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基本的に、いろいろなことの変なとこに突っ込みます。

日本語=縄文時代より前から続く言語

2023-10-01 02:15:23 | うんちく・小ネタ
北海道には縄文人が残した遺跡があります。
しかし、江戸時代に松前藩が北海道に城を構えた時には、縄文人と言うか蝦夷は、
ほとんど残って居なかったようです。

非戦闘民族であった縄文人は、戦闘民族であったアイヌ人に駆逐されたという所でしょう。

さて、北海道に侵入して住み広がったアイヌ人たちでありましたが、江戸時代以降の北海道開拓の
話では、アイヌ人には共通語が存在しなかった=隣り合った村でさへ通訳が必要なほどであった
とされています。
複数の村を相手にすると複数の通訳を用意しなければいけなかったというの事実があったようです。
 ~今、アイヌ語として揚げられている言葉も、あちこちのアイヌ語の断片を集めた物のようです。
  アイヌ共通語では、ないのです。
  今、アイヌ語とされている言葉も、ロシアに残るアイヌ語とは全く別物でしょう。
  コロボックル説話もアイヌ共通でないかもです。

これは、第二次大戦中の中国では、隣り合った村でも全く会話は通じなかった。
でも、漢字を書き・読める人は管理下の集落の口語も熟知していたので、皇帝に代わって
地域を管理することが可能だったのです。
 有名なのは「毛沢東語録」です。知識人は読めるのですが、毛沢東のしゃべる言葉を理解できる
 人は、ほとんど居なかったという事実です。
 中国語は書き言葉と話し言葉が2000年以上乖離したために、話し言葉のすべては
 書き表せない状態にまで至っているようです。
 ~日本語のひらがな・カタカナを導入すれば解決しそうですが、意地が許さないんでしょう。
  もっとも、中国語のかなりが既に日本語であるとされています。
  国名の「中華人民共和国」でも「中華」以外は日本語のようです。
  中国語には名詞・動詞・形容詞・副詞などなどの区別がないのです。

  日本語なら、かな・カナで区別を付けられるのですが、それに該当する漢字=文字が無いからです。
  数十年昔から習う?言葉に「我爱你」、「我喜欢你」がありますが、これ現在形だけです。
  
さて:
縄文人が絶えた北海道はともかくとして、東北から沖縄の島々まで日本語=縄文語が2000年どころか
1万年以上を超えて、通じる話し言葉として通用したのは、すごいことです。
~これって、仲良く常に会話し続ける環境に有ったから話し言葉の乖離は起きなかったということでしょう。
 まあ、長い間に、方言という表現の差異があるわけですけど。

そして天皇が京都に居を据えてからの話し言葉の変化の伝搬が京都を中心とする同心円になることも
すごいのです。これ、日本全土が、そのまま天皇支配下にあり続けたということなのです。

 ~昔からの流人制度や、江戸時代の転封制度、北海道開拓や、海外(主に満州・樺太)からの引き揚げを
  考えずに方言の分布を、そのまま発表してしまう先生がいるのでした。

農業(稲作・麦作)による定住化=水利の発生により、隣村でも闘争が起こります。
これが弥生時代以降の必然になります。闘争、占領、支配の必然化です。

水争いは昭和時代までは殺人事件にまで至りました。今は殺人事件にまでは至りません?
~井戸を設けて田んぼに給水しているのも多いです。
 これ、放置で20年近くは稼働します。
 ~日本の製品保証は最長10年ですが、ほとんどは10年超えて保ちます。
  政令?で、製品が8年保証ってのが、なんか微妙です。
  同じ製品でも8年経過して作れば性能が自然に・勝手にあがるのですよ。
  ~とりあえず、メーカーも10年超えると故障することが分かっているようで、
   置換する製品を作っていてくれるのは助かります。

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