仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

船釣りで酔ってしまった人の話・・・船釣りでのお笑いエピソード その1

2020年11月30日 | ユーモア 笑い話
 船に乗っての海釣りは、船酔いがつきものである。

 初めて船に乗ったAさんは、しばらく釣りができていたが、そのうち船酔いが始まった。

 しかも、だんだんひどくなる。

 とうとう船べりに手をかけて、吐き始めた。

 すると、目にしたのが、真っ赤な嘔吐物である。

 「うわっ、血が出てる!」と慌てるAさん

 まわりも「大変だ。血を吐いてる。」と、騒ぎ始めた。

 船長さんも、「港に帰ろうか?」と言って帰り始めた。

 港に着き、あわてて病院に向かうAさん。

 

 船の揺れから解放され、だんだん気分もよくなってきた。

 気分がよくなるにつれ、疑問が湧いてくる。

 「なんで俺、血なんかを吐いたんだろう?」

 そこで、思い出してしまった。




 船に乗る前に「トマトジュースを飲んでいた」ことを。

 朝、船に乗る前にコンビニに寄り、氷を買うときに、トマトジュースも買った。

 それを飲んでいたので、嘔吐物は真っ赤だったのだ。

  
 すぐに、船に乗っていた仲間や船長さんにも報告。

 みんな爆笑だった。

 心配した分、何事もなくてホッとした笑いでもあった。
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管理職(校長、教頭)として求められる資質は何か・・・校長編

2020年11月29日 | 学校経営
 管理職(校長)として求められる資質は何か

 宮崎県教員育成指標<校長、副校長・教頭>では、次の6つの資質・能力が示されている。

1 企画力(目標と行動計画の策定、新たな価値創出、判断力、情報を学校運営に生かす)

2 リーダーシップ(経営ビジョンを職員や保護者に説明する力、組織を構築する力)

3 人材育成力(職員の目標達成およびキャリアプラン実現の支援、公平・公正な評価と意欲向上)

4 外部折衝力(保護者や地域の願いに応える教育活動展開、保護者・地域・職員間の調整や折衝および説明責任)

5 管理運営力(緊急課題への迅速かつ組織的な対応、業務の効率化と予算執行及び施設設備の維持管理、働きやすい職場環境の構築)

6 教職としての基本姿勢(社会的責任を自覚した行動、的確で安定した行動)



 など、いろいろある。いずれも重要な資質・能力である。

 
 

 ただ、これらの資質や能力を支えるものがある。

 一番重要な資質や能力かもしれない。

 それをズバリ一言で言うと、何か。



 それは、「責任感」だと考えている。

 これまで見てきた校長の姿を見て、そう感じる。

 どの校長も、その学校の教育に「すべての責任がある」と責任を自覚しているからこそ、上に示された6つの資質や能力を発揮できていた。

 責任があるからこそ、「校務を司り、所属職員を監督する」という大きな権限が与えられている。
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管理職(校長、教頭)として求められる資質は何か・・・教頭編

2020年11月28日 | 学校経営
 管理職(校長、教頭)として求められる資質は何か

 いろいろあるので、後でまとめて書くことにする。
 

 個人的には、教頭として、特に心がけたのは、「聞く姿勢」である。

 職員が働きやすい職場になるようにという願いからである。

 そのためには、ちょっとしたことでも気軽に報告や相談をしてもらえるようにと心がけていた。

 忙しくても、職員から話しかけられたら、手を止めて傾聴する。

 基本的には、こちらの口は挟まない。最後まで聞いてから質問する。

 聞くだけで悩みが解決するときもある。

 聞いている間に、解決法も考えておく。

「この問題は、どんなチームで解決するのがいいかな。学年?指導部?それとも外部の機関と連携する?」等々

 話の後に質問もするが、よく聞いていたのは、次である。

 「それで、どうしたいですか?」

 これを問うことで、解決する力も高めてほしいと考えていた。






ここからは、宮崎県で設定した「管理職(校長、教頭)として求められる資質」



 宮崎県教員育成指標<校長、副校長・教頭>では、次の6つの資質・能力が示されている。

1 企画力(目標と行動計画の策定、新たな価値創出、判断力、情報を学校運営に生かす)

