Ommo's

古い曲が気になる

馬が好きだ

2011-10-26 | 日記・エッセイ・コラム

      

 

蒼ざめた馬 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
       

 「だれにも覚えがあると思うが、この世の不思議のひとつに、ある言葉を耳にすると、それから24時間以内に、なぜかまた、同じ言葉を耳にする、という現象がある」

 と、これは、数日前に紹介したミステリー小説、アガサ・クリスティー『蒼ざめた馬』のなかの文章だ。

 この現象は、日常だから、ジジイになると、たいがい、あんまり驚かない。

    

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 わたしは、馬が好きだ。(競馬はあまり知らない)。アグリ・コタニの社長・みっちゃんと一緒に、美しい馬をもっていたこともある。

 わたしは、Appaloosa という馬が好きだ。

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どくとるマンボウ、逝く

2011-10-26 | 日記・エッセイ・コラム

                

 どくとるマンボウ・北杜夫さんが亡くなった。北杜夫さんは、歌人・斎藤茂吉の子。週刊新潮の『窓際OLのすってんころりん日記』の、斎藤由香さんのお父さん。

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 わたしが中学生のとき出版された、『どくとるマンボウ航海記』(1960年)など、どくとるマンボウ・シリーズは大ベストセラーだった。精神科医のベストセラー・エッセシストだけではない。純文学では、『夜と霧の隅で』で芥川賞を授賞して、そのあと、大作『楡家の人びと』がある。

 北杜夫、遠藤周作、そして、わが敬愛する開高健。わたしたちが中学、高校の多感なとき、バリバリの創作意欲で書いていた、昭和の文豪が亡くなっていく。(野坂昭如さんは健在か?)