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古い曲が気になる

思い上がった平野復興相

2011-10-18 | 日記・エッセイ・コラム

             

 産経新聞とTBSテレビしか報道しないが、野田内閣の閣僚が、また、ごうまんで愚かな失言だ。

 還暦近い、いい歳した公人が、公の場でニタニタ笑いながら口にする言葉ではない。ましてや、担当の震災復興大臣だ。大震災の多くの犠牲者を愚弄する発言だ。と、考える、普通の人間的、常識的感性がないのだろう。民主党の大臣は、どいつもこいつも、なにをかん違いして舞い飛んでいるのか。

 「逃げなかったばかなやつがいた」……いくら高校時代の同級生のことであっても、自然災害で亡くなった人に対して、よくもこんな無神経な言い方ができるものだ。思い上がりのきわみだな。いま、何万人という遺族が、悲しみのなかで、大切な家族を救えなかった自分自身を責めて苦しんでいる。

 「逃げないバカがいた」? ちがう。さまざまな状況で、逃げようとして、逃げられなかったから亡くなったのだ。

 2万人をこえる人たちの、一周忌、新盆さえむかえていないのに、民主党の政治家たちは、ニタニタ笑いで、人の死が、たのしいのか? 

 こんな思い上がったやつが、ありがたくも、わが日本の国務大臣だ。じぶんがどういう立場で、どういう職務で、どれほど発言が注目され影響力があるか、こいつは、まったく考えてない。ということがよくわかる言い草だ。そして、苦悩している被災者にたいして、まったく思慮というものがない。国民をナメきっているわけだ。

                   

    平野復興相  震災犠牲者をバカ呼ばわり  そして、釈明 http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4854730.html

    怒りの被災者「母はバカだから死んだのか」http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111018/dst11101820510011-n1.htm