2 リーダーシップ(経営ビジョンを職員や保護者に説明する力、組織を構築する力)

3 人材育成力(職員の目標達成およびキャリアプラン実現の支援、公平・公正な評価と意欲向上)

4 外部折衝力(保護者や地域の願いに応える教育活動展開、保護者・地域・職員間の調整や折衝および説明責任)

5 管理運営力(緊急課題への迅速かつ組織的な対応、業務の効率化と予算執行及び施設設備の維持管理)、働きやすい職場環境の構築)

6 教職としての基本姿勢(社会的責任を自覚した行動、的確で安定した行動)


 いずれも校長の職務である「学校教育を司り、職員を監督する」(学校教育法第37条)ためには重要な資質や能力である。

 ちなみに、教頭の職務は「校長を助け、校務を整理し、及び必要に応じて児童の教育を司る」となっている。
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キャリア教育とは何か・・・難しい用語を調べてみるシリーズ

2020年11月28日 | 教師修業
  キャリア教育とは、次のように定義されている。

 一人一人の社会的・職業的自立に向け,必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して,キャリア発達を促す教育
(中央教育審議会「今後の学校におけるキャリア教育・職業教育の在り方について(答申)」(平成 23 年1月 31 日))

 ウーン、難しい。



このキャリア教育で育てようとするのは「基礎的・汎用的能力」である。

 「基礎的・汎用的能力」は、4つの能力に分かれている。

 「人間関係形成・社会形成能力」
 「自己理解・自己管理能力」
 「課題対応能力」
 「キャリアプランニング能力」

この4つの能力を、教科や道徳、特別活動の枠を超えて育てていこうとする取組である。

 「枠を超えて」という意味では、カリキュラムマネジメントも同じ考えである。


 4つの能力は、すべての教育活動と結びつけて育てることで効果が高まる。

 

 この4つの能力の中で、「キャリアプランニング能力」に関していえば、勤務校では次のようなことをしているなあ。


1 「キャリアパスポート」を導入して、目標設定や自分の学習の振り返りができるようにしている。

 ※ 「キャリアパスポート」は、目標設定と振り返り、学びの記録ができる資料である。


2 授業には、地域にいる専門家を外部指導者として招くように指導計画に設定している。


3 招いた外部指導者には、自分の仕事に対する誇りや喜び、を語ってもらうようにしている。
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最近、テレビのニュースを見なくなった理由

2020年11月27日 | ブログ
 最近、テレビのニュースをあまり見なくなった。

 以前からあまり見る方ではなかったのだが、更に見ないようにしている。

 もし見る場合は、かなり批判的に見る。「それは本当か」「意図的に流していない情報は何か」という視点で見ている。



 見なくなった理由の1つは、「暗くなるから」である。

 昨夜見たニュースでは、「感染者が増えた」「自殺者が増えた」と、暗いニュースが続く。

 みていると、暗い気分になるニュースがとても多い。



 理由の2つめは、正しい情報であるとは限らないからである。

 「新型コロナウイルスの感染者が増えている」というニュースにしても、正しくない。

 「PCR検査で陽性反応が出た人」を「感染者」として報道しているが、イコールではない。

 恐怖を煽る情報ばかりを流し、そうでない情報は流さない。

 その結果、社会全体をちょっとしたパニック状態に陥れている。


 
 3つめは、みなくても全く困らないからである。

 テレビやラジオのニュースがなくても、ネットで殆どのニュースは得られる。

 暗い気分になったり、誤った情報を聞かされるようならば、テレビのニュースなど見ない方がよい。

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なぜ無症状者の割合をマスコミは報道しないのか

2020年11月26日 | ブログ
 ちょっとテレビを見てみた。

 新型コロナウイルスの感染者が増えているというニュースをやっていた。

 (そもそもPCR検査の陽性反応が出た人と感染者とは違うのだが・・・。)

