Ａ列車で行こう

１０／７　（金曜日）　　熊日新聞記事　～～～
「　あゝ、コレ良いね！　」　とヒゲがつぶやいた。
熊本地方の記事写真には、二人の美女とＢａｒカウンターが。
『　Ａ列車で行こう　』　と云う名の列車の設備らしい。
汽車好き、酒好き、ついでに女好きのヒゲにはたまらないシチュエーション！

　　　　

学生時代、京都から帰り路、夜間急行　“　 天草　”　での長～イ旅路。
幕の内弁当と酒を道ずれに、ただひたすら長い時を楽しんだ。
辛いのは、途中で酒が切れる事でした。　笑

　
　　　　《　１９５６年に京都～熊本間の夜間急行として運転開始　》

こんな機会をヒゲが逃す訳にはいかない。　
新聞を読み直すと　・・・
　　　「　アレ？　この列車、特急って書いてあるよ。　まさかネ？
　　　　　熊本駅から三角駅までを何で特急で行くのかい？　」
カカァ　「　観光客は急ぎ足のスケジュールだから、天草まで欲張らせるのよ。　」
ヒゲは一遍にウッ冷めた。　何だ、只の見掛けだけのバーカウンターか。
熊本らしいな。　見せ掛けだけのお持て成し。

　

熊本駅から三角駅までの、ほんの短い距離。
こんなラインを特急で駆け抜けるなら、ヒゲはどうするンだろうと考えを巡らす　・・・
指定席に座って、出発。　外窓の景色を楽しんで、川尻を過ぎた頃。
そろそろと、飲み助はソワソワ始めます。
Ｂａｒは何処に在るんだろう？　　笑

早速移動します。　やっとたどり着いたソコは、結構混んでいます。
かき分けて、新聞のネーちゃんに御対面。　忙しそう。
ヒゲは、カクテルを一杯注文します。
出来た酒を頂きながら、車窓を見ると、太田の海の景色が流れます。
「　嗚呼、良いね！　」
　　　　　　　　　　　　　　　　　

気分よく飲み干したヒゲ。　ネーちゃんに、もう一杯とお代わりを。
くだんのネーちゃん、けげんな顔で　「　もう、ラストオーダー終わってますよ！　」
あゝ～　たった一杯なんて、ヒゲは蛇の生殺しじゃあないか。　助けてー
コレは、台湾アナコンダの祟りかー？　　笑

　　
　　　　《　天草のＡ列車　》　　　　　　　《　ニューヨーク地下鉄のＡ列車　》

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