Ommo's

古い曲が気になる

女流手打ち

2017-05-17 | 日記・エッセイ・コラム

大正4年創業のおでん屋さんだ。

夕暮れに近所を散歩していると、おでん屋さんの提灯に火が灯る。大正4年創業とある。1915年だ。(レーニンたちボリシェビキの、十月革命の2年前かい‥‥‥‥‥‥)。

図書館に本を返して、JR上野駅近くまで歩いてから、ブラブラと浅草に戻ってくると、通りの店は閉店の準備をしている。

この入谷のうどん屋さんは、部屋から5分くらい。ニ三日うちに食べに来よう‥‥‥女流手打ち‥‥‥。


浅草、日暮れ

2017-05-16 | 日記・エッセイ・コラム

夕暮れに浅草の観光地を散歩して、浅草rox地階のスーパーで酒の肴を買う。

その日暮れの観光地が、なんとも寂しくていいんだね(夜の浅草の飲食街は、これから凄まじいことになるのだろうが‥‥‥ジジイのわたしは、部屋に帰り、肴を作って、ひとり飲みだ)。

午後6時を過ぎるとほとんどの商店(お土産屋さんなども)はシャッターを閉める。「あのクレージーな賑わいは、いったい何だったの?」という光景になる。(日曜日、かっぱ橋道具街の店は、ほとんど休みだから気をつけてね)。

その商店街のなかで、夕暮れでもお客でいっぱいの店がある。祭りの衣装や足袋を扱ってる店だ。外人観光客もいるが、日本全国から自身の祭り衣装・用具を買うお客だろか? ほとんど日本人の女性たちのようにみえる。こういう祭り用具・用品・衣装を売っている店が浅草にはたくさんある。日本各地にさまざま祭りがあるから、そのための仕込みに全国から浅草に買い物にくるのだろうか? (日本全国どこでも、ネット通販で何でも買える時代だが、目でみて、自分の体の合わせて買いたい物もある)。 

 

 


紫陽花の蕾

2017-05-15 | 日記・エッセイ・コラム

小学1年のときに別れた生母は三味線を弾く人だった。13年前に亡くなったが、母が大事にしていたあの三味線はどうなったのだろう?

昨日は母の日だった。近所のスーパーでカーネーションを買う何人もの人たちを見た。わたしは、産んでくれた母、育ててくれた母、亡くなった二人の母さんのことを想う日であった。

 

紫陽花の蕾の先が少し色づいている。梅雨が近い。住んでいた時は、鬱陶しい梅雨があける日を待っていたのだが、今はその梅雨さえなつかしい。

 

 


知らざあ言ってぇ聞かせやしょう

2017-05-14 | 日記・エッセイ・コラム

知らざあ言ってぇ聞かせやしょう
浜の真砂(まさご)と五右衛門が
歌に残せし盗人の
種は尽きねぇ七里ヶ浜
その白浪の夜働き
以前を言やぁ江ノ島で
年季勤めの児ヶ淵(ちごがふち)
江戸の百味講(ひゃくみ)の蒔銭(まきせん)
当てに小皿の一文字
百が二百と賽銭の
くすね銭せぇだんだんに
悪事はのぼる上の宮
岩本院で講中の
枕捜しも度重なり
お手長講と札付きに
とうとう島を追い出され
それから若衆の美人局(つつもたせ)
ここやかしこの寺島で
小耳に聞いた祖父さんの
似ぬ声色(こわいろ)で小ゆすりかたり
名せえ由縁の弁天小僧
菊之助たぁ俺がことだぁ

   『青砥稿花紅彩画』(白浪五人男)雪ノ下浜松屋の場、弁天小僧菊之助の科白


夕暮れに、言問橋まで散歩した。(ぜひ、生きて再び隅田川を見たいな、と、北海道・帯広で5年思いつづけていたのだが、浅草に住んで2週間、やっと隅田川まで行く決心がついた‥‥‥徒歩で10分たらずなのだが‥‥)。

言問橋からの帰り、浅草ROXの西友でアサリ生姜飯を買うため、観光客で賑わう商店街を横切って歩いていると、仲見世商店街事務所ビルの前に、河竹黙阿弥の住居跡の碑があった。黙阿弥は、江戸末期から明治に活躍した歌舞伎の天才的な作者だ。「知らざあ言ってぇ聞かせやしょう」の作者が、ここに住んでいたのか‥‥‥。なんだか、感動するな。

