PATEX HUNTER

マルクス経済学の視点で、「パテック・フィリップ」と「ロレックス」の世界を中立的私見で、社会科学的に分析しています。

万物は流転する

2023-08-04 | ニュース
(Rolex D-D 218238RG)



「万物は流転する」

かつて安良城さんが好んで使った言葉だ。

いまこの時代、日本も人口減、中間大衆の瓦解、指導者不在の中で、流転をはじめている。

漂流、とでもいおうか。

私は定期的に旧帝大卒だけの仲間を集めて、勉強会を開いている。

早慶私大文系は入れない。

というのも三科目受験だけでは話になぜか拡がりを見せないからだ。

とにかく、私らの世代は、日本国と心中する覚悟があるが、

もしも、諸君のご家族で、10代の若者が居るとすれば、

悩まずに、日本を脱出するべきだ。

ガンダム最終回の、ア・パオア・クーのようなこの国に居ては、人生は人類として間違いなく台無しだ。


それから、結婚すること自体は、ご縁なので、

する、しない。の意思は論外で、できる、できなかった。の行動の結果は仕方がない。

だが、結婚して、自分たちの時間を大切にしたいから、自分たち二人でよい、子供はつくらない。いらない。という、身勝手な見解に

甚だ笑ってしまうのは私だけではあるまい。

人は一人では生きられない、一人で生きていけるのは鳥や獣だけ(黒澤明『乱』)

や動物学者によれば、動物が生きている目的は子孫を残すことであり子育てをすることが動物本来の姿である、

とも言っている。

ディンクス主義の人間の親は人間ではなく、祖父も、曽祖父もそのまた各両親もいなかったのだろう。

だから、家族、一族、一門の世代引継ぎのリレー、を自身一代で断念してもなんとも思わないとは恐れ入る。

ご先祖になんと弁明する気なのか?

ディンクス?

単にそう言っている間に年齢を重ねて、終には不妊となって後悔する夫婦は後を絶たない。

だってさうだろう。

夫婦ケンカをせず、仲良く全うしたとしても、必ず片方は死ぬ。

そしていずれ片方も死ぬ。

そんな状況で、家や車、貴金属の処理を誰がやるというのか。

葬式から埋葬までこまめに親身に誰にやってもらうというのか。

親身には絶対にならない金で雇われた傭兵、他人に自分の葬式なんてやってもらいたくはないし、動産、不動産、財産も

親戚や国に没収されるなんてまっぴら御免だ。

仕方なく子なし家庭になってしまった方たちの税金は軽減してあげたほうが人情、というものだろうが、

この国の硬直化したシステムはなかなかである。

それに、ディンクスは国連決議のSDGsに反している。人類にとっては持続可能ではないからだ。

そんなことを考えつつ、今日は、218238を着けてクソ暑い外には出ず、社用車で移動している。
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