浅草ROXのニトリで「LANコードを売ってる店はないでしょうか？」と、おねいさんに訊くと、「駅ビルに電気屋さんがあるはずです」と教えてくれた。
雷門を通って浅草駅にむかった。和服を着ている観光客がやたらと目につく。きっと着付けをしてくれるレンタル屋があるのだろう。
5年まえ、母親の看病のため故郷に帰るときも靖国神社にお参りしたが、「生きて再び参拝できるだろうか？」と思ったものだ。
桜の基準木。東京の桜の開花宣言は、この桜の木のつぼみが、数個開花したときなのだ。
この桜の向こうにあるのが能楽堂。お能が英霊に奉納される。一度観てみたいものだ。
境内には相撲の土俵もある。
靖国神社の境内には、軍馬・軍犬を慰霊する像もある。古代から馬と犬は戦場で兵士とともに戦った。騎馬だけでなく、馬こそ食料・弾薬など戦場のあらゆる物資を運び、重い野砲を曳いて荒野、ジャングル深く兵とともに分け入った。
太平洋戦争では、100万頭をこえる馬が戦場で活躍したというが、その一頭も帰国できなかった。
数十万という軍犬もまた、戦場に残された。一匹として日本に帰って来れなかった。この靖国神社の軍犬の慰霊像には、いつも水とドッグフードが供えられている。
