ファンタジーなど

基本的に、いろいろなことの変なとこに突っ込みます。

マイナンバーカード誤登録 追記

2023-05-27 22:08:59 | ニュース
この報道で、明らかになったことがあります。

マイナンバーカードの登録操作画面には、入力したデータが正しいモノかどうかを
確認するための機能が備わっていないということです。
今回は保険証番号を入力する項目に入力をしても、そのデータが実際には
何を・誰を指しているかをオペレータに確認させる機能すら持っていなかった
と推定できます。
~確認機能があった場合は、オペレータが確認を怠ったということです。

なお、現状のデータの妥当性を確認する機能も存在していないと思われます。
7300件は、カードを利用した結果で表面化したケースの数なのですから。
正しいのは、「正しいデータもある」ということだけです。

大事なデータは入力した本人とは別の人にチェックさせるのが正しいやり方です。
発注費用の安さだけで作らせた入力ソフトと、同じく安さだけで入力業者を
決めた結果が、今のトラブルのはずです。

こんな機能のソフトの仕様を書いた人って、まったくの素人にしか思えません。
また、上司も全員が素人と同様なんでしょう。
人間はどんな人でも必ず誤るという認識が無い人にモノを作らせてはいけません。
あと、少しでもパズル対応の能力は欲しいです。
~昔々、コンピュータプログラム開発会社に転職した際に、新人教育を任されました。
 ほぼ20人全員の出身が文系でした。
 で、2点を結ぶ直線を一辺とする直角三角形の頂点を求める問題を出してみた所、
 全員が上方の1点だけ出して終わりでした。
 彼らは、やはり、仕様書の品質が低くチェックは必須で訂正無しで済ませることは
 無理でした。顧客の要求通りの仕様書は書くのですが、入力ミス対応や、誤操作
 対応などが抜けているため顧客に渡してからのトラブルが絶えないのでした。
 ~「あなたは小学4年生より賢いの」の番組が流行っている現在では、これだけで
  終わる人はいなくなったと信じたいです。

おまけ:現在は、紙やディスプレイなどに表示された文字や数字を読み取る
    デバイスがいっぱいあります。
    手書き文字に対応したものも、あったはずです。
    それらを利用すれば入力エラーも減らせたはずです。
    これも安さ優先で利用しなかったんでしょう。

おまけ2:現在は、詐欺などの防御対策として入力データの制限やチェックを行うことも
    求められています。
    ~過去に有名になったのは、入力フィールドへのペーストです。
     バッファオーバーフローを利用してプログラム・コードを書き換えてプログラムの
     誤動作を誘発させて何らかの詐欺行為を行うモノでした。
     この対策では、OSがペースト不能にするという対策が続きました。
     後に、言語コンパイラ等の対策が進み、ペースト可能になっています。
    怪しい言語やコンパイラ等を利用する際はご注意を。

