田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

将棋勉強法~今昔

2011-10-06 22:09:10 | ヒゲの盤上の世界
先日のNHK杯将棋の後、今度は小学生名人戦が放映された。
ヒゲは驚きましたネ。
今どきの子供の行儀の良さ。秒読みの中での正確な指し手。
ヒゲの時代と、勉強法もずいぶんと違うのか?
今は、女性や子供も、恵まれた環境で将棋が勉強出来るのでしょうネ。

昭和40年代、ゲームソフトも、ネット対局も無い時代。
直ぐに対戦相手を見付けるには、将棋会所に行く事でした。
熊本市下通の会所 ~~~
ドアを開けると、タバコの煙りと臭いが、いきなり貴方の鼻を襲います。
将棋盤の脇には、アルミの貧曲がった灰皿。 溢れるばかりの、吸い殻の跡。
席上は、時々怒号や悲鳴が行き交います。 まるで鉄火場の雰囲気の様に。 笑
  ( これは、コレで、まあ面白いもんでしたが。 )
                              
意を決して中に進み、盤の前に座ると、くわえタバコのおっちゃんが、
時々タバコの煙りを、貴女の顔に吹き掛けてニヤニヤと。
どうです?
こんな雰囲気の所に、女性や子供さんが来れると思いますか。

勉強するにも、当時は棋譜が少なかった。 大体が、有名棋士の譜ばかり。
大山名人のが多く、四間飛車が殆どでしたので、序盤の研究には片寄ってしまいます。
ヒゲみたいに、色んな戦法を学びたい者には、食い足りませんでした。
そんな時新しい商売(?)が、将棋雑誌 『 近代将棋 』 に登場しました。
個人用の伝言欄に、新聞将棋の棋譜の切り抜き、一局分を売ります!と。

    
                《 こういうものです 》

支払いは、振込み等ではなく、切手を送付していたような?
それでも貴重な情報でした。
今は、対局の翌日には、ネットとやらで好きなだけ棋譜を見れる、驚きです!

ついでに、最近見た羽生さんの名が付いた将棋ソフト。
                                    
その中に、 “ 着手予想 ” のトレーニング物が。
ホラ、テレビ将棋イベントの “ 次ぎの一手名人 ” の、全局版みたいなモンです。
実はコレ、やはり昭和40年代の近将に、紹介されてました。
紙で隠しながら棋譜をたどり、着手予想して行く物。
プロの感覚を養う練習法として、お薦めしてあった。
ただ、紙でコレをこなすのは、トンデモ大変でした。

 創刊号 ・ 昭和25年(ヒゲの生まれた年) ・ 60円

   昭和52年 ・ 380円

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コメント (8)
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