は自分一人。

 劇場にたった一人という状況は、昔々、「レッドオクトーバーを追え」(ショーン・コネリー主演)を小さな映画館で見たとき以来のことである。

 「レッドオクトーバーを追え」もいい映画だったけれども、一人で見るには大変申し訳ないと思った。

 「ワンダーウーマン1984」も、おもしろかった。

 冒頭のシーンや飛行シーンなどは、4DXの劇場で見ると迫力あるだろう(普通の小さな映画館で見ても迫力あったので)

 アクションシーンはもちろん迫力あり。

 悪役は、願い事を1つだけ叶えてあげるという石の化身となった男である。

 願い事を叶えるのだが、その代わりに、大事なものを失うという設定である。

 願い事が叶うのならば、それでよいではないかと思ったのだが、すべての人の願いを叶えると破滅的な世界になるようだ。

 詳しくはネタバレになるので書けないが、人間のいろいろな情念を描いている。

 人間の欲、憧れ、恋人との愛、親子の愛、・・・等々である。

 この作品を映画館で見ることができてよかった。

 この映画は、いい映画だけれども、興行成績は振るわないかもしれない。

 冒頭でも書いたように、映画館で見るお客さんが少ないだろうからだ。

 映画館では、感染症対策をばっちりしているにもかかわらず、お客さんは少ない状況にある。

 もったいないなあ。

 


 

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釣りの楽しみの一つ・・・心が洗われる風景2

2020年12月26日 | 釣り
 年末の釣りの風景

 釣果はパッとしなかったけれども、風景は最高だった。

 

 
 
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釣りの楽しみの一つ・・・心が洗われる風景

2020年12月25日 | 釣り
 明日は、船での釣り。

 釣り自体も楽しいのだけれども、景色に癒やされる。

 特に早朝の景色は素晴らしい。

 下の写真は、先月行ったときの風景。

 

 宮崎の明日の天気予報は晴、風も穏やか。

 きっと明日も、こんな美しい景色の中で釣りができるだろうなあ。



 
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ファイルを保存する際の2つの心がけ・・・「名前を長く」「小フォルダを作らない」

2020年12月24日 | 仕事術
 自分がパソコンで作ったファイルを保存する際に、心がけていることが2つある。

 それは、次である。

1 なるべくファイル名を長くする

2 小フォルダを作らない

 「なるべくファイル名を長くする」というのは、検索するためである。

 例えば、今日のブログのタイトルのように長くする。

「ファイルを保存する際の2つの心がけ・・・「名前を長く」「小フォルダを作らない」」

 長いファイル名をつけて、自分のハードディスクなどに保存しておく。

 このように長くしていれば、検索をする際に、キーワードを一つでも覚えていれば、ヒットする。

 「ファイル」「保存」「フォルダ」など、1つでも覚えていれば、検索したときにヒットするだろう。

 
  
もう一つの、「小フォルダを作らない」というのは、1年間に1つのフォルダを基本としている。

 令和2年度に作ったデータは、「ハードディスク」(またはサーバー)の「令和2年度」というフォルダに保存する。


 なぜか?

 それは、自分の仕事をいつ行ったかが、翌年度に見えるようにするためである。

 基本的には、フォルダ内は、更新日時の順に並べてで表示するようにしている。

 こうしておけば、前の年のいつ頃にどんなデータを作ったか、保存したかが分かりやすい。

 テーマ毎に小さいフォルダを作る人も多いと思うが、その方法だと、いつ頃にどんなデータを作ったかは一目では分からない。

 テーマ毎にフォルダを作らなくても、ファイル名を長くしておけば、検索でヒットするので構わない。

 例えば、「卒業式」というキーワードを入れれば、ファイル名に「卒業式」と付いているデータがすべて分かる。

 



万人に通用するファイルの保存方法ではないかもしれないが、自分はこの方法が合っている。
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学級通信を書く際の心得・・・批判的に読む人の存在を忘れない

2020年12月23日 | 学級経営
 学級通信を書くときに、気をつけていたのが、「批判的に読む人の存在を忘れない」だった。

 若いときに、ベテランの先生から教わったのが、次の言葉である。

 「どんな学級を持っても、好意的に受け止める人もいれば、否定的に受け止める人もいるからね。」

 確かにその通りである。

 素晴らしい学級担任というのは、否定的に受け止める保護者やその家族の割合が少ない人かもしれない。

 否定的に見ていた人も、いつの間にかその担任の応援をするようになるからだ。



 以前、学級通信に「どれだけ学習が定着しているかを家庭で見て下さい。」と書いた人がいる。

 その方は、保護者から「学習は学校で見てもらわないと困る。学校では見ていないんですか?」と言われた。

 保護者の方が正論である。

 こう書くべきだった。

 「学校では今、学習が定着するように担任が確認しており、復習もさせています。ご家庭でも、国語と算数のノートを見て、確認や励ましをして頂けると有り難いです。」

 学校でもさせているという言葉を付け加えるべきだった。

   
 こう考えると、批判的に読む人の存在があるからこそ、より正しい文章が書けるようになる。

 有り難い存在である。

 どんな仕事であっても、批判的に見てくれる人の存在はありがたいものである。

 (ただ、批判的な人が多すぎると、苦しい学級担任生活になるけれども)
 