月も朧(おぼろ)に白魚の
(かがり)も霞む春の空
つめてぇ風もほろ酔に
心持好く浮か浮かと
浮かれ烏の只一羽
(ねぐら)へ帰る川端で
(さお)の雫か濡れ手で粟
思いがけなく手に入る百両
ほんに今夜は節分か
西の海より川の中
落ちた夜鷹は厄落とし
豆だくさんに一文の
銭と違って金包み
こいつぁ春からぁ縁起がいいわぇ

   『三人吉三廓初買』(三人吉三)大川端庚申塚の場、お嬢吉三の科白


 

言問橋。

東京空襲のとき、焼夷弾の火炎に逃げ惑う人々は、隅田川に殺到した。死者は10万人超ともいわれる。この隅田川の河川敷にも、死体は積まれ、火葬されたという。

    

 


帯広市のゴミ袋 2

2017-05-13 | 日記・エッセイ・コラム

これが北海道・帯広市の指定ゴミ袋の、その袋ね、表紙だわ。わたしは、まず、ぶっ飛んだね。

こんな文字や、ましてやキャラクターだの、必要なのかね、北海道・帯広市民には…………。

英語や、中国語やハングルで書いてあるが、日本語を理解できない市民が、北海道・帯広市にはそんなに多く住んでいるんだ…………。

この表紙を破って、中身のゴミ袋を引きだしたとき、この町に戻ったことを後悔したね。そのゴミ袋の派手なこと‥‥‥。なんと、燃やすゴミと燃やさないゴミの、そのビニール袋の色が違うのだよ。そこにはやはりハングルや中国語が書いてあって、わけのわかいらないキャラクターが印刷されているんだよ。

 

東京や神奈川や埼玉や千葉のように、外国人が普通に住んでいるところのゴミ袋に外国語が書いてあるのか? 

 

北海道・帯広市民は、捨てる物を入れる、捨てる袋に、何でこんな高額のコストをかけたバカげた、アホ・デザインのゴミ袋を使うのだろかね?


2017-05-13 | 日記・エッセイ・コラム

雨なので、本を読んだり、居眠りをして、夕暮れに向かいのスーパーで酒の肴を仕入れて、ワインを飲みはじめた。

 

部屋の前のバス停。電光掲示板があって、「どこ行き、何時のバスが、隣のバス停をでたよ」みたいな表示がある。東京都営バスはとても便利で、安い。路線内は、210円。(つまり、距離によって料金が上がることはない)。東京都内を移動するときは、地下鉄と都バスを使うのが一番安くて、速い。


昨夜は、神田神保町でテツヤくんと飲む

2017-05-13 | 日記・エッセイ・コラム

昨夜は神田神保町で、テツヤくんと会って飲んだ。じつに五年ぶり、楽しかった。(テツヤくんとは、元キャデラックスリムのギタリスト)。

その居酒屋は、2012年の6月、わたしが北海道に戻る前、橋本くんとテツヤくんとで飲んだ店なのだ。「きっと、二度と東京には戻れないだろうな」と、わたしは思い、橋本くんと靖国神社をお参りして、九段坂をくだって、神田神保町でテツヤくんと合流して三人で飲んだ。その店だ。あれも、ひとつの最後の晩餐だったな。

橋本くんもテツヤくんも、北海道・帯広に生まれ育って、18歳まで住んでいた。苛烈な帯広の冬を知っている。還暦過ぎた老人のわたしが、真冬でも露地でほうれん草を作っているよう温暖な浦安を離れ、あの極寒の北国に戻る? 「きっと、二度と東京で、ともみさんと三人で飲むことはないだろうな」と、橋本くんもテツヤくんも、わたしと同じ気分で飲んでいただろうな、五年前、この店で。


風呂敷

2017-05-11 | 日記・エッセイ・コラム

大きめの、風呂敷代わりにする生地を買おうと、浅草松屋に出かけた。この浅草駅ビルの老舗デパートに、ユザワヤがある。

ユザワヤとは、東京・蒲田が本店の、全国展開している手芸用品の店。生地やボタンや糸、毛糸などの専門店だ。わたしは、20年くらい前だろうか、蒲田の本店の、その店先に、電話工事の警備のオジサンで一日中突っ立っていた。驚いたのは、99%女性だが、その客の数の凄まじさだった。元商人(レコード屋)としては、好奇心をひどく刺激されて、仕事帰り、その店内に入ってみた。じつにみごとな品ぞろえだった。

  ユザワヤ  http://www.yuzawaya.co.jp/

 

きょう、風呂敷代わりに買った生地、「しじら織り 2mカットクロス (108cm×200cm)」は、842円であった。

この百貨店の屋上から、東京スカイツリーも、隅田川の屋形船も見える。「22日から、ビア・レストランがオープンします。朝日ビール生です、うまいですよ」と警備員のおじさんが言っていた。

 

 その「しじら織り(842円)」は、こんな感じで使う。中身は骨箱ではない。ブロンズ像だ。

 

 

 

 

 

 


帯広市のゴミ袋は日本一高いのか?

