ファンタジーなど

基本的に、いろいろなことの変なとこに突っ込みます。

宗教のこと

2023-11-27 12:52:27 | 社会・経済
世界の宗教には、ユダヤ教と、それを原点とするキリスト教とイスラム教、
別にヒンズー(ヒンドゥー)教、そしてヒンズー教と、それに少しの素はありそうな仏教があります。

そして日本独自の神道。これ普通の宗教とは違います。
神道には、何をしろ・何をするなの決まりも「神道の書」が無いのです。
いくつかの神社の系統があるようですが、ほとんどすべてが口伝しかない時代に
成立していますから、そのまま続くでしょう。

日本は、古い時代に仏教に触れました。
聖徳太子が対応し、「神道」と矛盾しないことを確認の上で日本に導入しました。

信長が仏教の武装化に徹底的に対応したお陰もあって、日本の仏教寺院は、武装を解いて
存続することになりました。
 ~中国は反乱素になると宗教団体すべてが共産党に弾圧されました。
  台湾は武装するお寺を映画で見ることもできます。
お寺は、後に地域の人々を人別帳で管理することも任されることとなり、宗派関係なく
地域に一寺という存在になったのでした。
~結果、お寺は、誕生と死者を管理するだけの軽い存在に変わったようです。

そして、各地の神社は独自の信徒を持たないまま、地域に独立して存在するとか、
寺の土地の一画に同居するという奇妙な状況になったのでした。
~戦前は、地元の会合場所は神社だったようです。
 GHQは、神社=天皇崇拝=日本人の一体感とみて、神社をおとしめる最初の手続きとして、
 全地域に公民館を建てさせたようです。

 この建ててから70年を超えたが為に、全てが老朽化してきて、これの維持と立て替えが地域の
 負担になりそうです。老人ばかりと廃屋化で少人数化が見えているので、どうなるやら。

 お寺や神社は地元民の負担で維持されていたのです。
 ~戦後、寺社の地元民からの分離もあってか寺社は、それぞれ葬式代などで稼ぐようになりましたが、
  神社の方への強制?寄付は、生き残っていて、地元会費の一部が負担金として払われています。
  ~毎年年末には神社のフダとノジの販売担当(地元選出の無給手伝:年数回甘酒等が振る舞われる)が廻ってきます。
  公民館の建設と維持は完全に地元負担となっています。土地と建物の税金だけは、免除されています。

アメリカが日本を完全に弱体化したかったために日本では徴兵義務を無くす方に誘導し、
歴史教育を手抜きさせ、愛国教育もさせず、軍隊も持たせなかったのです。
中心が神道だとみなして、神道に関する教育も消し去りました。
~昭和30年代後半でも、まだ道徳の時間はありました。
 何を教えられてたかの記憶はありません。
 国のために戦うみたいな気概は教えられなかった筈です。
 ~国のために戦うみたいな気概を持ったのは老後=退職後ですから。 

 朝鮮戦争が起こり、アメリカは気付きました。日本にも軍隊が必要だと。
 でも、日本に押しつけた憲法は自衛のための軍隊すら持てなかったのでした。
  取りあえずの指示で自衛隊は作ったのでしたが、首相は利口でした。
  憲法が許さないから朝鮮戦争には出せないと。
  アメリカはビンのフタである米軍基地は、ほとんどそのまま残しました。

アメリカには共産党員が多数入り込んでいたために、日本でも共産党をのさばらせることとなりました。
  おまけに、神道・仏教どころか、諸宗教に、教育では一切触れさせなかったために、
  各宗教の特性を全く知らない国民を作りだし、
  初めて深く触れた宗教に填まってしまう国民を輩出することとなりました。

  最初に触れた宗教に填まりまくり、他宗教のことは全く知らない宗教人を
  多産することとなり、そして彼ら・彼女らが、一方的に他宗教を攻撃する
  現場があり、TVを始めとするメディアは全く同じ状態にあるために
  宗教の子細は知らないままに、肯定・支援・増強するのです。

キリスト教徒は、イエスが殺される原因を作ったことをもってユダヤ教徒を許しません。
 ~当時のイエスは、少し異端のユダヤ教徒だったのであり、ユダヤ教からすれば
  異端の教徒を処分しただけなのです。
  ユダヤ教は、母子継続宗教というシバリが続いており、簡単に広がる宗教ではないのです。
   ユダヤ教徒と結婚した男女はユダヤ教徒には成れないのです。
   ユダヤ教徒の男性と結婚してできた子供達もユダヤ教徒には成れないのです。
  ~ユダヤ教徒がユダヤ顔と呼ばれ顔になった理由が、ここにあります。
 イエスは入信制限を撤廃しました。これがイエスが排除される理由となりました。

イエス処刑後、イエスの弟子の布教もあってキリスト教は、独自の宗教として
独立し、入信制限も無いからヨーロッパを中心に広がっていったのでありました。
そしてこれが、ユダヤ教徒=ユダヤ人排斥が世界中に広がることとなりました。
 人種差別はいけないよという建前の国であってもユダヤ人差別は残り続けたのです。
 ~日本人にそんな宗教知識も人種差別意識も無かったために、
  ユダヤ人にも優しい唯一の民族だったのです。

イスラムは、大天使の啓示を受けたとするムハンマド一人が始めた宗教で、ユダヤの教典・聖書は
尊重するとし、コーラン(クルアーン)をベースにし、六信五行そしてイスラーム法を実践します。
ムハンマドの死後じきに、2つの大きな宗派に分断されて、互いに殺し合うほどの仲になった。
他の宗教との大きな違いは、政教一致です。
イスラム教の国は、他宗派や無宗派の人々には生きて行くのは辛すぎる国になります。
最大の特徴は、イスラム教からの離脱を許さないこと。死んでも天国しか無いようだけど。
自爆攻撃という一般人をも無差別に殺すテロ手段を天国への近道として擁護・確立してしまったのも、この宗教です。
実践者の近縁者の面倒見も国ないし宗派が行っていますから、困窮者がいる限りは実践希望者が出続けます。

ハマスが行った一般人の殺し方や、女性の襲い方は、旧約聖書の神が指示する方法そのものです。
つまりは旧約聖書に倣う3宗教の方々は、神が示す方法を実践してきた方々でもあるし、
いつでも、神の指示があるからと実践できる方々なのです。

怖いですね。

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