仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

算数授業の達人 田中博史先生(筑波大附属小)が宮崎で講座をします

2012年07月19日 | 算数・数学

平成24年度教師力アップセミナーin宮崎 第2回
                        明日の教室が変わる 授業が変わる
              算数授業の達人 田中博史先生に学ぶ会
                                                  主催 教師力アップ連続セミナー宮崎事務局

○ 日時 平成24年9月8日(土)10:00~15:30(受付09:30~)
○ 会場 佐土原市民文化センター 小ホール
○ 日程 (講座内容は変更になることがあります。)

 

  講座Ⅰ
模擬授業形式ワークショップ
・教材教具を活用した算数授業のアイデア
・子供が飛びつく面白算数授業   

 

講座Ⅱ
 田中流言語活動を意識した算数授業作りのコツ

 

講座Ⅲ
  「教えて!田中先生!!」 
 ~悩める教師の質問に田中先生が算数・学級経営などズバッと答えます~

○ 参加費 3500円(当日4000円) 
○ 参加人数  120名まで 

お申し込み方法
事務局にメールを送る。
メールのあて先sima.yuuiti@nifty.com

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算数の授業への意欲を高めさせる方法

2012年07月01日 | 算数・数学
導入に10分くらい時間をかけている算数の授業を見たことがある。研究授業だった。
あとで何でそんなに時間をかけたのかを聞いた。
すると

「意欲を高めるため」
とのことであった。

算数の授業で意欲を高めるために一番よいのは、
「普段の授業で『わかった』『できた』という喜びを味わわせること」
であると考えている。

せめて授業の終わり5~10分で、練習問題に取り組ませ、全員に丸をつけて
「できるようになったね。」
と褒める授業を繰り返すことである。

そうすれば、児童は、次の授業を楽しみにするようになる。
休み時間のうちにノートを開いて授業を楽しみに待つようになる。

意欲を高めるために導入に10分間も使うような授業は、研究授業のための授業であり、普段の授業にはあまり生かせない研究授業である。



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個人思考の時間がそれほど必要か

2012年06月18日 | 算数・数学

 ずっと算数指導の研究をしてきた方の中には、現実的ではない話をする人がいる。

 

 「個人思考の時間、自力解決の時間を十分確保しましょう。」

が、そのひとつである。

 

 ではどのくらい確保するのか、「5分以上取る」という人もいる。そういう人の話は現実的ではない。

 

 分からない子、自力解決の手だてを持っていない子にとっては、5分以上も「分からない」という苦痛の時間が続くのである。

 

 逆に、「分かった」という子にとっては、解き方、説明の仕方もすぐに分かることがおおい。そういう子にとっては、退屈な時間が続くことになる。

 

 そして、そういう授業をする人は、多くの場合、授業中に扱う問題数が少ない。

 

 練習問題を解く時間は殆どなく、「はい、あとは宿題」となる。

 

 

 算数の研究をしてきた人の中には、「学習の流れありき」という思考をしている人が多い。

 「子どもの分かる、できる喜び」は、後回しになっている授業をしている人がおおいのはなぜだろう。

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毎朝3分弱の「かけ算の歌」でみんなかけ算が言える。

2012年03月07日 | 算数・数学

 勤務校では、毎朝「かけ算九九の歌」が流れる。3分もない歌であるが、全校児童が聴いている。 

 

 かけ算を初めて学ぶ2年生は、この歌を夏頃からずっと聴いていたおかげもあって、みんながほぼ全部のかけ算九九を言えるようになっている。

 

 「慣れ」というのは強いものだと思う。

 

 

 ちなみに、メロディーは、「おお牧場は緑」である。2の段から始めると九九81まで全部が言える。

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宮崎で体験できる 超一流講師の講座(志水先生の講座)

2012年02月06日 | 算数・数学

 以前、このブログでも紹介したが、志水先生の宮崎での講座が近づいている。

 

 

 算数授業の名人 志水 廣先生に学ぶ会

 

 である。

 

 この先生の理論、実践に学んだおかげで、今自分は算数の授業がとても楽しい。 

 

 ぜひ、多くの方に体験してほしい講座である。

 問い合わせ    教師力アップ連続セミナー事務局(嶋田)       メールのあて先…sima.yuuiti@nifty.com

 

 

※ 午前中の「志水塾」は、あと6名だけ参加可能だそうである。

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宮崎で体験できる 超一流講師の講座案内(算数授業の名人 志水廣先生)

2011年12月21日 | 算数・数学

 

算数授業の名人 志水 廣先生に学ぶ会

テーマ「日々の授業を充実させる志水流算数授業」

今年度も算数授業の名人である志水廣先生が来宮されます。子どもたちが目を輝かせ、どんどん手を挙げる意欲あふれる授業のヒントが満載の講座です。多くのご参加をお待ちしています。

○ 日時
平成24年2月11日(土) 13:00~16:30(受付12:30)

○ 会場
  宮崎市佐土原総合文化センター

○ 参加費
  連続セミナー  3500円(当日4000円)
       ※学生1500円(当日2000円)

※ キャンセルについて
  ☆1週間前(2月4日)までの連絡は全額返金  ☆前日までのご連絡は半額返金

○ 参加人数  100名まで

●講座1(70分) 13:00~14:10
模擬授業または示範授業のビデオ解説

●講座2(70分) 14:25~15:35
教材研究と授業づくり

●講座3(45分)    15:45~16:30
夢現大「楽しく生きるこつ」

お申し込みメールのあて先…sima.yuuiti@nifty.com

追記
★志水塾情報★
午前中には、志水塾(11時~12時)が同会場で開かれる予定です。
志水先生自ら、丸付け法、復唱法の指導をしてくださいます。
限定40名となっております。

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平行四辺形が正方形に見える?

