仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

掃除ができる子は大丈夫。

2017年09月27日 | 修養
 掃除ができる子は大丈夫。きっと幸せな人生を歩むだろうと予想できる。

 勉強ができることよりも、大事である。(もちろん、勉強ができるに越したことはないけれども)

 掃除を進んでやる子、きちんとできる子になる方が、幸せな生き方をする上で、より重要である。



 掃除ができる子は、怠惰な心に勝てる子である。

 「めんどくさいなあ」という気持ちに勝てる子である。

 この「めんどくさいなあ」に負ける人は多い。大人であっても子供であっても多い。(私自身もその傾向がある!)

 そして、この「めんどくさいなあ」という気持ちのせいで、周りの人や自分自身を不幸にしている人は多い。

 

 掃除ができる子は、周りの人から一目置かれる存在になる。

 掃除をするというのは、自分の体力と時間を使って、周りの人のために奉仕するということでもある。

 そういうことができる人を、周りの人は軽く扱わない。尊重するようになる。

 

 掃除ができる子は、よく気づく人になる。

 なぜかは分からないが、掃除をしていると、周りの環境がよく見えるようになる。

 ちょっとした変化に気づくセンサーが鍛えられる。

 そのセンサーを生かして、周りの人の役に立つことができる子になれる。 




 掃除ができる子を育てるために、周りの大人は何をするべきか。

 きっと、大人自身がまず掃除を進んで行い、そのよさを大人自身が味わっているところを、子供に見せることだと思います。

 がんばります。
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言っていることとやっていることの一致

2017年09月20日 | 修養
 本校の校長は、子供達に次のように言っている。

 「ありがとう」をたくさん言える子になってください。



 その校長自身が、一番「有り難う」を言っている。

 職員が文書を起案したら、回覧後には、「有り難うございました」という一言が書いてある。

 「報・連・相」をしたら、最後には、「有り難うございました」と言っている。


 子供達から、何かしてもらった時は、「有り難う。」と伝えている。



 言っていることとやっていることが一致していると、部下は安心できる。

 言行一致というのは、難しいけど、やっていると、周りの人からは尊敬されると思う。
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教室を見て回ると、分かってしまうこと。・・・放課後編

2017年09月11日 | 修養
 教頭をしていると、放課後に、各教室を回ることになる。施錠の確認をするためである。

 見て回ると、分かってしまうことがある。


 今日はその第1弾。

 椅子の整頓である。

 荒れている学級の殆どは、椅子が後ろに出ている。机の置き方もゆがんでいる。

 つまり、雑然としているのである。

 うまくいっている学級、子供が楽しく通い、充実した学習ができている学級の多くは、椅子がきちんと机の下に入っている。

 



 おそらく、椅子が出ていて、机の置き方がゆがんでいても気がつかない教師は、子供達の些細な変化にも気がつかない。

 気づかないので、手立ても打てない。ずるずると学級崩壊に向かっていく。


 人や物の変化に対するセンサーが鈍いのである。

 自分も鈍いのだが、(若い時は特にひどかった)

 改善する効果的な方法に気づき、実践してきた。


 改善する1番効果的な方法は、次である。


「放課後、子供達の机と椅子を学級担任が綺麗に揃える」


 揃えている間に、「どうすれば子供達が自分で揃えるようになるのか」という課題に対する解決法が思いつくようになる。

 解決法を試す度に、机と椅子を揃える子が増えてくる。

 それを確認できるのは、快感でもある。



 揃えない子がいる間は、その子の机と椅子は学級担任が揃える。

 その作業をしている時に、学級担任のセンサーは必ず敏感になり、気づく力が高まっていく。

 

 
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