画像の『DAYTONA MANIA』を先週、買ってみました。
紙質はちょっと難です。
内容的にはちょっとしたディテールの違いは、指摘されるまでわかりません。
いやはや、よくもまぁこんなに比較したものだと、笑
これ、仕事でなくて、コレクターしてやったら、世界一のロレヲタです。
早速、私の5桁デイトナと比較しましたが、すべての個体でこの本と整合性がとれていました。
ありがとうございます、笑
世間では、1652✖系デイトナか11652✖系デイトナかで好みが分かれますが、私は前者の5桁デイトナが好きです。
そもそもですが、私がロレックスを購入しだした1992年頃には当然この5桁デイトナ16520がスーパースター
として独り勝ちの時代でした。
地方の都市に行けば、4桁のデイトジャストや5桁のペプシがしばらく売られていました。
まだ、個人商店のロレ小売販売店がたくさんあったよい時代ですが、ほとんどデイトジャストか、よくてペプシしか置いてありませんでし
たが。だいたい5本程度のロレックスがショーケースに並んでいるだけでした。
また、バックルがクラスプの時代のスポロレで育ち、ラグが、ヘアライン仕上げを見慣れていたため、必然的に
5桁となります。
また6桁のデイトナは同じ素材で比較しても5桁物よりも重く感じられ、ツルツル、スベスベ感があって、
正直気持ち悪いです。バキバキ、キレキレ感は6桁から消滅です(ヨットマスターはその先発)。
このバキバキ、キレキレ感は大切で、ロレックスのオイスターケースを作る際、非常に手間やコストがかかってしまいます。
ツルツル、スベスベでオイスターケースを作ってしまえば2度手間にならずに済むからなのです。
そんなわけけで、6桁のデイトナはコレクションとしては非常に短命でした。
エルプリメロのエボーシュを利用したムーブメントキャリバーであったことなんぞ、私には関係なく、
見かけがすべてです。
おそらく、6桁デイトナを推奨する人は、1990年代の動向を生で味わえなかった人と言えます。
どうみても、6桁のインデックスの太さは不格好です。
なので、6桁をどうしても買いたい方は、無垢や、コンビで宝飾文字板にしたほうがよろしいですね。
また、16519や16518と比較して116519や116518のアラビア数字の数字の小ささが感じが悪いです。
それにしても、4桁のスポーツモデルのパーツと年式との整合性を気にしなくてはいけない時代になっているのでしょうか。
でも現実的に、最近の細かすぎるディテールの違いで買取価格に差が出ることはありません。
なぜならば、買取店には専門店のようなロレプロがいないからです。
私でも知っているようなディテールの違いは誰でも知っていることなので同じモデルでも価格差は生じます。
例えば…4桁のスポロレでいえば、
1019の文字板の秒間隔が細かい前期、前期でもギルトの黒が超希少とか、
1680ゃ1665に赤サブや赤シードもあって巻ブレスもあって、バックルに逆クラウンがある、とか、手巻きのデイトナのプッシャーが交換
されていない、とか、DAYTONA表記がないとか、などが有名です。
基本的にMARK〇型、という違いによる買取価格差はありません。
しかしながら、最終型と初期型に価格差は特化しており、中間の凡庸なタイプは、みなごった煮のようなものです。
基本的にパーツ交換は、どのモデルも最終型のものがつかわれますが、特に文字板は、最終型にもなかった、ニセタものになりますので、
文字板だけは気を付けたいものです。
いずれにしても、希少な個体は、ロレックスのプロショップか海外のオークショニアにお任せすることが
無難でしょう。
しかしながら、レアな個体はオーナーであるロレヲタ自身が認知していることなので、クロノ24に出品することも
よろしいかと思います。
今回のお話はこれまでとさせていただきます。
ご拝読ありがとうございました。