 「感染者が増えている。」というような恐怖を煽る情報だけを流している。

 自分が知りたい情報は、他にある。

 それは、症状である。

 PCR検査で陽性反応が出た人の中に、無症状者がどれだけいるのかが知りたい。

 しかし、どのマスメディアも報道しない。

 おそらく、恐怖を煽る報道とは真逆の情報になるからだと予想している。


 このように述べているお医者さんもいる。

 「PCR検査が陽性になったとしても、実際に新型コロナに感染している確率はわずか6.5%、つまり15人中14人は、検査結果が陽性であっても、新型コロナではない、ということになります。」

 ということは、陽性反応者(つまり、今「感染者」と呼ばれている人たち)の中の、おそらく90%以上は無症状者ではないだろうか。
 
 
 最近の報道では、無症状者の割合だけではなく、重傷者の「年齢」や「基礎疾患の有無」も報道しなくなっている。

 新型コロナウイルスの報道を通して、自分が一番学んだのは、マスコミの「報道しない自由」かもしれない。

 
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野口芳宏先生に学ぶ名言・・・正しいか正しくないかは○○が決める

2020年11月25日 | 修養
 私の師匠と(勝手に思って)尊敬している野口先生からは、多くの教えを頂いた。

 野口芳宏先生は、国語教育の大家であり、家庭教育、道徳教育の大家でもある。

 多くの教えの中から、心に残る言葉を紹介していきたい。



 好きか嫌いかは、自分が決める。

 良いか悪いかは、社会が決める。

 正しいか正しくないかは、歴史が決める。




この言葉を聞いて、私は次のように考えた。

 不易と流行という言葉があるが、流行によって、よいと言われていることが、必ずしも正しいとは限らない。

 正しいかどうかは、歴史を経なければ分からない。

 しかし、時間を経たとしても「正しかった」と判断されるような教育をするよう心がけなければならないと感じた。




 (なお、この言葉は、野口先生も講演に行った先で教えてもらった言葉とのことだった。この言葉にあまりにも感動したので、すぐにメモに書き留めたそうだ。)
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メンタル不調者が出た場合の鉄則(メンタル不調者を出さないためにも重要)

2020年11月24日 | 修養
 昨日の「メンタルが強い人の7つの習慣」の続き

前日までブログに書いていた「メンタルが強い人の7つの習慣」には、メンタル不調者が出た場合の対応の仕方についても書かれていた。

 職場でメンタル不調者が出た場合、鉄則は、その人の聞き役になることであると心得ておいて下さい。悩む後輩や部下に、アドバイスをしたくなるときもあるでしょう。しかし悩んでいる人の多くは自己肯定感が低下しており、助言よりも話を聞いてもらう、認めてもらうことを求めています。


 この鉄則「その人の聞き役になること」は、ものすごく効果がある。

 メンタル不調者が出た場合だけでなく、出さないためにも重要だと考えている。

 世の中の99.99%位の人は、自分の話を聞いてもらいたがっている。

 自分のことを理解してもらいたがっている。(主観ですが)

 普段から、「聞く」という姿勢で対応する管理職がいれば、メンタル不調者は出にくいと考えている。

 特に、ストレスがたまっている人は、自分の悩みを聞いてもらいたがっている場合が多い。

 聴いてもらえるだけでも、気は楽になる。

 聴き手が管理職の場合、ストレスを減らすような手立ても打てる。

 例えば、

「他の職員に手助けしてもらう体制を作る」

「外部人材や外部の機関の協力を得る」

 という手立てを打つことで、職員の悩みが軽減される場合は多い。 
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月刊誌「致知」12月号からの学び・・・「メンタルが強い人の7つの習慣」2

