TOPPO WORLD

TOPPO(ダックスフンド)から見た周りの出来事いろいろ。

海外の都市紹介、 その2の10 『パリ』

2006年03月04日 | 海外の都市の紹介
仲間の一人をパリ空港より見送り、我々はパリよりTGVでベルギーのブリュッセル経由オランダのアムステルダムまで移動です。
現在TGVはブリュッセルとマルセーユ間を運行しています。

この赤いマフラーの叔父さんが、トッポパパの20年来の友人です。
今回もいろいろなところで登場しましたが、日本人と違ってブログの説明をしたところ、俺も載せろと! ご機嫌でした。 これにより人物無掲載の鎖国制度の崩壊?です。 (この先どうなるのか? ご期待を!)



TGVの説明を少しします。
TGVとは、Train a Grande Vitesse(超高速列車)の略称。フランスの誇りであると同時に、ヨーロッパを代表する高速列車です。
1981年、最高時速270kmという当時の世界最速列車として地中海路線で運行を開始。その後、大西洋路線、北ヨーロッパ路線の開設と共に新型車両も次々に登場し、1993年には時速300km運転を実現した「TGV-R」もデビューしました。
ちなみに、ユーロスターやタリス、AVEなど、現在活躍しているヨーロッパ高速鉄道の多くが、このTGVの発展型や改良型です。

下の写真は、パリ駅の様子です。 日本の新幹線に比べて、便数もそれほど多くなく駅の混雑もありません。 雰囲気も、ちょっと違いますね。



【1等】横2列+1列が基本、一部セミ・コンパートメントタイプの車両もあります。TGV-DUP(2階建ての新車両デュープレックスの略)では、オーディオ用のヘッドセット付きの座席もある
【2等】横2列+2列のオープンサロンタイプになっています。

我々も見栄を張って、1等に乗りましたが、ストライキの最中とかでサービスが何もできませんとの車掌?さんの説明。
期待したのに、お水一杯だけとは、トホホでした。



約1時間強でベルギーのブリュッセル駅に到着。 ここでアムステルダム行きの列車に乗り換えです。 
今回はベルギー滞在は無しですが、バカ親父は20年前に来たブリュッセルを懐かしく思いだしていました。



午後2時過ぎだというのに、駅は閑散としています。 ベルギーの首都、ブリュッセルの駅ですよ! そういえば、海外に駐在していた友人の子息が日本に帰国後、山手線に乗るのが恐ろしくて、登校拒否の状態になったと聞いた事があります。
分かるような気がしますね。



駅も人影がまばらです。 参考までに、列車は時間通りに到着することは少ないそうです。 
早まることはありませんが、遅れることはたびたびあるとのことです。
以前海外で、時間通りに来た列車に飛び乗って、ホッとしたら、1便前の電車で特急に乗るべきところ各駅に乗った経験があります。 過密ダイヤではないので、これでもやっていけるのでしょう。(最近は違うのかな?)



パリ~ブリュッセル~アムステルダムは正確にはTGVとは呼ばず、THALYS(タリス)と呼ばれTGVタイプの高速列車のことで96年に登場しました。
その後 パリからはドイツのケルン、デュッセルドルフ、オステンド、ナミュールまで路線網を伸ばしています。



しかし、ご覧のように綺麗な駅なのですが人がほとんどいないので、日本人の駅のイメージとはだいぶ違います。



車体の先頭は落ち着いたワインレッド、車内のシートも同色でまとめられ、拡張高い雰囲気がある。ヨーロッパの主要都市を結ぶため、ビジネスマンの利用も多く、1等車内では、携帯電話やノートパソコンを開く姿も多くみられる。なお、平日のパリ~ブリュッセル間を走る1等車では、運行時間帯によって朝食またはコールドミール中心の軽食のいずれかがサービスされます。



この列車で、一路アムステルダム駅まで向かいました。
社内のサービスはフランスと違い、ビール、コーヒー類にサンドウィッチや美味しいクキーなどが無料サービスです。 列車の旅も、なかなか良いものです、時間があるときはお勧めいたします。

次回はオランダの都市の紹介です。