現状データ:
 国や地方で管理されている名簿の類いを挙げてみます。
 マイナンバーカードで紐付きされたのが1と2。
 予定が3、将来予定が4。

0:マイナンバー台帳(追記 2023/5/27)
  マイナンバー全ての発行を管理するには必須の台帳だったはず。
  問題を起こしたのは、これへデータを追加したマイナンバーカード台帳。(元台帳はそのまま存続?)
  参照者が、記載されているデータを参照する場合、そのデータの管理元に依頼するか
  別のソフトを起動して当該データを入力する手間を踏んでそのデータの全体を
  得られるものと推測される。
  つまり、どのデータも人間が手間暇掛けて照合しない限り正誤判定ができない形式に
  なっているはず。~住所+氏名の自動照合機能はあっても良かったと思う。
  ~マイナンバーカードの住所を同姓同名の別人に間違えた例もあるらしいから台帳のデータと
   住民票との照合には、もう少し何かがいる。生年月日・性にさらに何か?
   住民票にもマイナンバーがあったはずだから、それの照合も含めるか?
  問題のソフトはそこにあるデータを管理元に送って得られた回答データを要求者に
  提供しただけのこと。最初のデータ入力者と確認責任者は、このデータを一々確認して
  置かなければいけなかったということ。入力ソフトが、この照合をできる範囲で
  すべて自動で補助していなければいけなかったのです。
1:住民票:マイナンバーデータを持つ
2:健康保険証
3:運転免許証
 追記(2023/5/27)
  運転免許証は随時の変更がいくつもあります。これの連絡維持って何人雇えば可能なんだろうと考えちゃいます。
  そもそもマイナンバーカードを免許証代わりになんて想像力の不足した方の考えたことでしょう。
  全警官がマイナンバーカード読み取り機とWI-FI環境機器を持ち歩くって予算的にも無理だし、
  停電中の災害現場ではお手上げです。
  台風などの雨の中や水害現場で電子機器扱うなんて頭大丈夫かと言われるはず~水に浸かった電子機器は全損です。
   ~今の自動車は水に浸かったら電子機器や内装が全損でメカが無事かもだが分解修理・清掃必須で修理代考えたら
    全損にした方が安いようです。
  運転手に「ハイ、免許証出して」が一番安上がりで一等楽というモノです。
  あ:免許取得
  い:免許紛失/再発行すると免許番号の最後の0が再発行回数分だけ上がります。
    姪は 4 を持つうっかり者です。大型車関係の資格のいくつかが消えたと嘆いてもいます。
  う:免許失効後の猶予期間内の再発行:入院等で免許更新ができずに失効した場合、手続きを経て
    免許を発行してもらえますが、免許取得日が変更されるようです。
    免許番号の最後の桁は変更されません。現在も0です。
     私16歳(昭和41年)に自動二輪大型免許を取りましたが昭和45~49年のどこかで歩行中に車にはねられて
     入院中に失効して再発行しました。この当時の免許は残していないので何が変わったかは提示できません。
     (注:19歳で無免許で免停食らった後は無違反ですが、平成13年取得のSDカードが示す無事故無違反の
        開始昭和47年が自損事故でしょう。)
    次に更新期限までに長期出張から戻れず失効し、猶予期間中に再取得した昭和60年(1985年)が
    二・小・原の取得年になっています。
  え:免許返却したり免許更新しないまま猶予期間を過ぎると免許自体はなくなります。ただし記録は残るかもです。
  お:免許失効猶予後の新規取得:完全に別の番号が与えられると思います。
  か:別の資格の失効・取得