2020年11月23日 | 修養
 昨日の「メンタルが強い人の7つの習慣」の続き

4 捨てる
 どうにもならない悩みは解決しようとせず、その時間をもっと幸せになれる何かに使うことを意識する。

 
 ストレスの要因や悩みを受け入れるということか。

 自分がコントロールできないストレス要因は受け入れるということも大切なのだろう。

 あきらめも大切ということか。


5 体を使う
 心が緊張しているとき、筋肉は収縮し、体は硬くなる。対処の上手な人たちは、その都度体を使うことで緊張を緩和している。

 つらいときは顔を上に向けてみる。これだけでもうつむいているより気分が楽になる。



 仏教の言葉「色心不二」を連想する。これは、「色(肉体)と心(心)は相互に影響し合っている。

 肉体と心は二つに分けることができず、相互に影響し合っている」という意味である。

 体をほぐすことで、心もほぐれてくるということだ。

 特に、姿勢を正すだけでも心が前向きなる経験を何度もしてきた。


6 書く・話す・読む
 漠とした不安に悩んでいる場合は、その要因を箇条書きしてみる。その内容を1ヶ月後に見返すと、殆どは現実には起こらなかったことに気づく。
 悩みを身近な人に話す。自己啓発書を読む。


 「漠とした不安の殆どは起こらない」これは、デール・カーネギーの名著「道は開ける」にも書かれていた。

 メンタルが強くなるために、私がオススメする自己啓発書は「道は開ける」である。

 この本を読むだけでも、悩みのかなりの部分が緩和される経験をしてきた。


7 新しい出会いを求める
 ストレス耐性を高める上で、新しい知識や趣味、人間関係を持つ心があるかどうかは重要。
 積極的に新しいコミュニティへ参加することで、メンタルの健康が保たれる可能性が高まる。 


 これは、「3 区切る」の応用編かもしれない。

 同じ場にいるだけでは、見方や考え方も変わりにくい。

 新しい場に参加することで、自分自身の価値観が変わったり、新しい価値観に気づいたりできる。


 詳しくは月刊誌「致知」128~130ページに書かれている。

 7つの習慣以外にも、食事と睡眠の重要性(食事の取り方、睡眠の取り方)も書かれている。いやあ、勉強になった。
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月刊誌「致知」12月号からの学び・・・「メンタルが強い人の7つの習慣」

2020年11月22日 | 修養
 昨日のブログ 月刊誌「致知」12月号「苦難にまさる教師なし」からの学び  の続き

 自分がいつも興味を持って読んでいる「大自然と体心」のページには、

 「メンタルが強い人の7つの習慣」が掲載されていた。

 筆者は、武神健之氏(日本医師認定産業医)である。

 ストレスを言い訳にする人と乗り越えていく人がいるらしい。

 ストレスに強い人たちは、原因探しをしたり、対象を憎んだりせず、淡々と対処をしているそうだ。

 1万人以上と面談してきて、メンタルが強い人に見られる7つの習慣があることに気づいたらしい。(逆に言えば、メンタルが弱い人は、やっていない習慣となる。)

 今日と明日2日間に分けて、要点を紹介するとともに、自分の感想も書くことにする。


「メンタルが強い人の7つの習慣」
1 好きなことをする
 趣味や遊びで楽しい時間を自ら作っていく。
 好きなことをしている人は、やはりストレスに強い。


 確かに、夢中になれる趣味や遊びの時間を持っている人は、メンタル疾患に罹りにくい感じがする。気分転換もできているということかもしれない。


2 構える
 日頃から「最悪のシナリオ」を描き、不測の事態に備えておく。
 「最悪のシナリオ」が現実化した時をシミュレーションすれば、いざという時のショックが和らぎ、立ち上がりが早くなる。


 デール・カーネギーの名著「道は開ける」では、悩みへの対処法として、3つのステップを進めている。
1.「起こりうる最悪の事態はとは何か」と自問すること。
2.やむをえない場合には、最悪の事態を受け入れる覚悟をすること。
3.それから落ち着いて最悪状況を好転させるよう努力すること。

