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古い曲が気になる

滝口康彦傑作選、とどく

2011-10-08 | 日記・エッセイ・コラム

     

 秋深まって、朝起きるときは、まだ暗い。このところ、起きてすぐ聴くのは、ハイドン。しびれる。今朝は、カラヤン指揮のベルリン・フィルで交響曲第103番と第104番を聴いた。

     

ハイドン:交響曲103&104

(このロンドンレコード(デッカ)盤のCDは、ウィーン・フィル。わたしが今朝聴いたのは、ドイツ・グラモフォン盤でベルリン・フィル、1981年と1982年の録音だ)

 中央図書館に予約していた、滝口康彦傑作選 壹・士道無残が近所の分館にとどいた。いま上映中の松竹映画、市川海老蔵主演『一命』の原作『異聞浪人記』はすでに読んだので、『綾尾内記覚書』から読みはじめた。おもしろい。仇討ちの話だ。理不尽で、凄惨、無残な話だが、おもしろい。これも十分映画にできるストーリーではないだろうか。

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 今回、ノーベル賞文学賞を授賞したスウェーデンの詩人、トーマス・トランストロンの邦訳本『悲しみのゴンドラ』を図書館に予約した。予約順位が3番目だから、読めるのは早くて1ヶ月後くらいだろうか? (国会図書館まで出かけようか……インターネットで、英訳されたいくつかの詩は読めるのだが、純粋詩を真に理解するほどの英語力はない)。

 これまで、どんな賞でも、賞を受賞した作品を読みたいと思ったことはないのだが、なぜかこの詩人が気になる。わたしも歳をとって、ミーハーになったのだろうか?

                 

 佐藤純彌監督の『桜田門外ノ変』(2010年 東映)をみた。主演は、大沢たかお。原作は、吉村昭。

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