仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」は悲しい映画だった

2021年07月31日 | 映画
2ヶ月ほど前に見た映画は、「るろうに剣心 最終章The Final 」だった。

 その時の感想はこちら→「映画「るろうに剣心 最終章The Final 」を観てきた。

 一番最後に公開されたのが、この「るろうに剣心 最終章 The Beginning」である。

 内容は、一番始まりの物語である。

 一番最後に公開されるにもかかわらず、である。

 これまでの映画を見ているので、「だいたい察しがつくような映画だろう」と思ってみていたが、本当に予想通りの展開だった。

 剣心と巴の悲しい話である。

 素晴らしいアクションの映画だった。

 

 ただ、少し引っかかるところもある。

 「人斬り抜刀斉」と呼ばれた剣心は、いわばテロリストである。

 いくら「平和な世の中を作る」という志があったとは言え、人を切りまくっている。

 「今の世の中の物差しで測ってはいけない」と言われるかもしれないが、どうしても共感できない。

 切られる人にも志や仲間や家族がいるのだろうなあと思い、冷ややかな目で見てしまった。

 「なぜ人斬り抜刀斉と呼ばれるほど、人を切らねばならなかったのか」という理由の描き方が全く物足りない。



 そういう意味で、映画になかなか入り込めなかった。

 これまでの映画「るろうに剣心」では、剣心が「不殺(殺さず)の誓い」を立てている。

 これまでの映画の方が共感できる。
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久しぶりの海つり

2021年07月30日 | ブログ
 今日は最高の釣り日和



 日差しは強いが、風が心地よい。



 船の上にいるだけで癒やされる気がする。

 たぶん、このときの脳内には癒やしホルモンのセロトニンがたくさん出ていただろう。



 癒やされつつも釣り続けていたら、ハガツオが釣れました。

 

 次はいつできるかなあ・・・。

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働き方改革を進めるための心得その1・・・教育活動の計画を立てる際の留意点はこの3つ

2021年07月29日 | 学校経営
 昨日に続いて、働き方改革に関する話題を書く。

 スクラップ&ビルドの「スクラップ」を少しでも進めるために、職員には次のように伝えて実践している。

 教育活動の計画の立て方に関してである。

 学校行事を始め、学校では様々な教育活動の計画を立てる。

 運動会、避難訓練、遠足、学習発表会、参観日、・・・などたくさんある。

 それらの計画を立てる際には、次の3点に留意して立ててもらう。



1 ゼロベースで見直す。
 
その教育活動は本当に必要なのか?どんな効果があるのか?

 昨年度もやっていたからという理由ならば、なくしていく。

 こうすると、不要な教育活動は減らせる。

 しかも、この考えを取り入れると、その行事は「何のために行うのか」がより明確になっていく。


2 基本的には「パクる+α」

  学校は忙しい。

 計画案を立てる際には、時間をかけないようにする。

 基本的には、前年度までの計画案や他校で行っているものをパクって、時間をかけないようにする。

 パクるという表現は、あからさますぎるかもしれない(「まねる」くらいにした方がよいかもしれない)が、わかりやすいので使っている。

 「+α」は、前年度までの反省を踏まえるということである。

 また、意欲があれば、その担当者の創意工夫を取り入れるということである。

 この「+α」がないと、その学校にあった実践にはならない。 


3 計画立案の段階では、早めに相談をする

  計画立案の段階では、「早めに相談する」が大事である。

  学年主任、校務部長、教務主任、管理職に早めに相談する。

 計画全体の1~2割が決まったところで、相談する。

 計画全体のおおよそができた段階で相談されて、修正が必要になった場合は大きな労力を要する。

 時間がもったいない。

 会議を少なくするためにも、短時間の相談やミーティングをする必要がある。
 


 繰り返す。

1 ゼロベースで見直す。

2 基本的には「パクる+α」

3 計画立案の段階では、早めに相談をする


 この3点に留意して計画を立てることで、「スクラップ」が(少しは)進み、働き方改革につながると考えている。

 ただ、それでも現場ができることには限界がある。

 昨日書いたことと同じになるが、教育現場にお金と物と人を供給してほしい。

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トップの考え方は、昔も今も同じではないか・・・教育現場と昔の「ある組織」がダブって見える