2011年11月20日 | 算数・数学

 以前、平行四辺形の指導をしていたときのことである。

 

 黒板に平行四辺形をかき、

「写してごらん」

と言って写させた。

殆どの子が写していたが、中には、

正方形を書いているAさんがいた。

 びっくりしたのを覚えている。

 平行四辺形を書いても、Aさんには正方形に見えているのである。

 形を捉えるのが難しいのである。

 そういう子もいると考えて進めるべきだったのに、配慮が足りなかった。

 学習障害(LD)という言葉がある。その1つかもしれない。その子は、図形を捉えるのは苦手だが、計算はとても速かった。

 自分もLDではないかと思うときがある。それは、「記憶」に関してである。

 見聞きしたことを覚えるのがとても苦手である。(体験したことは覚えている)

 

 これは、若いうちからそうだった。この問題を解決するために、自分は、「メモを取る」という方法で克服してきた。

 Aさんの場合は、どういった方法で克服できるだろう。

 今の自分だったら、「なぞる」「写す」という指導で、徐々に徐々に形を捉える感覚を身につけさせていくだろう。

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算数の授業では見通しを

2011年10月25日 | 算数・数学

 算数の授業では、大まかな見通しを持たせるようにしている。

 この45分間で、どんなことができればよいのか、どんなことを学ぶのかという大まかな見通しである。

 そうすると、どの子もほぼ安心して授業に参加できる。

「今日は何を勉強するのだろう?」「次は何をするのだろう?」という不安な気持ちをもたせるよりも、

 「今日は何を勉強するんだな。」「次は何をするんだな。」という見通しがもてる方がよい。自分が学習する立場なら、間違いなく安心する。

 「めあて」を持たせること以上に、大切ではないかと考えている。

 自分の場合、黒板の右隅に、本時の学習で使う教材のページを書くようにしている。

Photo_2

 上は、本時で学習する教科書のページである。

 したは、習熟用教材のページである。

 これを書くことで、「先生、次は何をするんですか?」という声を聞くことはなくなる。子ども達は、どんどん次の学習に進もうとする。

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筆算指導のポイント

2011年10月24日 | 算数・数学

 12×4の筆算

 「どのように授業すればよいのでしょうか」

と、若手教師に聞かれた。

 その若手の指導案には「自分なりの筆算の仕方を書かせる」とあった。

 自分ならそうはしない。時間が限られているからである。

 12×4の筆算を書いて示す。その筆算に書かれた数の、「意味」を問う学習にする。

 筆算を書く際、1の位に「8」、十の位に「4」と書かれることになる。

 この場合の「8」の意味、「4」の意味を聞く。

そうすると、12×4のうち、2×4=8、10×4=40、合わせて48という筆算の意味に気付くはずである。

 

全てを子ども達に考えさせるのは、算数が苦手な子ども達にとってハードルが高すぎる。

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子どもが喜ぶ算数の授業

2011年05月10日 | 算数・数学
 4年生から6年生までの算数を指導することになった。少人数指導担当である。

 算数の授業をしていると、次のような声を聞くことがある。
 「算数面白い。」「よっしゃあできた!」「もっと算数の問題を解きたい」
また、私が○を付けると、小さくガッツポーズを決める子もいる。

 こういう姿を見ると、「教師をやっていて良かったなあ」と思う。自分も人の役に立てている喜びを感じられる。


私が目指す算数の授業の姿は、次の2点である。

○ 「できた!」「分かった!」という喜びを全ての子どもに味わわせる。
○ 「算数の勉強は楽しい」と思わせる。

そのために、次の点に気を付けて授業を進めている。先輩の先生方、本や研究会で学んできたことである。効果は実証済みである。

・ 授業は、ゴールから組み立てる。
・ 教科書を活用する。
・ 見通しをもたせる。
・ 習得型授業スタイルで進める。
  授業の前半で、理解させる、気付かせる、教える。
  授業の後半で習得、習熟させる。「為すことによって学ぶ」ようにさせる。
・ スピードを重視する。
  授業はテンポ良く進める。
  計算力(正確さ、速さ)を鍛える。
・ 空白の時間を作らない。
  そのために、課題を示す。教え合いをさせる。
・ ノート指導の重視
・ 音読はすらすら読めるように鍛える。
・ 視写の重視
・ 全員できているかの確認をする。

詳しくは、これから述べていきたい。

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