仕事の道楽化

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ちょっとした授業のコツ・・・問題の理解のさせ方

2018年05月21日 | 授業づくり
 算数の時間、問題提示の場面で、教師が問題を読んでいる場面を見たことがある。

 教師が問題を読み、子供に聞かせている。

 問題を理解させるために読むのならば、自分なら読まないと感じた。

 子供に読ませる。

 教師が読んで聴かせる場合、傍観者になる子が出てくる。教師は、問題を読んでいるから、傍観者に気づかない。

 子供が読み、それを教師が聞いているならば、傍観者は出にくい。読んでいない子がいるかどうかもチェックもできる。

 些細なことだけれども、問題は子供が読み、教師はちゃんと読んでいるかをチェックする。

 問題の意味をどの子にも理解させるためには、重要な手立てだと考えている。

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残業が多くなると、指導力は高まらない。

2018年05月06日 | 教師修業
 先月、平成30年4月の超過勤務が90時間を超えた。学校で仕事をした時間である。

 通常の教頭の校務に加えて、PTAの役員の方々との打ち合わせもあったので、勤務時間が多くなってしまった。

 正確にカウントすれば、おそらく100時間を超えているだろう。

 学校での勤務時間がこれほど多くなったのは、教員になってから久しぶり、というか初めてかもしれない。

 (と言ってもやっている教頭先生から見たら、100時間くらいの残業ではたいしたことはないと言われるだろう。) 

 これまでは、学校では、なるべく仕事をしなかった。自宅でしていた。自宅ならば、資料となる本があり、静寂の時間がもてるからである。



 学校での残業時間が80時間を超えてしまった4月は、感じたことがある。

 それは、「これほど残業が多いと指導力は高まらないだろう。」ということである。

 理由は、3つある。

 1つめは、「本が読めない」ということである。帰宅時間が午後9時や10時となると、本を読む時間が極端に少なくなる。情報のインプット量が少なすぎる。

 2つめは、「考える時間が少なくなる」という点である。教材研究をする場合、仲間と情報交換する時間も有効だが、基本的には、沈思黙考する時間が必要である。

 学校では、思考が中断されることが多い。集中してものを考えるには不向きである。

 3つめは、「体力向上の時間がとれない」という点である。
 
 教師の仕事も長丁場である。体力がないと長続きしない。その体力を維持するためのウォーキングやスイミングなどの時間が殆どとれない。

 これでは健康で元気に仕事をするのがいずれ難しくなってくる。

 ということで、5月からは、極力時間外勤務を減らし、早く退庁するように心がける。本を読み、じっくりと考え、体力向上の時間をとりたい。
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