2021年07月28日 | 学校経営
 学校現場は、スクラップ&ビルドではなく、ビルド&ビルドで、やるべきことが年々多くなってきている。

 例えば、外国語活動の導入、ICT機器の活用、キャリアパスポートの活用、・・・。

 今後の子供たちに必要だから導入するのは素晴らしい。

 ただし、業務が増えることになっても、人を増やさないから現場は忙しくなる。

 たしかに、スクールサポートスタッフや非常勤講師の採用もされている。

 しかし、業務量の増加には追いついていない。

 県や市町村の教育委員会は、現場の働き方改革を進めようとして一生懸命であるが、大本の文科省が変わらなければ、現場は変わらないだろう。


 これまでは、「子供のためになるから」といって現場の教員は取り組んできたが、数年前からかなりの無理が出ている。

 教育現場は、ブラックな職場といわれ、心を病んで退職する教師も年々増えている。

 教育採用試験の倍率も年々下がってきている。

 やるべきことは増えているが、そのためのお金や人は増やしてもらえない。

 だから、現場の人間は、勤務時間が増える。



 ここまで書いてきて、思い出したことがある。

 旧日本軍の兵站の軽視である。

 食料品や軍需品の補給を軽視しているのである。

 だから、戦地で多くの餓死者が出た。

 また、武器弾薬の補給が十分ではなかったため、十分に戦うこともできず戦死した。。




 今の教育のトップと昔の日本軍トップには、次のような共通点があるのではないか。

「物や金は渡さないが、その足りない分は、現場の人に無理をさせる。」




 やるべきことは命令するが、金、物、人などの「補給は軽視する」というトップの考え方は、昔も今も変わっていないのではないか?

 だから、ツイッター「教師のバトン」が炎上し、教育現場のブラックさが呟かれているのだろう。
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校長の重要な仕事は、人材育成・・・その具体的な方法は?

2021年07月27日 | 学校経営
 職員が何か仕事を終えたときは、その仕事の良さを指摘し、感謝の言葉を述べるようにしている。

 例えば、

 研究授業を終えた後には、授業者に

 職員研修の後には、その研修の責任者に

 全校朝会後には、児童の前で話をした職員に 

 学校行事の後には、その行事の担当者に

 

考えてみると、校長(管理職)というのは、良さを見つけたり、感謝の言葉を述べたりする機会がとても多い。

 そして、それは人材育成に直接つながる行為であるため、校長の仕事としては最重要の仕事でもある。


 と、ここまで書いて、昨日の職員研修後に、担当職員を褒めるのを忘れていた。

 コンプライアンス関係の研修で、豊富な資料、具体的な資料を基にしたとてもいい研修だったのに。

 今からでも褒めることはできるが、なるべく時間をあけずに良さを認め、褒める方がいいんだよなあ。

 今、反省している。
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この季節が近づくと食べたくなる・・・我が家の夏の風物詩

2021年07月26日 | 食・レシピ
 この時期になるとなんとなく食べたくなる。

 あまりマスコミの影響を受けないようにしているつもりだが、鰻だけは食べたくなる。

 まあ、マスコミの報道を見ていなくても、町中を歩けば、鰻の幟旗がこの時期は特に目立つ。



 「土用の丑の日」の鰻キャンペーンの力は強力だ。

 



 うまい。

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「教師のバトン」で気になる炎上・・・勉強と授業づくりの準備に関して