2017-05-11 | 日記・エッセイ・コラム

北海道・帯広市に住んでいて一番ムカついたのは、市指定ゴミ袋を買う時だった。

40リットルのゴミ袋5枚入りが、なんと600円。つまり、1枚120円だ。(まったくバカげてる)。

 

台東区は東京23区推奨ゴミ袋を平成21年に廃止して、透明あるいは半透明の袋であれば何でもいい。つまりスーパーのレジ袋でOKだが、ごみ収集袋もそこらの店で販売している。45ℓ10枚90円、つまり1枚9円。一方、北海道帯広市では、40ℓ、一枚120円!

(東京23区、ほとんどはこの台東区と同じではないだろうか。)

45ℓ10枚、80円の店もある。


80円のマグカップ購入

2017-05-10 | 日記・エッセイ・コラム

今日も台東区中央図書館の帰り、かっぱ橋道具街を散歩した。今日は80円のステンレス・マグカップを買った。歯磨き用だ。

 

出前が岡持ちをバイクの後ろに載せる用具。「出前品運搬機」というのが正式名らしい。

岡持ちも各サイズ売っている。

 

クッキーなどの型なんだろうか。さまざまな、こういうアルミ型を売ってる金物店がいくつもある。

 

グラス屋さん。店内にはあらゆる種類のガラスのコップ、容器が売られている。

 

かき氷を作る道具。

 

レストラン、居酒屋、食堂など、さまざまな飲食店で着るユニホームの専門店。プロの足元、履物もいろいろある。


浅草のスケッチおばさんたち

2017-05-09 | 日記・エッセイ・コラム

夕暮れに浅草を散歩すると、面白いことに出くわす。

人力車のおにいさんが、お客のおねいさん二人を撮影しているのだが、この三人の会話が完全に中国語なのだ。車屋さんのプロフェッショナルな職業意識から中国語をマスターして応対しているのか、あるいはひょっとして、彼も中国人なのか。数日前も巧みな英語を話す人力車のイケメンおにいさんを見たから、やはりさすが世界の観光地・浅草だ。

 

「なんだ? なんだ?」、何人もの白人のおばさんが通りに座って何やらスケッチしている。

数えると11人の外国人おばさんたちだ。

このスケッチ隊が描いているのは、この通りの風景だろうか?

左に立ったままスケッチしている二人がいる。


夕暮れのかっぱ橋

2017-05-08 | 日記・エッセイ・コラム

昼間は暑いので(今日は27度)、夕方、かっぱ橋道具街を散歩した。

業務用の物を売ってる道具街だから何でも安いんだ。

刃物屋の店頭には高級な砥石が並んでいる。板前さんが使う砥石だろうか。

 

そば打ち用具専門店もある。楽しいね。

 

この帽子屋さんで夏用の帽子を買おうかな。

 

「シェルブールの雨傘」ならぬ「浅草の雨傘」屋さんがあった。傘の専門店がなりたつのも東京だな。

服屋さんの店先でラムネを売っているのも浅草だな。冷えたラムネ、150円。

 


ロレッタ・リン、倒れる

2017-05-06 | 日記

 

ロレッタ・リンが自宅で倒れ、ナッシュビルの病院に入院した。4月14日、85歳の誕生日を祝ったばかりという。

   http://www.lorettalynn.com/home/

ロレッタ・リン/歌え!ロレッタ愛のために
 
 

シシー・スペイセクとトミー・リー・ジョーンズ主演の映画『歌え、ロレッタ、愛のために 』(1980年)は、ロレッタ・リンがモデルの伝記映画だ。スティーブン・キング原作のホラー映画『キャリー』の演技でアカデミー賞にノミネートされたシシー・スペイセクは、この『歌え、ロレッタ、愛のために』でアカデミー主演女優賞を受賞した。

     Sissy Spacek Wins Best Actress: 1981 Oscars   https://www.youtube.com/watch?v=y0r7yq11OyU

歌え!ロレッタ 愛のために [DVD]
シシー・スペイセク,トミー・リー・ジョーンズ,ビバリー・ダンジェロ
 

わたしは、炭鉱夫の娘だった自身のことを歌った「Coal Miner's Daughter」が好きだ。クリスタル・ゲイルは、ロレッタ・リンの妹。

   ロレッタ・リン Coal Miner's Daughter     https://www.youtube.com/watch?v=f9eHp7JJgq8

Best of Crystal Gayle