  余談1:アメリカに何度も仕事で行く方々には、国際免許証が1年しか有効でないことから、アメリカで免許を
    取得することが流行っていました。これと同様に外人も同じ事が日本でも可能かな・・・
     ~これも免許証を無くせない一因だろう。
    もっとも日本人がアメリカで普通車免許を取るのは結構簡単です。学科試験は20ページも無く手帳ほどの大きさの
    1項目1ページの絵入りパンフレットを読んで理解できれば大丈夫。
     乗降のために停車中のバスは追い越しても追い抜いてもいけない。後方で停車して発車を待つこと。
     列車線路横断では列車通過を待つ必要が無い場合は停車してはいけない(左右の見通しが格段に良いのが日本と違う)。
     などが説明されている。ペーパー試験では、日本みたいな引っかけ問題は存在しない。
     ~アメリカはやってはいけないことを書くのが基本。書いていないことはやって良いのです。
      日本はやって良い事しか書かず、書いていないことはやってはいけないとすることが多いから、外人さんが
      問題を起こすことが多くなるのは当然です。
    実地試験は、免許を持っている人を隣に座らせて当人が運転して行き、試験官が同乗してから試験官の言うように
    少しその辺を走り回ればOKが出るという簡単なモノ(英語の会話能力も込みで判断しているようだ)。
    アメリカで免許取って日本に帰ってきて日本免許に書き換え可能だったのだが、あまりに簡単すぎて
    日本では危なくて運転できないよということで私は辞めた経緯がある。訪日するアメリカ人全員に聞いてみても
    怖いからいやだの返事しか返ってこない。まあ、カンザスシティーやボストンあたりで運転することは
    北海道の札幌・函館などを除く観光地でないどこかで運転しているのと同じようだから無理もない。
     ~地方の方、ゴメンナサイ。普通日に十字路で2台が巡り会うのもめずらしいのヨ。比較対象もいないから
      右左折ではうっかり反対車線に入っちゃうのが多いのでした。たまに高速逆入りも。
    混雑するのは野球場やフットボール場などのスポーツ関係の駐車場近くしかないのでした。
   余談2:
    30年前だが、前後の車にぶつけて駐車スペースを開けて駐車するオバちゃんが未だに居るとビックリ。
    バウンドする度にボチャンボチャンとガソリンをまき散らしながら走る車とか~その車で喫煙は自殺行為だぜ~
    足下が腐って地面が丸見えで足の置き場に苦労する車とかダンボールをナンバープレート代わりにガムテープで貼った車とか。
    助手席側ドアの開閉ができなくて運転席から乗り込むしかない2シーターにはクラシックカーの感激もすっ飛んだ。
    デートじゃ彼女も自分の車を使うのねん。
    車検が無くても問題無さそうというのが感想。車検が無いから車の買い換え需要が少ない。
    アメ車は高いからぶつけてもぶつけられても車が安い分問題が小さい日本車が好まれて売れるという理屈。
    現代(本田に似せてハンダィと発音する)はすごく安いが故障が多すぎて避けられていた。
    1台買うと2台あげますなんて無茶もやっていたようだ。

4:介護保険証
5:年金手帳
  他に年金支給側として国民年金、厚生年金など組織別のものと会社単位もある。
  支払い側はマイナンバーデータを持っている。
  住民税・健康保険料・介護保険料などの天引きしての預貯金入金もあるから
  1、2、4、13のデータも持つ。
6:住民基本台帳(住民票と一致する保証が無いようだ:別管理のデータだから必然)
  ~住民票をコンピュータ処理すれば作れそうだが、やろうとはしていないようだ。
7:戸籍:戸籍謄本(1つのみ)、除籍謄本(複数地域も可、各地域で複数も可)
8:パスポート
9:自動車管理(地方、市町村)
10:土地管理台帳?
   管理は国がやっているが、税の徴収は地方がやっている。
   所有者とは別住所の別人でも自動引き落としできるが徴収済み票は所有者に
   送られる。ただし、所在不明の所有者の場合は、現在の支払者に送られる。
   余談:妹が嫁に行った先の土地は先々代が分家を起こすために買った土地で地主は不在地主で
     売買後第二次大戦に入ったこともあって行方不明らしい。その時既に名義人が誰なのか
     全く不明の土地~売主・元地主とも名字が違い売主も全く知らない~の小さい一画が
     あったようです。
     明治には全員が名字を名乗り土地台帳を作った以降には実在した人物ではあるわけです。
     その名字の人は近在に一人も居ませんから早い内にいなくなったわけです。
     真っ当な遺産相続・書き換えは不可能ですから法律で対応して貰わないと無理でしょう。
     妹は財産相続放棄で対応すると決めています。そこ建物が建っている一部なんだが?
11:水道代
他:船、ボート、航空機など、それらの資産、免許
  学校、会社、企業、組合、社寺・教会、宗教団体、政治団体、などなど
以下私的
12:保険類:多分、個人用ならマイナンバーデータを持つ
13:預貯金通帳:個人用ならばマイナンバーデータを持つ
   団体用は代表者名を併記されているがマイナンバーデータは持たないはず
14:電気代、ガス代、水道(団体・個人)
キリがなさそう。管理国家になるなら、全部一括管理が楽だろうけど、現在携わっている
方々は抵抗しそうです。

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