2021年07月25日 | 学校経営
 昨日は、「文科省が始めたツイッター「教師のバトン」で分かる教育現場の現状」を書いた。

 その中で、少し気になる「炎上」があった。


 それは、「教師の学び」に対する炎上である。

 前田康裕氏が書いた漫画のうち、次の言葉に対する反発があった。



 「良い教師ほど勉強するし、プライベートな時間を削ってでも授業づくりの準備をする」

 この言葉について反発するツイートが多かったようである。


 「良い教師ほど勉強する」

 「プライベートな時間を削ってでも授業づくりの準備をする」


 
 これは、事実だろう。

 特に20代のうちは、たくさん勉強し、プライベートな時間を削ってでも授業作りの準備をした方がよい。

 そういう人が、30代、40代になってから授業の楽しさをたくさん味わえるようになる。

 若いときに、学びの時間が必要なのは、教師に限らない。

 どんな職業であれ、修行の期間は必要である。

 その期間にどれだけ自分のスキルを高められたかで、中堅、ベテランになってからの仕事の質は変わる。

 仕事や勉強は、悪ではない。

 特に若手のうちは、勉強と仕事の準備に時間をかけるのは、スキルを高めるという点では、必要不可欠である。




 今の教育現場で問題なのは、勉強する時間、プライベートな時間がないくらい時間外労働をせざるを得ない状況にあるという点である。

 それは問題である。



 ただ、繰り返すが、若いうちの仕事の準備や学びは、必要不可欠である。

 中堅やベテランになってからの仕事で味わう充実感に大きく寄与する。

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文科省が始めたツイッター「教師のバトン」で分かる教育現場の現状

2021年07月24日 | 学校経営
 文科省が始めたツイッター「教師のバトン」が炎上していた。(今もしている)

 もともとは、「教師の魅力を発信し採用者増を目的としたプロジェクト」なのだが、教育現場のブラックな現状が呟かれ、文科省の目的とは違う方向に進んでいる。

 私は、これでよかったと考えている。

 現状を知ってもらった方がよいのだ。

 炎上したために、マスメディアにも取り上げられ、教育現場の現状を多くの人に知ってもらうきっかけともなった。

 「免許更新制の見直し」を文科省が検討するそうである。

 それも、このツイッターが炎上したからではないだろうか。

 勤務時間内に、仕事が終わるような業務量になっていくことを期待している。

 そうでなければ、教員志望の若者はどんどん減っていくだろう。




 小学校の管理職をしている自分としては、勤務校でできる業務削減はすぐに取り入れるようにしている。

 例えば、会議の時間短縮である。

 「説明→検討」から「資料の黙読→質疑→検討」に変えたところ、時間が3分の2くらいに短縮できた。

 これまで45分かかっていた会議は、30分ほどに時間削減ができた。



 例えば、給食指導である。

 ごく小規模校であるため、職員全員で給食指導をする必要はない。

 輪番制にして、給食を食べ終えた職員は、早めに片付けて職員室で仕事ができるようにしている。



 勤務校でも努力をしているが、宮崎県や市町村の教育委員会も、教育現場のために、働き方改革を推進してくれている。

 現場の職員のために業務削減をしてくれていると思う。

 ありがたい。


 ただし、教育現場や教育委員会でできることには限りがある。

 業務の全体量はあまり変わらないからである。

 文科省には、次の手立てを取ってほしい。

 「教育にお金をかける」である。

 金をかけて、人を増やすか、外部委託をするという方法をとらない限り、業務量は減らないだろう。

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宮崎県の「ジモ・ミヤ・タビキャンペーン」が、お得すぎる

2021年07月23日 | 旅行
 宮崎県では、「ジモ・ミヤ・タビキャンペーン(県民県内旅行キャンペーン)」をやっている。

 これは、県内の観光需要を早期に回復するために実施する、県民向け旅行代金割引キャンペーンである。

 これは家族の思い出づくりもできるし、観光業にも協力できる素晴らしいキャンペーンだと思い、活用してみた。

 夫婦と子供とおばあちゃんの計5名で青島に行くことにした。

 子供がSUP(スタンドアップパドルボード)に乗りたいと言うので青島になった。

 (天候は良くないので、できないかもしれない。)



 宿泊して驚いた。

 5名での宿泊で20,000円もかからなかった。

 しかも10,000円分のクーポン券もついてくるので、かなりお得ではないだろうか?