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月刊誌「致知」1月号「運命をひらく」からの学び5・・・「やってみたらできないこともまた少ない」田中良和氏

2020年12月22日 | 修養
 またまた月刊誌「致知」からの学びである。

 逆境にぶつかって、挫けそうになるときに、力を与えてくれる言葉があった。

 「青い薔薇」開発の話である。

 「青い薔薇」を英語で言うと、ブルーローズ。

 英語でブルーローズと言えば、「不可能」「存在しないもの」などを表し、「あり得ないもの」「できない相談」を意味するそうだ。

 青い薔薇というのは、不可能の代名詞でもあった。

 青い薔薇というのは、作れないと言われていたのだ。



 しかし、その青い薔薇を作った方がいる。

 それが、サントリーグローバルイノベーションセンターの田中良和研究員である。

 その道のりは険しい。

 プロジェクト開始から商品化にこぎ着けるまでに19年かかっている。


 19年というのを読んで、まず驚いたのは、そんなに長い時間あきらめなかったことである。

 また、青い薔薇の開発を19年も続けさせてくれた会社の度量の広さも驚く。


 
 田中氏の研究人生を支えてくれた言葉が、次である。

 「世の中には、簡単にやれることは少ないけれども、やってみたらできないこともまた少ない。」

 

19年もあきらめずに研究を続け、ついに青い薔薇を開発した田中氏が言うと更に説得力が増す。

  
人生には挫けそうになる場面がある。結構出てくる。

 それは挑戦している証拠でもあるのだが、結構へこむ。

 これから先、自分がそういう場面に出くわしたら、田中氏の言葉を思い出そう。
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「はやぶさ2」が達成した7つの偉業

2020年12月21日 | 修養
 またまた月刊誌「致知」からの学びである。

 「はやぶさ2」のニュースは、最近のとても明るい話題として取り上げられている。

 遠く離れた小惑星に降り立ち、地下物質を採集し、また地球へ戻ってくると言うだけでもすごいと思うが、詳しく言うと、7つの偉業を達成しているそうだ。

 では、どんな偉業なのか、「はやぶさ2」プロジェクトマネージャーである、津田雄一氏が語っていた。

 「はやぶさ2」は、7つもの偉業を達成したそうだ。

 いずれも世界初である。

1 探査ロボットによる表面移動探査

2 そのロボットが複数(4台)あること

3 着陸精度60センチメートル

4 人工クレーターを作った

5 複数回着陸(1つの探査機で2回着陸させた)

6 地下物質へのアクセス

7 複数の人工物体を同時に小惑星周回軌道に投入し、人工衛生化した

 小惑星上でやったら面白そうだなと思いつくことは、およそ網羅したとのことである。


 これらの偉業をどういう心構えで行ってきたのか、津田氏は言う。

 「仲間を信じ、童心を忘れず、科学に徹する」・・・常に思っていたのは仲間と共に前に進むこと。

 そのために、リーダー自身が思いだけで物事を決めるのではなく、論理で決めていく。

 加えて、隙さえあれば面白いことをやってしまう遊び心がなければ物事は成就できません。




 おそらく、自分で目標設定して、一生懸命取り組むのは当然だろう。

 そして、仲間とは話し合う。何のために取り組むのか、どのように取り組むのかを。

 そして、遊び心も忘れない。

 その繰り返しを経て、成功に結びついたのだろう。

 言葉にすると簡単だが、実践はとても難しい。



 それにしても、この「隙さえあれば面白いことをやってしまう遊び心」はいいなあ。
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月刊誌「致知」1月号「運命をひらく」からの学び4・・・「勝負の神様は細部に宿る」岡田武史氏

2020年12月20日 | 修養
 岡田氏らも学ぶ言葉が多かった。例えば、次の言葉。

 選手達には、「勝負の神様は細部に宿る」と、うるさいくらいに繰り返してきたんですが、勝負を分けるのは9割方小さなことなんです。これくらいでいいだろうとか、俺一人ぐらい構わないだろうとか、そんな油断によって運命に見放されるんです。

 僕は、練習の時、グラウンドにコーンを並べてその周りを走らせることがあるんですが、選手の半分くらいはわずかに距離の短い内側を回るんですよ。内も外も大して変わらないと。そこで僕は言うんです。確かにその通りだと。しかし運というのは誰にもどこにも流れていて、それを掴むか掴み損ねるかなんだと。

 お前達がたった1回内側を回ったために、運を掴み損ねてワールドカップに行けないかもしれないんだと。コーンの外側を回るようなことが、自然ときっちりできるかどうかが明暗を分けると思うんです。