 この「構える」は、カーネギーがすすめる3つのステップと似ている。



3 区切る
 ・ 時間を区切る(休む時間を意識してとる)
・ 空間を区切る(お出かけや散歩など、日常から切り離される感覚を味わう)
 ・ 五感を区切る(アロマを焚く、絵画を見る、音楽を聴くなど五感への刺激が気分を変え、リラックスするきっかけになる)


 「切り替える」時間を、空間を、五感を、ということか。いつまでも、同じことを、同じ状況で、考えるのをやめるということなのだろう。


 長くなったので、続きは明日

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月刊誌「致知」12月号「苦難にまさる教師なし」からの学び2・・・母親の言葉「負くいもんか」

2020年11月21日 | 修養
 昨日のブログ 月刊誌「致知」12月号「苦難にまさる教師なし」からの学び  の続き

 五十嵐由人氏の言葉

 母が年をとって亡くなる前、私は「人生とは何ですか」と聞いたことがあります。その時、百姓として生き、何の学問もない母が、遠くを見ながら一言「俺は人生など知らねえ。ただ一生懸命生きてきた。」と呟くように言いました。

 それまでそのようなことを聞かれたことも話したこともなかったであろう母のこの一言が、今も私の中に響き続けています。考えてみたら、私もその通りに生きてきたことを実感しているからです。
 p.34



 母の言葉というのは、誰しも心に残るものがあるだろう。

 私も心に残る母の言葉がある。

 私がまだ幼い頃、母は夜も殆ど眠らずに農作業をするときがあった。

 みんなで晩ご飯を食べた後も、土間で、出荷するためのネギの束を作っていた。

 「まだ仕事をすっと(するの)?」と聞くと

 「まだまだ すっと。こんくらいのことで、負くいもんか。(負けるもんか)」

 と言っていた。

 「負くいもんか」という言葉がずっと心に残っている。

 私も社会人になり、きつい場面に出会うと、自然と次の言葉が出てくる。

 「負くいもんか。」

 「こんくらいのことで、負くいもんか。」

 何度呟いたことだろう。

 呟いた後は、もうひとがんばりできる力が湧いてくる。
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月刊誌「致知」12月号「苦難にまさる教師なし」からの学び

2020年11月20日 | 修養
  月刊誌「致知」12月号を読み終えた。

 今月の特集は「苦難にまさる教師なし」である。

 様々な方が、苦難に対して自分の考えを述べておられる。

 「苦難というのは大切にすべきですね。苦難は人間を謙虚にする。謙虚になるところからすべては始まると思います。」大村智氏(北里大学特別名誉教授)


 「様々な体験を通して成長していくのが私たちの人生であり、それぞれの体験を卒業した後は次の舞台が待っています。その意味で人生にはたった一つの無駄もないのです。
 「人間は苦しむために生まれたのではない。」
 これは独自の人生哲学ですが、その心境に至るには徹底した苦しみを経験しなければならないことを教えてくれたのが私の人生だったとも思います。」五十嵐由人氏(アイワールド創業者)


 「人生には何一つ無駄はないし、(娘の)千璃は存在してくれているだけで意味がある。」倉本美香氏


 「失敗して挫けても、それを次に生かせばもっと良いものが生まれるとポジティブに捉える習慣はとても大切でしょうね。」原昌宏氏(デンソーウェーブ主席技師)


 「苦難を経験していない人は軽いんですよ。」宮本輝氏



 いずれも苦難をただマイナスと捉えていない。苦難は、人が成長するために必要であり、自分を磨いてくれるものだと捉えている。

 個人的には苦難に遭うのは嫌だが、出会う苦難はすべて自分を成長させてくれる機会であると捉え、乗り越えていくことが重要であるということだろう。
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マスコミが報道しないことに目を向ける・・・コロナ禍におけるマスコミの見方