 なんか申し訳ない気分になったが、観光業の景気回復には協力できているだろうから、今回はよしとしよう。
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異世界者のコミック「転生したらスライムだった件」が面白かった

2021年07月22日 | 本と雑誌
 はまってしまった。

 コミック「転生したらスライムだった件」(1~17巻)である。

 主人公のスライムがとんでもなく強くなっていく。



 もともと、強い主人公が出てくる話は大好きである。

 だから映画「マン・オブ・スチール」(主役はスーパーマン)や

 小説「剣客商売」(主人公の秋山小兵衛じいさんはとんでもなく強い)が好きである。

 

主人公の「リムル・テンペスト」は強いのだが、周りの仲間を助ける義理人情がある。

 これも惹かれる理由である。



 当然周りの者も主人公に惹かれていく。(というよりも「神」のように崇めていく)

 何も知らない外部の者が、主人公を侮辱する言動を取ったときの周りの者の反応も激しい。(私のボスを侮辱するとただではおかないよ、という反応が必ず起きる。)

 

魔物や悪意を持った人間からの襲撃があり、それをスライムが中心になって倒していくという話になっている。

 強い魔物もたくさん出てくるが、それ以上にスライムが強いので、倒される心配はない。

 どれだけスライムが強くなっていくかを楽しむ作品でもある。



 また、勧善懲悪のストーリーなので、悪い奴は必ずやっつけられてしまうし、善い行動をする者は救われる。

 そういうのが好きな私は安心して読み進めることができる。

 あまり異世界者のコミックを読んだことのない人にはお勧めです。

 面白いです。
 
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1学期終業式での校長の話

2021年07月21日 | 学校経営
 夏休みに入る前の終業式では、「校長先生の話」がある。

 いろいろな内容を話しても伝わらないだろうから、1つに絞って次のような話をした。

 (それでも少し長くなってしまった。)



 今、「1学期を振り返って」という作文の発表がありましたが、何をがんばったかがよく分かる作文でしたね。

 この後の時間に、君たちはみんな担任の先生達から「通知表」をもらいます。

 その中にも、皆さんが、1学期にがんばったことがたくさん書かれていますよ。

 校長先生も全員分を読ませてもらいましたが、みんながんばったんだなあと思いました。



 さて、明日から夏休みですね。その前にお話を聞いてもらいます。


 先生達にとって、この世で一番起きてほしくないことは何でしょうか?


 (事故、けが、いじめなどの声が上がる。しばらくして「命に関わるけが」という声が)

 そうですね。先生達にとって、この世で一番起きてほしくないことは


 「子供が命を落とすこと」です。

 これ以上に起きてほしくないことはありません。


 みなさんは、お葬式やお通夜に参列したことはありますか?(「あります」との声)

 お葬式で「棺桶」を見たことがありますか?(「あります」との声)

 子供用の棺桶を見たことはありますか?(「ありません」との声)

 校長先生も見たことはありませんが、とても小さいそうです。


 知り合いの先生が勤めていた学校で、水の事故で子供が亡くなりました。

 お葬式に行ったそうですが、お父さんお母さんのショックは大変なものでした。

 お母さんは立ち上がれなかったそうですが、出棺と言って、火葬場に行くときになって、お母さんは、突然立ち上がり、泣きながら子供の名前を呼び続けたそうです。

 その知り合いの先生は、「二度と子供の棺桶は見たくない。」と言っていましたが、校長先生もそう思います。




 よく言っているように「自分の命は?・・・(「自分で守る」の声あり)

 そうですね。そのために「ヒヤッとした、ハッとしたという出来事を減らすようにしましょう。」

 飛び出しをして恐い思いをすると「ヒヤッ」とするでしょう?

 片手で自転車の運転をして転びそうになると、「ハッ」とするでしょう?

 そういう恐い思いをしないようにして過ごしてほしいのです。

 安全に気をつけて「夏休みならでは」の思い出を作りましょう。

 山、川、海でも遊んでほしいです。(ただし大人といっしょに)



 夏休みをどのように過ごせばよいか? 

 この後の先生達の話をよく聞きましょう。





 最後に、校長先生との約束をしてください。

 8月30日の2学期始まりの日は、元気に登校しましょう。

 これで終わります。
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運動会前の「結団式」では、こんな「校長の話」をしました

2021年07月20日 | 学校経営
 宮崎県では、運動会前に、「結団式」という行事がある。

 そこで、運動会の「赤、白」の所属が決まる。

 (宮崎県では、「赤団」「白団」という。他の県では「紅組」「白組」らしい。)



 結団式の前には、「校長先生の話」が設定されているので、次のような話をした。



 みなさん、9月の運動会が終わったあと、どんな言葉が出たら、運動会は成功したと言えますか?

