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古い曲が気になる

クラシック・ホンダ・シビック

2011-10-29 | 日記・エッセイ・コラム

                                                

 道東道の夕張・占冠間が開通して、これで、札幌・帯広間の高速道路は完全につながったのだろうか?

 わたしは北海道にいたとき、この夕張・占冠の間の林道を走ったことがあった。とんでもない山奥のところどころで、巨大な橋脚のような建造物の工事をみた。不気味な光景だった。あれが高速道路の橋脚だったのか? あれから20数年、なんとも長い年月をかけたものだ。と、考えながら歩いていると、不思議なことがあった。

 携帯電話に、小樽に住む友人から電話がはいったのだ。話をするのは、ずいぶんひさしぶりのことだ。

 「1987年に、車に乗せてもらって通った、夕張と占冠のあいだの、高速道路が開通したよ」という。夕張・占冠間の高速完成を知らせてくれたのだ。

 この高速道路開通の記事は、十勝毎日新聞社のウェブサイトで知っていた。電話がきたときちょうど、むかしその友人を助手席に乗せて、占冠村の林道を走ったときを思い出していたのだ。

 『あれは、1987年だったのか……』と、正確な年を覚えている、友人の記憶力にも驚いた。

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 このときわたしは、10万円くらいで買った古いホンダ・シビックに乗っていた。1970年代終わりころのモデルで、このような小豆色の車だった。(この車とちがって、3doorだったが)。この小さい古い車で、北海道じゅうを走りまわっていた。手に入れた時すでに、走行メーターがひと回りもしたような車だったが、一度の故障もなく、アイスバーンの日高山脈を駆け上って札幌、函館まで走ってくれた。

 そのころ、オートバイは、ホンダのGT400ウイングに乗っていたので、この小さい古いホンダ・シビックの走行に惚れ、すっかりホンダのファンになってしまった。日勝峠のスケートリンクのようなアイスバーンを上るとき、前輪駆動は、じつにたのもしい。このシビックで、その威力をはじめて体験した。

 いつかまた、この小さい、1970年代のクラシック・シビックを手に入れたいものだ、とずっと思いつづけている。

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 このドイツのサイトにある、1979年のシビックは、5,900ユーロで売っているようだ。

                      

    ホンダ・シビック 1979年6月終了モデル  http://www.honda.co.jp/auto-archive/civic/2-3door/1979/line_up.html