tnlabo’s blog   「付加価値」概念を基本に経済、経営、労働、環境等についての論評

人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

先走る?株式市況

2018年01月04日 20時58分35秒 | 経済
先走る?株式市況
 今日は仕事始めです。
 われわれ年金生活者には相変わらずの静かな日ですが、思い出してみれば、今日からは仕事だと緊張した日々もありました。

 東京証券取引所では今日は大発会、昨年から「日本経済はいよいよ堅調な前進へ」といった感じを持っているtnlabo としては、今日の相場展開はどんなことになるか、興味を持っていました。

 昨年は大発会で250円ほど上げましたが、月中に至ってじり貧という状況だったと記憶しますが、今日は寄り付きで、400円を超える値上がりになっているので、実体経済もしっかりしてきたが、株式市場の方は大分強気だなとびっくり。
 
 家内は単純に、アメリカが上がっているからでしょうと一言。それもそうかなと思っているうちに午後には上げ幅600円を超え、3時過ぎになったので、引けはいくらになったか見ると700円を超える値上がりになっていてまたビックリ。

 ニュースでは26年ぶりとか言っていて、1990年バブル崩壊で38,000円からの暴落途中の水準にまで達したようです。
 株式市場の事ですから、明日はまた下げるのかは解りませんが、実体経済は順調ですから、「基本的には市況関係者も強気かな」などと思っていました。

 7時のニュースでは、三大証券の方が、それぞれに、今年の到達点として、日経平均25,000円、26,000円、27,000円を挙げていました。
 証券会社の方々ですから、強気の発言は当然ですが、日本経済にとっても下がるより上がる方がいいのは当然ですから、半分信用したいと思います。

 アメリカのダウ平均の史上最高値は、 ゴルディロックス状態ではないかと(トランプ政治の不評、双子の赤字の心配などで)思ったりしているところですが、日本の実体経済はもう少ししっかりしているように思っています。

 マネーマーケットのボラティリティが大きいのは自然かもしれませんが、長期で見れば、矢張り実体経済の反映でしょうから、国際政治や為替環境、さらには日本自体の経済政策・労働政策、税制などの失敗が、安定した堅調な経済の邪魔をしてくれることのないように、心から願いつつ、今年の株式市況も見ていきたいと思っています。