すこし前に、ラジオ番組のS盤アワー、そのDJは、帆足まり子さんだった、と書いた。するとマッキーさんが、「帆足まり子さんの息子さんと友達です。ベーシストで、日曜日に銀座のタクトでライブがあります」と知らせてくれた。バンドは、東京Jajouka (ジャジューカ)。
東京・銀座タクト http://www.ginzatact.co.jp/tact/index.html
きょう、YouTubeのS盤アワーをチェックすると、帆足まり子さんのご子息のコメントが載っていた。
S盤アワー http://www.youtube.com/watch?v=3LACcAHGTg4
今夜は、なぜかアリソン・クラウスを聴いている。若いときは、カントリー・ミュージックがなんだかかったるくて、じじ臭くて、ロックやアメリカのポップスの基礎と知っていても、いまいちノリきれなかったものだ。
エルビス・プレスリーが歌うカントリーが限界だった。(ガキのときから、エルビスの熱烈ファンだったということもある。少年のころは、エルビス・プレスリー全肯定だから、エルビスが歌うなら、カントリーでもゴスペルでも、なんでも最高だったのだ。エルビスは生きている、とエルビスのコスプレ大会をやってるアメリカ人たちを、ジョークと笑えない。気持ちは、『俺もいっしょだ!』と妙に共感している)。
いま、ジジイになったせいか、カントリー・ミュージックがひどく心地いい。
アリソン・クラウス&ユニオン・ステーション Dimming of the Day http://www.youtube.com/watch?v=7AvI1BH4KYo
この美しい曲 Dimming of the Day のオリジナルは、リチャード&リンダ・トンプソン。
リチャード&リンダ・トンプソン Dimming of the Day http://www.youtube.com/watch?v=s6kjCd7QRbw
アリソン・クラウスは、2007年、レッド・ツェッペリンのロバート・プラントとデュオ・アルバムを発売した。カントリー・ミュージックのビッグスターのひとりだ。歌はもちろんすばらしいが、14歳のとき、天才フィドラーとして鮮烈にデビューしたフィドルの名手でもある。
フィドルとヴァイオリンは、まったく同じ楽器だ。クラシックで使うときは、ヴァイオリンといい、カントリーやブルースで使うときは、フィドルなのだ。フィドルは、英語、ヴァイオリンはイタリア語。
だから、ミュージカル『屋根の上のヴァイオリン弾き』は、フィドラー・オン・ザ・ルーフ Fiddler on the Roof となる。
しかし、ヴァイオリンとフィドルに決定的な違いがある、という。それは、もし、フィドルにビールをこぼしても、だれも怒らない、ということらしい。
アリソン・クラウス&ユニオン・ステーション Stay http://www.youtube.com/watch?v=32_BE6Pf6x0&feature=related
ブルーグラス・オール・スターズ Bury Me Beneath The Willow http://www.youtube.com/watch?v=jzA68Ohwke4&feature=related
ロバート・プラント&アリソン・クラウス Please Read The Letter http://www.youtube.com/watch?v=axhLruo9SqA&feature=related
アリソン・クラウス&ユニオン・ステーション オフィシャルサイト http://alisonkrauss.com/