2020年11月19日 | ブログ
 新型コロナウイルスに感染した人が増えているという。

 報道を聞いて不思議に思うことがある。

 それは、PCR検査陽性者のうち、無症状の人数を報道しないことである。

 11月19日は、「東京都で感染者が500人を超えた」と報道している。

 しかし、そのうちの何人が無症状だったかを報道しない。



 少し調べると、PCR検査の怪しさが見えてきた。

 新型コロナウイルスに感染した人が増えていると言っても、正確に言うと、感染者ではなくて「PCR検査で陽性反応が出た人」であろう。

 そして、陽性反応が出たということは、「ウイルスが今いる」、あるいは、「少し前にいた痕跡がある」ということになる。

 PCR検査では、ウイルスが生死はわからない。感染した人が発症しているかどうかもわからない。陽性者が他人に感染させるかどうかも分からない。

 正確に言うと、陽性者は感染者であるとは限らない。

 ましてや、発症者でもない。



 PCR検査で陽性反応が出た人を「感染者」として報道するのは不正確であろう。

 そして、無症状者の数を報道しないのも誠実ではないだろう。

 恐怖を煽る報道ばかりをしている。

 

 最近は、報道しない事実を調べることが重要であると考えるようになった。

 マスコミが何を報道していないのかを調べることで、真実が見えてくることがある。
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挨拶の声が小さいときは、この指導で変わる・・・挨拶リレー

2020年11月18日 | 学級経営
 「挨拶の声が小さいです。どんな指導をしたら良いのでしょうか?」

 と聞かれることがある。

 一人一人に声を出す機会を設定すれば良い。

 良く声が出る人と言えば、劇団の俳優さん達だろう。

 この方々でも、声を出す練習をしている。

 小学生も同じである。

 では、どうするか?

 自分は、杉渕鐵良先生の「挨拶リレー」の追試をしていた。

 「これから、挨拶リレーで声を鍛えてもらいます。大きな挨拶ができるようになることで、自分も周りの人も元気になります。毎朝1回だけですが、続けることで、どんどん響く声になっていきますよ。」などのように、挨拶リレーをする趣旨を説明する。

 列順に、一人ずつ挨拶をします。(30人いるならば「挨拶30連発」になる。)

 これを、挨拶リレーと言います。

 「起立! 挨拶をします。」(日直)

 「はい!」(全員)

 「おはようございます!」「おはようございます!」「おはようございます!」・・・。

 前の子が言い終わるのと同時に、次の子が挨拶をする。(スピードも大事である)

 全員挨拶するのに1分間もかからない。

 (基本的には、声を出している子をほめる。ただし、わざと声を出さない子には、もう一度させてほめる。元々声が小さい子や変声期の子には、やる気のある姿勢をほめるなど、その子に応じた指導も取り入れます。)

 最後に全員で挨拶をする。かなり声が出るようになる。

 毎日続けることで、どんどん声が出るようになる。

 さらによいのは、挨拶だけではなく、音読や発表の際の声も出るようになってくる。

 杉渕学級の挨拶リレーの音声は、こちらで聞くことができる。
 https://tecyan.blog.ss-blog.jp/2011-02-13-1

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学級担任が不在の時の子供達への話・・・担任の先生は、次の3つが心配

2020年11月17日 | 学級経営
 学級担任不在のため、学級で指導に当たることがある

 そんな時、次の話をする。



 ○○先生は、今日は出張でいませんね。

 ○○先生が、とても心配していることが3つあります。

 一番心配していることは何でしょう?

 そうです。大怪我をしないということです。特に今日は怪我をしないよう、安全に気をつけて過ごしましょう。

 2つめは何でしょう?

 そうです。仲良く過ごせるかどうかが心配です。

 3つめは何でしょう?

 今日は自習することがありますが、他の先生達のいうことを良く聞いて、まじめに取り組んでほしいということです。


 1つめは何でした?そうです、「安全」です。

 2つめは?そうです「仲良く」です。

 3つめは? そうです、「まじめに取り組む」です。

 
この3つができれば、○○先生はきっと安心します。



 (一番大事なのは、1つめの「安全」なので、これに限定して話すときもある。)
 
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