Kitchen Troquet(キッチントロケ)食堂 Licht(リヒト)通販ベイクショップ

中目黒の小さな食堂。
2011開業から今までのこと、日々のこと。
2018から通販専門ベイクショップも始めました。

つれづれ

2014年12月27日 | 考えたこと
誰かにとってはトマトラーメンのお店で

誰かにとってはメンチカツのお店で

誰かにとってはカツレツのお店で

誰かにとっては野菜料理のお店で

誰かにとってはしょーがやきのお店で



誰かにとっては毎日のゴハンやさんで

誰かにとってはごほうびゴハンやさんで


誰かにとっては一息つく場所で

誰かにとっては帰ってくる場所で


そーいういろいろが混じりあった

何が売りでもないお店

そんなお店が理想です。



「何が看板メニューなんですか?」

と尋ねられるたびに

「特にないです、お好きなものをどうぞ」

とゆー曖昧なお返事を

返してきました



何が売りなのか、というのは

お店がきめるよりも

それぞれのお客さまにきめていただく。

というより、

それぞれのお客さまに育てていただく。

というふうにしたかったからです




誰かにとってさいこーのメンチカツは

他の誰かにとっては特筆すべき

メンチカツではない、ということは

よくあることで


けれども

だいたい誰にとっても話題性のある

こりゃおいしー!となるメンチカツは

とくに個性のないメンチカツである、

ということもまた

よくあることで



おもしろいことに

誰にとっても看板メニューを推す

お店はぎゃくに

表情に乏しいお店になりがち

なのではないか?などと

ふうわり考えていたしうまつ。




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