(「協力してできた」「仲良くできた」「全力を尽くせた」などの声が上がる)

 そうですね。そういう言葉が出たら、成功したと言えるかもしれませんね。

 校長先生は、昨年度の運動会の後に、地域の人がこんなことを言っていたと聞きました。

 「子供達が力を合わせて、一生懸命がんばっている姿を見て、感動して涙が出た」

 なんと「感動して涙が出た」と言われています。

 昨年度は、素晴らしい運動会だったことが分かります。

 今年はさらに、素晴らしい運動会にして、見た人が感動して涙が出るような運動会にしてほしいです。

 そのために大事なのが、皆さんが決めた、この運動会のスローガンです。

 みんなで言ってみましょう。さんはい。

 「  (今年のスローガンを言う。)  」

 見た人も、自分も感動できる運動会にしましょうね。

 これで終わります。

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スポーツを「プレーする人」から「支える人」へ

2021年07月19日 | 修養
 桑田真澄氏の言葉で心に残っている言葉がある。

 次である。



 野球には3つの側面がある。

 1つはプレーする野球。

 現役時代はプレーで、全力で見せていくことが大事だが、引退後は支える野球と、見る野球だと思う。




 

私のまわりにも、柔道や剣道を学んできた人がいる。

 中には、子供達に教えている人もいる。

 柔道で自分は鍛えてもらったから、今度は柔道を通して恩返しをしたいというわけである。

 スポーツや習い事には、「プレーする」「支える」「見る」という側面がある。

 特に、現役を引退した後に、指導者としてその競技を「支える」人を、私はとても尊敬する。

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紙の本は贅沢品になるのではないか

2021年07月18日 | 本と雑誌
 「Kindle Paperwhite」を買って、本を読んでいる。

 「Kindle Paperwhite」というのは、読書に特化した機械である。(「デバイス」というのかな?)

 タブレットほど大きくなくiPhoneほど小さくない。

 文庫本くらいの大きさである。

 文字は読みやすい。

 ブルーライトをカットしているので、目にも優しい。

 データで買った本は、かなりの冊数がこの機械の中に収まるので、かさばることは全くない。

 難点は、カラーでは無いことである。

 (活字の本やモノクロ漫画を読むことだけを目的とすれば問題は無い。カラーではない分、目には優しい。)

 また、これは慣れの問題だと思うが、検索がしにくい。時間がかかる。

 紙の本であれば、「だいたいこの辺りに書いてあったよなあ」と見当を付けてめくれば、すぐに見つけられる。

 この機械では時間がかかる。




 ただし、これからの本というのは、こういう機械で読む「電子書籍」という形が主流になるのではないだろうか。

 「検索がしにくい。時間がかかる。」という問題は、いずれ解決されるだろう。

 電子書籍のよさは、「何冊でも機械に保存でき、いつでも読める。」である。

 また、紙代や印刷代、流通代がかからない。

 書店好き、紙の本が好きな自分にとっては、まことに寂しいことだが、この電子書籍への流れは止まらないだろう。

 

このまま行くと、「紙の本を持ってるの?贅沢だねえ。」と言われる時代が来るような気がする。
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月刊誌「致知」令和3年(2021年)8月号からの学び・・・それは性善説でも性悪説でもない

2021年07月17日 | 修養
 素晴らしい言葉を知った。

 月刊誌「致知」令和3年(2021年)8月号からである。

 代々木上原禅堂師家の窪田慈雲氏が紹介されていた。



 教育学者の村井実氏が子供たちの姿を見て、性善説も性悪説でもない、「向善説というのを唱えているんですね。

 人間の本性が善か悪かは分からないけれど、皆善に向かって生きようとしていること自体は問違いない。

 誰もが失敗や間違いをしながらも、よりよく生きようとしている。

 犯罪者だってよりよく生きたいと思って罪に手を染めたのかもしれない。

 そう考えれば、この世界に悪は成り立たない。

 私たちはその「向善説」を教育の根幹に据えることが大事だと、村井氏はおっしゃっているんです。

p.16
 



「『向善説』を教育の根幹に据える」という考えは、重要であると考える。

 性善説も性悪説も、どちらも真実ではあろうが、教育の現場には、「向善説」の方がよりしっくりくることが多い気がするからである。
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