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映画「PERFECT DAYS」・・・日常の幸せに気づかせてくれる映画

2024年02月05日 | 映画

 映画「PERFECT DAYS」を見た。

 主役の役所広司さんの演技が素晴らしかった。

 見終わったあと、自分自身の日常にある幸せを見つめ直す事ができる映画だった。

 (以下ネタバレ有りです。)

 

 

 公共トイレの掃除をする主人公の平山は、プロ意識を持って仕事に取り組んでいる。

 仕事以外にも楽しみがある。

 

 古いカセットテープで音楽を聞く。

 昼食休憩時には、神社の境内で木々を見上げモノクロ写真を撮る。

 仕事が終わると近くの銭湯で身体を洗ったあと、浅草地下商店街の定食屋で安い食事をすませる。

 家に変えると、枕元の明かりで眠くなるまで本を読む。

 古本屋で買った本や昔のカセットテープが部屋にはたくさんある。

 毎朝家のドアを開けるときに、空を見上げて微笑むのは、自分も真似したいと思った。

 

 

 好きなものに囲まれて生き、好きなことを暮らして生きる男の姿が描かれていた。

 淡々とした平凡な日常だけれども、その日常の中に幸せを見出している主人公の平山は、かっこよかった。

 

 

 

 自分自身の日常の中にもある幸せを見つめ直す事ができる。

 毎日のルーティンの中にある幸せが自分にもある。

 

 例えば、

 毎朝挽きたて淹れたてのコーヒーを飲むこと。

 毎朝急須で入れた緑茶を持って職場で味わうこと。

 音楽や落語や講演会の音声を流しながら通勤すること。

 仕事帰りにスーパーマーケットで刺し身や豆腐や野菜など(主に晩酌のつまみ)を買って帰ること。

 お風呂では20〜30分ほど、温冷浴で体を十分に温めていること。

 腕立て伏せやクランチなどの筋トレをすること。

 お風呂上がりに飲むビールやお酒。

 妻と一緒に楽しむ夕食。

 寝る前の読書・・・。

 などなど、自分の日常にも幸せが溢れている。

 そんな事に気づかせてくれる映画っだった。

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