 


 岡田氏がこう言うのも、2006年のワールドカップの時、日本対オーストラリア戦で、相手が放ったミドルシュートに対して、「あそこからは入らないだろう」と油断した選手がいたために、点を許し、逆転負けをしたという経験もあるからだそうだ。


そういえば、強豪と呼ばれる部活動のチームでは、些細なことをとても大切にしている。

 例えば、挨拶、返事、履き物揃え、競技用具の整理整頓である。

 これらを徹底して指導するのも、「勝負の神様は細部に宿る」ということが、どの指導者にも分かっているからだと思う。
 
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図書館で見たお母さんの素晴らしい躾の指導・・・靴並べ

2020年12月19日 | 家庭教育
 図書館で、本を探していたら、お母さんらしい方の声が聞こえた。

 どうやら子供コーナー(靴を脱いで過ごせる場所)にいる我が子に、話しかけている。

 「靴を揃えようね。」

 二人の男の子が、両手で靴を揃えていた。

その後は、子供が本を読み、お母さんが見守っている。

 しっとりと落ち着いた雰囲気で読書をしている。

 その近くには、小さな靴が2足、きれいに並んでおいてある。



 このお母さんの素晴らしいところは、

○ すぐに声をかけて揃えさているところ。

○ 穏やかな声かけで揃えさせているところ。 

だと感じた。

 きっと普段から靴並べの躾を意識しているに違いない。

 靴並べができるということは、「モノとのつきあい方の基礎が身に付く」と言うことである。

 きっと、この図書館で見た子達は、すくすくと育つだろうなあと感じた。


 

 (ちなみに、挨拶と返事は人とのつきあい方の基礎)
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月刊誌「致知」1月号「運命をひらく」からの学び3・・・食の天才とはこういう人のことを言う

2020年12月18日 | 修養
 またまた月刊誌「致知」令和3年(2021年)1月号からの学びである。

 これも楽しみにしている「致知随想」の中から、フードプロデューサーの小倉朋子氏の書いた「食べ方は生き方」の中に、こんな文があった。


 8歳頃からはすでに、外食した際には食べた料理を家で再現するようになり、熱中するあまり気づいたら夜が明けていた日もあるほどです。

 食について考えるのが楽しくて仕方がありませんでした。

 食について教えることになった折に、「これだ!自分がやりたかったのは食を人に教えることだったのだ」と気づき、全身からあふれんばかりの喜びを感じたのです。

 

 どれだけ「食」について夢中になれるかが書いてある。次のように。

「熱中するあまり気づいたら夜が明けていた」(しかも8歳で!)

「食について考えるのが楽しくて仕方がありません」

「全身からあふれんばかりの喜びを感じた」

 こういうことを感じられる人が、どの分野でも「天才」と言われる人なのだろう。
 
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月刊誌「致知」1月号「運命をひらく」からの学び2・・・自分に起きることはすべて意味があるの続き

2020年12月17日 | 修養
 昨日のブログに書いた増田氏の言葉「前向きにチャレンジしたことは、例え失敗してもすべて栄養になり、今の私を支えてくれている」に近いことを言っている方がいる。

 それは、ノンフィクション作家の梯久美子氏である。

 梯氏は、栗林中将のことを書いた「散るぞ悲しき」で、ベストセラー作家となった。

 この本は、40代になって初めて書いた本だそうな。

 それまでの梯氏は、雑誌の編集の仕事をしたり、編集プロダクションで働いたりした。

 字を書いてお金をもらえる仕事なら何でもしたそうである。

 ベストセラーの「散るぞ悲しき」を書いて初めて作家デビューした後のことである。

 あるとき、「あなたはどうして今まで本を出さなかったのか。もっと早く始めるべきだった。」と言われたそうである。


 その時の答えは、次の通り。



 早く初めても同じ本は書けなかったと思うんです。編集の仕事を長年やってきたから、知らない人に手紙を書いたり電話で取材の依頼をして、会いに行って話を聞くことが抵抗なくできる。

 図書館で調べ物をすることにもなれているし、意外なところでは、映画のパンフレットづくりをやってきたのも役立っています。まだ誰も見ていない作品のあらすじを簡潔に、正確に、興味が湧くようにまとめる。編プロ時代に身に付けた技術ですが、ノンフィクションを書く上でも、歴史的な経緯をまとめる力になっています。

 そういう意味でも、仕事はすべて、どこか深いところでつながっています。

(雑誌 ポパイ 2020年1月号より)

 


 私(このブログのを書いている私)もそう思う。

 50歳を超えてから特に思う。

 仕事に限らずプライベートなことであっても、過去の楽しいこと、苦しいことは、すべて今の自分の成長に役立っている。

 きっとこれからも、楽しいことだけでなく、つらいことも味わうだろう。

 それは、自分を成長させる出来事になるはずだ。

 このような考え方ができるようになるのは、年をとるメリットかもしれない。 
 
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